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カレーなる隣人

カレー(華麗)なる隣人。それは日々街の至るところで出会ってしまう、すくうカレースプーンの先に映る人間像

於:元祖塩天丼

2009年10月27日 | 隣人の浮気(その他食物)
カレー天丼、とっても魅力的だったのですが、

すいません。

ネームバリューに負けました。

このお店は、塩天丼なるメニューで有名な下諏訪にあるお店であり、塩天丼を注文しました。

そしてさっそくぱくり。


うわ~、やっぱりネット情報はうそでなかった~。

「ふりかけ天丼だ」


けっして天婦羅自体はまずいわけではなく、600円でとてもおいしい天婦羅だと思う。しかし味はふりかけ。せめてゴマだけでもなくせばふりかけらしさが薄らぐと思うのだが。

隣人たちも塩天丼を食べながらなんとなく困惑の表情を浮かべているように見えるのは私の気のせいなのだろうか。

★塩天丼 600円


於:高遠そばますや

2009年01月11日 | 隣人の浮気(その他食物)
カレー以外の浮気が2レンチャンですみません。

昨晩のソースカツ丼がもたれたので、今日はあっさりとそばに決めていた。

こちらの伊那に着てから、

何度か目にした「高遠そば」の看板や文字。

なぜか、きちんと見るまでは「高速そば」に見えてしまう。

最初は高速道路のSAで始めた「駅そば」に対抗するようなものだとか、注文してから超速攻で出てくるそばなのかと思案をめぐらした。

しかし、きちんと見れば、「高遠そば」。伊那の隣町、今は市町村合併で伊那市になったようですが、伊那の隣の高遠のそばなのです。
高遠といえば屈指の桜の名所ですが、このお城にいた保科正之が会津へ転封されたときに伝え、それが残ったのが会津の高遠そばとのこと。本家はこちらなんですね。

そのそばの特徴は、
味噌をつかったつゆで食べること。

そのいわれだとか、そばへのこだわりだとか、脱サラしてまでのお店の開業記など、私も将来自分の店を持つときには真似したいような情報構成になっていた「ますや」さんのHPをご覧いただければもっと詳しいことがわかります。

ますやHP

ほんと結構面白いHPですよ。

タイミング悪く他のお客様が入ってきてしまって主人とは話せずじまい。まあ、また今度行こう。


お猪口一杯つゆ食べ放題 1000円

於:たけだ

2009年01月10日 | 隣人の浮気(その他食物)
長野県伊那の名物は、

ローメン
ソースカツどん

それに最近は、餃子も加えようとしているらしい。

前回伊那を訪問した際には、ローメンを食べたので本日はソースカツどんにゴー!

パンフレットに載った数あるお店の中から選んだカツどんは、写真写りと「にくやさん」が作るカツどんというフレーズに惹かれ、「たけだ」を選んだ。

カツはご覧のとおりの厚さでボリューム満点!
でも甘いたれは私は多少苦手かもしれません。

そして隣人は、観光客丸出しの私を除いて、皆、お肉やさんのレストランらしく焼肉や肉を使ったお鍋をワイワイ楽しくやっている。

隣の卓では、キムチ鍋を自分達で具材を入れて作るスタイルをやっているらしいが、そこにお店のおばちゃんが乱入?

「そんなんしてたら駄目よ。野菜は全部入れてしまう、ほらほら」

と言ってお客さんをたしなめている。大阪のお好み焼きやのおばちゃんのような世話の焼きぶりだ。しかしこれも伊那人の優しさの一端だと思う。


前回伊那に来たとき、路上で軽トラを止めて道を尋ねたら、「そこだよ、乗せていってあげる」って言われたり、

今日も、レンタカー屋で「地図がほしい」と言ったら、その場で別の車からはずしてカーナビを設置してくれて、あとコーヒーもくれたり。

見学先のアパートの大家さんは迎えと送りをしてくれたり

と、全部なんだかんだで車でつながってはいるんだけど、とても伊那の人はあったかいと思う。

これからここ伊那に住み始めるものとして、とてもそのようなふれあいを期待している。


★ソースかつ丼 940円

於:レストラン丘の上

2008年11月18日 | 隣人の浮気(その他食物)
こんなに贅沢なカップ麺は食べたことがない。


この病院は丘の上にある。そのため周囲には調剤薬局があるだけで、飲食店は全くない。
選択肢は、病院内にある喫茶店か売店のカップラーメン。
院内の喫茶店メニューにはカレーもあったがあまり期待もできないので、ここは久しぶりのペヤングソース焼きそばにした。

売店でお湯を捨てたりする場所を尋ねてみると、「喫茶店で食べてもいいですよ」だって。よく見れば、売店のレジと喫茶店は中でつながっていた。
さすがに喫茶店内でペヤング食べるのは悪いと思ったけど、病院内のベンチで匂いたてながらペヤング食べるのもかなり抵抗があり、お言葉に甘えることにした。
代金を支払うと私のペヤングはそのまま私の手を離れ、カウンターの中を通って喫茶店の厨房へ行ってしまった。

喫茶店に座って申し訳なく、テレビを見ながら待っていると、時間がやたら長く感じる。
カップ麺なのに喫茶店の席を使っていていいのだろうか?
そして、それよりももっと気になるのが、私のぺヤングを開封し、かやくを入れ、お湯を入れ、それを捨てて、さらにソースをかけてまぜてくれるという、自分でやれば当たり前の一連の行動をいざ人にやってもらうと思うと恐縮してしまう。
フルサービスカップ麺であり、なんとも贅沢ではないか。

セルフサービスとフルサービスの大きさの違い、人がひとり動くという意味を実感してしまった。

★ぺヤング 168円

回転寿司屋にて思う

2008年09月09日 | 隣人の浮気(その他食物)
「オヤジの耳に100円玉が。」


ついこのまえ、
「何で俺ってカレーを食べ続けているんだろう?」
という、ある意味聞いてはいけない、特に自分には。そんなタブー的な思いが頭をよぎった。

しかし、次の瞬間には、
「オリンピックで金メダルとるような選手も、『なんで私このスポーツやってるんだろう』と考えたりして、引退を考えたこともよくあった」なんて最近のテレビで言ってるじゃん。きっと俺もカレーのより高い極みに到達するためのステップだな」なんていう、超プラス発想に切り替わった。

しかし、さすがに今日は魚が、そして刺身が食べたくなり、下車した川崎駅近辺を見回してみると、回転寿司屋の看板が目についたので、「回転だけどまあいいか」ということで、魚食いたさに入店した。

でもやっぱり回転はあんまりおいしそうではない。そんな後悔を強めながら3皿くらいを食べてみた。
そして最後はやっぱり、いっとくかということで注文することにしたのが、
「大トロ」
値段は、
「130円」
正式名称は、
「サービス大トロ」

「サービス大トロください」
カウンターの職人さんに向かって声に出してみた。
でも、なんかおかしい。
「130円という明らかにおかしい、(おそらく)大トロでないものに向かって、大トロ」という行為。
ある意味、黒を白と言っているにも近い感覚だ。


そして、お会計のレジ前では、店員の後ろに張られた張り紙に目がつく。
「当店では、レシートのお渡しを徹底しております」
別にいらないレシートだけど、受け取る心の準備をした私。
しかし、店員はレシートを渡す気なんか微塵もないくらい、「はい、450円のお返しです」と言ってジャラ銭を私に手渡してくれて、それっきり。「ありがとうございました」と言われた。
「明らかにやるべきこととして規定されているにも関わらず、まったくの無視」
これも奇妙な感じが私を襲う。

そして、ほんとに店を出る際、
カウンターで寿司を食っているオヤジが目に入ってきた。
そして私はなぜか耳を見てしまった。
なんとオヤジの耳には100円玉がはめられていた。

もう何がなんだか、どうでもいい虚構の世界「回転寿司」だった。

この回転すし屋での3連発の体験は、私に「不一致の気持ち悪さ」を再認識させてくれた。

自分が言ったことをやらない
自分が正しいと思ったことをやらない
本来の自分ではないような気がする
その場かぎりのことを言う
お世辞ばっかりで全然そんなことは思っていない
もっと借りてほしいのに「バランスが大事」とかいい人ぶってやってるサラ金CM
KY重視で周囲に合わせすぎてる自分

みなさんには、そんな不一致の感覚ありません?

於:くすのき

2008年03月05日 | 隣人の浮気(その他食物)
「自然発生的」


カレー外です。

ここ最近私を若干カレーから遠ざけている食べ物が3つある。

この突き詰め方は、ここ数年来なかったような頻度で食べているかもしれない。


1.酢豚
2.メンチカツ
3.ふ菓子

手軽さゆえ、3,2,1で頻度は高まっているが、

ふ菓子は週5くらい、コンビ二で買っているし、

メンチカツは週2くらい、デパートや商店街で見かけるとがぶつく、

酢豚は週1くらい、中華料理屋を見つけては食べてみる


こんな感じで食べているのだが、さっきも言ったとおりここ数年来自分の中でも珍しいくらいハ

マッているので書かせて頂きました。

そして今日は家の近くの「とんかつ屋 くすのき」でメンチカツ定食を頼んだ。

過去に2回「メンチ売り切れ」という痛い目に遭っているので心配したが、3度目の正直。

今日は無事に注文できた。


運ばれてきたメンチには、お肉の他にキャベツが刻まれて入っていた。
これはまさしく私が3日前に食べた「サティ内惣菜屋のキャベツメンチ」と一緒じゃん。

お肉のジューシー感は減少するが、キャベツによるあっさり感で、これはまたおいしいのである


特に今日のキャベツメンチは、かなりキャベツの割合が多めなので、ある意味お好み焼きのよう

な味わいもした。

しかし、サティとこのくすのきは直線距離で100メートルしか離れていない。

どちらかがパクッたのか、横浜の風土が「自然発生的」にこの地域にキャベツメンチなる逸品を

生ませたのかは私にはわからない。

そんな感慨に浸っていると、

「おおー、びっくりしたー」

と隣人が叫んだ。

見ると、ご飯のお椀が「自然発生的」に見事に割れてしまっている。

そんなことがあるもんかと、当の本人とお店の人もびっくり顔で対応している。

「大変すみません」

と言いながら店員が運んできた新しく盛られたご飯は、
「自然発生的」に大盛りだった。

お客さんも「こんな食べられないよ」と言ってはいるが、
やっぱりここは自然発生的に大盛りでないといけない。
お店側のせめてもの罪ほろぼし。食べられる食べられないは関係ないのである。

こんなときの飲食店の自然発生的な論理である。

於:木更津駅前そば

2007年07月21日 | 隣人の浮気(その他食物)
久しぶりに「隣人の浮気」です。そばをのっけちゃいました。

実はここ数年、おいしい駅前そばを発見できていない。
昔は新横浜駅の横浜線ホームにあったそば屋のてんぷらがおいしくて好きだったのだけど、某チェーン店に合併されてからは味が変わってしまった。

そもそも駅前そばなんだから、高すぎる期待はこっちの間違えでそこそこのところを求めていかなければいけない。
私の場合、とりあえず

①そばの断面が丸くないこと(あ○さい系は麺が丸くてなんだこりゃ?ラーメン製造機で作っているのかと思った)

②てんぷらを店内で揚げていること(かきあげの具に何が入っているかなんて気にしない。すくなくとも店内で揚げてくれればいい。某チェーン、これもあ○さいかな?なんかの丸い形に整えられてるかきあげが最悪。緑のたぬきに入っているようなあの丸さは勘弁)

③汁については特に要望なし(一応関東人なんで濃い味でいい。店外にかつおだしのにおいをプンプン匂わせて食べる前の期待値をあげてくれればOK)

これでも結構うるさいのかもしれないけど、そんな私が今日出会ったのが「木更津駅前そば」、そして多くの隣人であった。

ここのかき揚げそばは390円、決して安くはないけど、今までと違い私の中に響くものがあったのだ。
まずはそば、当然断面は角型で、それもやけに細め、若干のコシもあるように思え、一瞬茹で上げそばか迷ったくらいだというのは言いすぎだろうか?
そして注文前にチェックした店内で揚げているかきあげ。(もしてんぷらを見て店内揚げでなかったらそのまま店を出るつもりだった)そして汁はそばを食べているとあっさりしているけど、直接飲んでみると濃い口だった。
あとは、薬味のねぎに加え、みつばがのっていた点もポイント高い。

でも私が「隣人の浮気」として書いてしまった理由は、美味しいそばよりやっぱり多彩な隣人だったと思う。

まずは店内の大きなまな板の上でメロンを切っているおばちゃん。どう考えても、どんなメニューにも、どんなに小さいカットといえども、この駅前そば屋でお客に提供されるはずのない代物。どう考えても自分達で食べる用だ。それが公然と店内調理場のど真ん中にしつらえられたまな板の上で切られている光景がいい。

店長らしきおっちゃんは威勢はいいけど、「すみません」ばっかり。一人のお客の「あの卵頼んだんですけど・・・」に対し、「あー卵ね、すいません」と完全後付、そもそも注文聞いたときに覚える気すらなかったんちゃうか?と思えるくらいだ。
その他、”わかーりやすい”隣人の客は中学生か高校生の男子二人組、定番どおりかけそばの次に安いと思われるたぬきそば大盛りで腹を満たしているし、禿げたおっさんはわかめそばを注文していた。

木更津で既にこのようなローカル状態。
これからさらに南下して、地元の祭りに向かう私にはもっとローカルな出会いと隣人が待っていそうだ。

於:稲庭

2007年04月11日 | 隣人の浮気(その他食物)
秋田って言ったら何だろう?

秋田美人、秋田小町、なまはげ、ハタハタ、比内地鶏、八郎潟、そんなものが浮んでくるけど、各地を体験したいと思ったらやっぱり美味しい郷土料理を食べにいくのが一番手っ取り早い。美味いもん食って幸せな気分になって、それからそこで会話を楽しめばきっとたくさんのことがわかると思う。

今日はあのマネーの虎で有名な安田さんが赤坂に新たにお店をオープンさせたというご案内を頂き行ってきました稲庭うどんと秋田料理のお店「稲庭」。安田さんは秋田ご出身ということもあり以前にオープンさせている「秋田郷土料理なまはげ」も有名であり、今回もご自身の故郷の料理ということで気合が入っているらしい。

最後に出てくる締めのうどんは秋田の老舗「佐藤養助商店」でこれまたその締まりがうまい。
でも本日とくにご紹介したいのが、写真のあれ、
「男鹿半島の石焼」
です。
人肌程度のだし汁が入ったたらいの中に魚介類をぶっこみ、熱々石によって仕上げられる豪快な料理である。石は厨房で800度くらいまで熱せられ、それをたらいに入れることでだしを温め料理を完成させる発祥どおり漁師そのままを表したような荒々しいメニューである。
是非ご賞味あれ。


今日の隣人は後輩のIさんだった。
Iさんに47都道府県47業態の郷土料理店を出店させる目標を立てている安田さんの構想を話すと、「美味しいものがある県はいいけど、たとえば島根県とかあんまり思い浮かばないなあ」と言ってお店の成立を心配していた。
でも私はそんな難しいことではないと思っている。これはお店の経営をうまくやっていくという意味ではなくてあくまで例えば島根県をコンセプトにしたお店を作ることができるかということである。これに対して私はそんなに難しくはないと思っているのである。
答えは簡単。だって島根に行けばきっと美味しいものがあるのにきまっているんだから。どんな場所だって必ずあると僕は思っている。ましてや日本なら絶対間違いない。ちょっと歩いてその地域のいいところ、長所を見つけるぞという気持ちさえあればすぐ見つかると思っている。だってそこには文化があるのだから。

こんなところで文化の定義について話すつもりはない。
でも私の心配していることを少し話す。それは「現在はどんな場所だろうと文化が存在しているが、これから先はどうなるのだろう?」と思っていることである。
さっき文化の定義について話すつもりはないと言ったばかりだが、文化の発生については私はこう思っている。それは全て「制約や違いのもとで忍耐と我慢による継続から生まれてくるもの」だと。

ある地域の気候や植生によって特産が生まれるが、逆に言うとそれしかない中でうまく長所を生かして続けてきた結果が、今日の各地の文化だと思っている。そういう意味では現代、画一化や移動の自由が進む中で、果たして一箇所に腰をすえてそれしかないものをどう活かし、どう工夫していくかをずっとやっていくことが極めて少なくなりつつ現在から後に文化が生まれてくるのか心配なのである。

未来の文化の心配、それは全くの老婆心なのであろうか。

於:味源

2007年04月09日 | 隣人の浮気(その他食物)
「もやしのひげがない」

いい店発見です。

昔ながらのジンギスカンとおいしいご飯とお漬物が食べられます。
ジンギスカンは、鉄板に覆いかぶさるような形でお店のおばちゃんが焼いてくれます。(写真参照)

でも、鉄板で焼かれるジンギスカンを見ていると気がつくことがあります。
鉄板の上の風景が綺麗なんです。
その原因、それは肉といっしょに焼かれている唯一の具「もやし」だった。

ここのもやしにはひげがない。正確にいうとないのではなく、おじいちゃんとおばあちゃんがもやしのひげをとってくれてるんですね、昭和41年から。

細部に神は宿ります。


スープカレーの存在について聞いてみると、
おばあちゃんは知っていたけど、おじいちゃんは知らなかった。
やっぱり女性のほうが歳を重ねても好奇心強そうです。
でも中身まではあまり知らないおばあちゃんに、

「スープカレーっていうんは、サラサラしたスープの中に野菜がゴロゴロ入っていて私は結構好きですよ」と説明すると、

「好きなタイプ、好きなタイプねぇ」

とおばあちゃんが2回繰り返した。

「別に好きな”タイプ”」とは言ってないけど・・・・と思った。
だってなんか「好きなタイプ」っていわれると女性のタイプみたいで。

「好きなタイプ、好きなタイプねぇ」
と繰り返すおばあちゃんが私には一瞬「人のお見合い話に生きがいを感じるおばちゃん」に見えてきて、別に身の危険はないもののなんとなく小走りでお店を後にしたのだった。

「ごちそうまでした」

味原