生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

六根清浄

2021-04-29 04:35:28 | 日々の暮らし

山登りや険しい坂道をのぼる時に口に出る
『六根清浄』(ろっこんしょうじょう)という言葉があります。
これは、人生道で迷いを生じさせる目、鼻、舌、耳、身(触覚)の五感と、第六感と言われる意(意識)を浄めることを六根清浄といいます。
険しい人生を山道にたとえ、登りながら、六根を浄める。頂上に到達すると何となく身体中が軽くスッキリとする気がします。
季節がよくなったら
山登りもいいかも知れませんね。六根を浄めれば次なる景色が見えて来るかもしれません。ある程度の苦しみストレスを乗り越えなければ喜びを感じないものだから。山登りができなくても、ビルの階段、坂道、神社仏閣の階段登る時に六根清浄と口にしましょう。皆様の身も心も清らかになりますように祈願。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涙の雨

2021-04-29 04:35:28 | 日々の暮らし

万葉集に「涙で曇り目も見えぬ」という歌がたくさんあります。空の雲でなく、目の雲を指しているのです。
日本人は涙好きな国民と言われています。涙の語源を調べると、「な」は泣く。
「み」は水。
「だ」は垂れる。
泣くと水が垂れてくる。そこから、涙ができたようです。
「瞳の中にも空がある
澄みきった空がある
晴れ渡った空がある
時折涙雲になり
涙の雨が降る
そのあとは
まぶしい空が
やってくる
涙雲のあとは
瞳の空が晴れ
輝きを取り戻すのだ。」
もう少ししたら晴れますから頑張りましょう。泣いてるあなたへの励ましの言葉。(東京の警察から電話があり部屋で弟が死んでいたと連絡来てから1年になりました。身体障害者で良く頑張って生きたねと褒めてやりました。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

苦中の楽

2021-04-29 04:35:28 | 日々の暮らし

古典の中に、「静中の静、楽処の楽は真実ではない」という言葉があります。
静かな環境の中での、静かな心は本当の静かさではない。
騒がしい環境の中で、心を静かにすることができて始めて本当の心境という。また、楽しい環境の中での楽しい心は本当の楽しさとは言えず、苦しい中で心を楽しくすることができて、本当の心境だと言えようという意味の言葉です。
静かな所にいけば、心落ち着くが、人生そんな環境など寝ている時にしかない。
楽しい時は誰しも楽しいに決まっている。悲しく、苦しい時に楽しみを感じてこそ真実の楽しみなんだ。これを「苦中の楽」という。
古代の人は意味深いことをいいますね。
今の自粛生活の苦難を自分を成長させる試練だと思って楽しさを見つけましょう。
ここでも心癒され勇気が湧いてくれますように祈願しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする