カレーなる隣人

カレー(華麗)なる隣人。それは日々街の至るところで出会ってしまう、すくうカレースプーンの先に映る人間像

於:デリー上野店

2008年05月19日 | 隣人(カレー)
先週デリーの田中社長にお会いしてから、やっぱり食べておかないとと思ったのが、上野店の月曜限定メニュー「カシミールプレミアム」

さつま赤鳥とインカの目覚め(じゃがいも)のコラボレーションで、料金アップ(通常カシミールは900円でプレミアムが1200円だから300円)分は全て原価で利益は大きくなっていないというプレミアムな顧客志向のカレーです。

実際、鶏肉は程よい弾力と歯ごたえのある肉肉しさが伝わってくる感じだし、インカの目覚めは初めて食べたけど、さつまいものような甘さです。
心なしか、普段よりカシミールの辛さがまったりとしていて食べやすかったような気がします。


隣人2人組、といってもテーブルで背中合わせののサラリーマンで、彼らも同じくカシミールプレミアムを頼んでいたが、一人の辛さはベリーホットだった。
ホット ⇒ ベリーホット ⇒ベリーベリーホットと上昇していくらしいので、私の2段階上を行っている。別に私は行きたくありませんが。

その二人組は、辛くて最近有名な蒙古タンメンの話もしていたので、きっと辛いもの好きなんでしょう。

カレーが運ばれて早速食べるの開始。
「結構辛いっすね」
後輩らしきベリーホットを注文した(させられた?)隣人が言っていた。

そして3分ほど経つと、今度は
席の後ろから「はあ、はあ、ふー」みたいな吐息が聞こえてきた。

時間が経つほどに、その吐息は連続していく。

後輩くんはかなりしんどいはず。

はっきり言って、話なんかするどころでなく、口のほてりを覚ますのとこのカシミールをどう食べきるのかということに神経を使いたいはず。

それでも先輩の話しにつきあっている。会話をしている。

偉いなー。



★カシミールカレープレミアム 1200円