カレーなる隣人

カレー(華麗)なる隣人。それは日々街の至るところで出会ってしまう、すくうカレースプーンの先に映る人間像

於:服部珈琲舎

2008年05月29日 | 隣人(カレー)
いいよなー、こんなところに土地持ってたら。

そんな羨ましい気分になるのが、池袋駅西武口の横断歩道の正面に位置する服部珈琲舎。

いろんな経営努力もあるけど、あの立地は大きいよね。

その珈琲屋さんが、カレーを始めたので覗いてみた。

1050円のビーフカレーは、若干その立地代が含まれているかな?

さて、カレーが運ばれてきて、いざ食べようかと思ったときのことだけど、ガラス越しの隣人が出現!

このお店ガラス張りで通路に接しているんだけど、そこを通りすがった若者が、腰をかがめ、ガラスにかなり接近して私のカレーを凝視してきたので、その食いつきぶりに思わず犬を想像してしまった。

でも、私はびっくりしません。

以前、私は中国の広東省、広州駅前の露天の食堂で飯を食っていてた。
3品くらい注文してしまったので、そのうちのひとつのなにかのおかずを確かに残そうと思って、しばらくそれには手をつけなかった。

すると、変な人が出てきて、私の料理を何も言わずに下げてしまったのだ。

しかも、それを持っていく方向は、店内ではなく外のほうだったので、不審に思った私は後を追いかけていくと、少し離れているところでそれを手づかみで食っているそいつがいた。
「おい、俺の料理を返せ」
と言うと、そいつは振り返ったが、手と口は動かし続けている。すごい執念だと思った。
仕方なく私は、「あっちいけ」
と言ったが、広州は恐ろしいところだなという印象を持ってしまった。

まあ、そんな経験があったため?カレーを凝視されても大丈夫というわけです。


★ビーフカレー 1050円

於:♭フラット

2008年05月27日 | 隣人(カレー)
古いビルの奥にあるひなびた喫茶店?夜はスナック的なお店。

家庭用ガステーブルに、テフロン加工のフライパンで調理してくれているのがカウンターから見えるので、当然カレーのお味も超家庭的だった。超うまい家庭のドライカレーだった。じゃがいもの小さな角切りなんかも入っていて、かなり好きですね。

ランチ客が一服すると、オーナーのおばちゃんも狭いカウンター内に座り、たばこを一服。

家庭的です。とくに載せてくれた目玉焼が。


★ドライカレー 650円

於:深夜の会社

2008年05月27日 | 隣人(カレー)
久しぶりに徹夜でーす。

隣人は、SさんとMさんだったという昨晩の話を書こうと思ったけど、今早朝の電車で帰宅途中、電車の車内でおっさん二人が口喧嘩してるのでそれを書きます。

優先席でふつぶてしく電話をしていたおっさんをもう一人のおっさんが注意したところから事は始まる。

注意されたオヤジが、なんかいたたまれなく、注意してきた人につっかっているありそうなパターン。

注意されたオヤジが素直に謝ればいいのに、注意の仕方が気に入らなかったようで。端から見てると、うぜえというか、口ごたえしてるオヤジを締めたくなってきます。

あ~、もう少しであまりにうざくて、参戦者が増えそうだー。

★カップヌードル カレーミルク 168円?

於:松屋

2008年05月25日 | 隣人(カレー)
「好評発売中?」

松屋の店内放送では、「クセになる辛さ、麻婆カレー」という宣伝が流れている。

「好評?ホンマなん?」

という疑いに満ち溢れた気持ちで、券売機のボタンを押す。


麻婆カレーは、カレーと豆腐を電子レンジでチンしないといけないようで、提供時間は若干かかる。

しかし、そのお味はなかなかグッド!
最近の松屋メニューの中では、結構いいバランスのような気がする。
にんにくの芽もたくさん入って歯ごたえと健康によさそう。


さて、本日は夕方から雨。
さっき電車の中では、僕の前に立っていたおじさんが、傘のしずくを滴らせていて、
おいおい、ズボンに垂れそうだよ、と思っていたけど、
同時に、
「傘って原始的だよなー、きっと1000年くらい変わってないよ」
たしかに素材が変わって、軽くなって、折りたたみになって、ボタンひとつで開けられるようになって。
でも基本は変わってないような気がする。
膜をひろげて、雨をさえぎる。そしてそのあとは水がしたたってしまう。


これっていつか変わらないのだろうか?

たとえば、雨が降ったら帽子や耳に小さな特殊装置をつけて、スイッチオン。
すると、頭の上に電子の膜がはられて、昔のコンバトラーVのバリアみたいなもんだな。
ちょうど半径60センチくらいのができてね、それで雨をはじいてくれるの。
人ごみで他人の傘と当たりそうになっても、電子だからぶつからない。お互いにすりぬけるような感じで。
もちろん、スイッチオフすれば、雨が滴ることもない。

そんな空想を雨の度に思うんだよな。


★麻婆カレー 490円

於:CoCo 壱(福知山)

2008年05月23日 | 隣人(カレー)
今日はO社長にCoCo壱に連れてきて頂きました。

「今晩もたぶんカレーだけど」と言うO社長。そう、社長の家では週末カレーが多いようなのです。連食覚悟でありがとうございます!

で、すいません、負けました。さっき私は夕食にライトなかけうどんを食べてしまいました。

CoCo壱売り出し中の「こく味噌あさりカレー」にも、バサバサとび辛スパイスをかけまくる姿にも惨敗な私でした。

於:フィッシュ

2008年05月22日 | 隣人(カレー)
世代間格差

隣人は3人だった。

注文はグリーンカレー×2にカツカレー×1だった。

若者2人がグリーンカレー、年配者1名がカツカレーという構図。

なんだか新しいものは拒み従来からの定番カツカレーにしがみつくオヤジと、新しいものを取り入れる若者のという先入観を一瞬持ってしまった。

だって冷静に考えると、カツカレーとグリーンカレー、あまりに違う食べ物なんだもん。大辛チキンカレー&キーマカレー 1180円

於:ココロ

2008年05月20日 | 隣人(カレー)
東神奈川に出来たドッグカフェ

今日は犬はいないけど。

カレーを食べながら店の表を見る私の視界を覆う隣人がいた。

彼女もカレーを注文した。しかも大盛り。私と一緒だ。

彼女は、お店の店頭に近いテーブルで表を向いたテーブルで足を組み、携帯片手に、もう一方の手でスプーンを握り、カレーをすくう。携帯電話には小さなハート型のクッションみたいなアクセサリーが2つくらいぶら下がっている。

そしてカレーをすくうスプーンはなぜか立っている。私はお洒落でもなんでもないので、カレースプーンは横に寝かした位置で持つことが多いが、カフェの女性はなぜかスプーンやフォークを立て気味に持っていることが多い。

以上のような情景が、(表が明るいので)半ばシルエットのような形で私の視界を覆っていた。

これこそ現代のカフェにいる女性のステレオタイプのシルエットだ。
(と思った)


★半熟卵とかぼちゃのキーマカレー 650円
※写真はお店のHPの似てるメニューのを借りました。かぼちゃがのってない?

於:デリー上野店

2008年05月19日 | 隣人(カレー)
先週デリーの田中社長にお会いしてから、やっぱり食べておかないとと思ったのが、上野店の月曜限定メニュー「カシミールプレミアム」

さつま赤鳥とインカの目覚め(じゃがいも)のコラボレーションで、料金アップ(通常カシミールは900円でプレミアムが1200円だから300円)分は全て原価で利益は大きくなっていないというプレミアムな顧客志向のカレーです。

実際、鶏肉は程よい弾力と歯ごたえのある肉肉しさが伝わってくる感じだし、インカの目覚めは初めて食べたけど、さつまいものような甘さです。
心なしか、普段よりカシミールの辛さがまったりとしていて食べやすかったような気がします。


隣人2人組、といってもテーブルで背中合わせののサラリーマンで、彼らも同じくカシミールプレミアムを頼んでいたが、一人の辛さはベリーホットだった。
ホット ⇒ ベリーホット ⇒ベリーベリーホットと上昇していくらしいので、私の2段階上を行っている。別に私は行きたくありませんが。

その二人組は、辛くて最近有名な蒙古タンメンの話もしていたので、きっと辛いもの好きなんでしょう。

カレーが運ばれて早速食べるの開始。
「結構辛いっすね」
後輩らしきベリーホットを注文した(させられた?)隣人が言っていた。

そして3分ほど経つと、今度は
席の後ろから「はあ、はあ、ふー」みたいな吐息が聞こえてきた。

時間が経つほどに、その吐息は連続していく。

後輩くんはかなりしんどいはず。

はっきり言って、話なんかするどころでなく、口のほてりを覚ますのとこのカシミールをどう食べきるのかということに神経を使いたいはず。

それでも先輩の話しにつきあっている。会話をしている。

偉いなー。



★カシミールカレープレミアム 1200円

於:スティック&スプーン

2008年05月15日 | 隣人(カレー)
会社の後輩Mと御徒町で、目指すカレー屋を探すも、なんとなくその店があった場所ではゴーゴーカレーが元気に営業していた。どうやら変わってしまったらしい。

仕方なくカレー以外の食べ物に妥協しようとしたとき、Mがカレーとハンバーグの店を発見した。

ちょっと長いネーミングだけど「幸福と情熱のハンバーグカレー」は、ハンバーグ屋だけにハンバーグは◎、カレーも濃厚な黒カレーで美味しいです。

店には大型テレビがあってサッカー放送がされていて、女性スタッフもサッカーユニフォームのような服装をしているところを見ると、夜にはスポーツバーになるのだろう。

あまりサッカーに詳しくない私は、一人の女性スタッフが着用しているユニフォームの背番号について尋ねてみた。
「背番号82って誰ですか?」

「あ、これ関係ありません!82でハニーです。」
と元気に答えられてしまった。

たしかに幸福なハンバーグかもしれない。


★幸福と情熱のハンバーグカレー 1200円

於:マーブル

2008年05月13日 | 隣人(カレー)
昔、学生のときにホテルで結婚披露宴などのウェイターをしていたことがある。

メインのお肉も出し終わり、テーブルの上のものを下げにいくと、たまに、

「あら、ちょっとウーロン茶でも頂こうかしら。ひとつ頂ける?」

なんて、おばさんに声をかけられるときがある。

すると、それに続いて、

「私も」「私も」「私も」・・・・・・・

と、連れションのように連鎖して続くことが結構あった。

そんなんで苦労してテーブルまで運んだウーロン茶だが、あまり飲まれることはないのが一般だった。

「ほんと日本人は自主性がなくていかん、もっと自分の意見を持ってほしい」

なんて自分勝手な主張を心の中でしていた、とんでもなくサービス心のない私だった。



さて、マーブルのカウンターの両隣の隣人は、二人とも、
インドカレーにサラダをつけている。
そしてまたこのサラダが結構立派で、ついつい私も欲しくなったのだが、前段の記憶もある。
そんな人に釣られるような真似は、なんとなく気が進まない。影響を受けたようでちょっと恥ずかしい感じもする。

という、お店にとってはどうでもよいことを頭の中でめぐらせた。

そして5秒後

「すいません、私もサラダください」

誘惑に負けていました。


運ばれてきたカレーは、うわさに違わず、インドカレーとは名ばかりのビーフにとろみ、濃厚な味わいの欧風カレー丸出しだった。
唯一、意外と辛いところと運んできた女性がインドというかアジアっぽいところが多少インドかな?と思うくらいである。

しかし人気店のような繁盛振りに味は納得。
有楽町駅からすぐ!有楽町ビルB1階は便利かもしれません。




★インドカレー 800円 サラダ250円