しんみりと古典を読んでいました。
胸が締め付けられる思いの句を選んで味わっていました。
「梓弓(あづさゆみ)
引けど引かねど
昔より
心は君に
寄りにしものを」
(伊勢物語)
ほかの男が、私の心を
引こうが引くまいが、
昔から私の心はあなたに寄り添っていましたのに。
「梓弓」は「ひけ」の
枕詞。
「梓弓
ま弓 槻弓(つきゆみ)
年を経て
わがせしがごと
うるはしみせよ」
(伊勢物語)
長い間、私があなたと仲むつまじく暮らしたように今度の夫ともむつまじく暮らしなさい。
ウーン!
なんで、別れたのだろうか?
男と女にはいろいろあるからね。
心が通じている者同士が別れるのは辛いよね。
言葉とは話す
手段ではない
生き方 姿勢
心の有り様を
伝えるものなのだ。
そう感じました。
合掌
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