生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

慈悲の衣

2016-03-10 18:51:37 | 日記
夜勤明けでプールと銭湯に行ってきました。

足がパンパンでしたが、水の中に入ると、
筋肉がほぐれて柔らかくなりました。

さらに、銭湯で温まり疲れがとれました。


今日は月影について述べたいと思います。

「水に映る月影は

仮のすがた、肉体に

宿る自我もまた

空(くう)である。

如来は人のために

真理を説く、その大い

なる慈悲を衣としよう」

(空海)

満月の晩、池や沼の水面には、

くっきりと月の姿が映ります。

水を張った器を置けば、その器の数だけ

月の姿も増えていきます。

しかし、それらはあくまで仮の姿で


大もとは天空で輝く

月そのものです。

月は如来であり、

その光で自分の心を

照らすことが、大いなる


慈悲を心に導き入れ、

仏と一つになることなのだと述べています。

空海は大いなる慈悲の衣になって

多くの人の魂を救ったのです。

難しい表現ですが、

月の明かりは仏の光、

その力を借りて

人々を救おうとしたのです。

私も見習いたいと

努力しています。

皆様も仏の明かりに照らされ



慈悲の衣で


歩まれますように


合掌


コメント
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