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カレーなる隣人

カレー(華麗)なる隣人。それは日々街の至るところで出会ってしまう、すくうカレースプーンの先に映る人間像

二日目カレー

2006年12月03日 | レトルトカレー選手権
なんといってもやられてしまったのはこれ!
今買わないと!!という衝動を激しく起こさせた一品。




「半分は切なさでできています。」
なんでしょう~?このコピー。

しかもオリジナルソングCD付きです。
買ってみると歌だけでなく、特典映像付きでした。
(松山の観光名所とともにカレーライスを食べたり運んだりする人が意味もなく多数出現します。そのうちの何人かはフルチンです。もちろん隠れていますが念のため)

切なさかなんなのかはわかりませんが、とにかく半分以上はカレー以外のものからできていることは確かです。

ちなみにメーカー名は「株式会社ゆうゆう88」
私は勝手に「かぶしきかいしゃよゆうしゃくしゃく」と呼んでしまいました。
思い切ったことをしてくれる会社です。
社員の自主性、若い感性を尊重してくれる会社なのでしょう。
しかし、フルチンを出してしまう会社のカレーが食べられるのか少し不安なこともたしかです。

坊っちゃん中辛ビーフカレー

2006年12月03日 | レトルトカレー選手権
今お客様が愛媛県の新居浜にいらっしゃって月一度くらいのペースでお伺いしている。

以前そちらの社長に、
「愛媛ではカレーはよく食べられるんですか?おいしいお店があれば教えてください」と言うと、帰ってきた答えは一言、
「ないねえ」
と一蹴。「こっちはうどん食べるから」と。


そんなこともあり期待もせずに松山駅2階のお土産売場をぶらつくと、予想に反してレトルトカレーが出現。
しかも3種類。
そして皆あやしい。
つい買ってしまうほどに。


そのうちの第一弾。
これはまあまあ話がわかるやつである。レトルトカレーの分類に従えば少し歴史は遡るが所謂「キャラクター系」に属するやつだ。
今年はなんと夏目漱石の有名小説「坊ちゃん」の発表100周年だとか。そんなブームに後押しされて順調に売れそうなカレーである。

グランプリは「前沢牛カレー!」・・レトルトカレー大会報告

2005年10月22日 | レトルトカレー選手権
本日ご参加の皆さん、美味しいお米をご提供いただきましたFANCL発芽米事業部の皆さん、ドリーマーズカフェのドスキさんとスタッフの方々、本日は本当にありがとうございました。


18種類のカレーを食べつくすということが、いかに困難なことなのか、身をもって知った感じです。
どんなに腹が苦しくても、胃がもたれていようとも、「皆さん、○○カレーの登場です」というアナウンスをすると、もう4回戦に入っていようとも、重い腰を上げてカレー皿のそばまで来てくれる、そして一口、二口を口に運んでいただき、アンケートを熱心に書いていただいた皆様に本当に感謝!!

続いて、規定に従い「グランプリ」の発表です。

■味部門

栄えある第一回レトルトカレー選手権のグランプリは、
(ダラダラダラ・・・・ドラムロール)









「前沢牛カレー」・・・172ポイント


に決定!!!!!!!!!!!!!!!!

その濃厚にして全体が調和が取れた完成度の高いカレーとして、数多くの人から絶賛されました。また同時に「パッケージ部門」においても、そのシンプルかつ芸術性を漂わせるオレンジのデザインがダントツの評価を得ています。おめでとうございます。謹んで、そして誠に勝手ながら賞状を送らせていただきます。

以下、結果概要をお伝えします。

準グランプリ 飛騨牛カレー・・・127ポイント





イタかったカレー・・・もんじゃ焼きカレー・・・69ポイント

■パッケージ部門

①前沢牛カレー・・・・・11ポイント
②ぼっかけカレー・・・・4ポイント
③飛騨牛カレー、雲仙麦酒カレー・・3ポイント


味、パッケージともに前沢牛カレーが、圧倒的な大差で快勝!!
「素晴らしい」の一言です。


さあ、皆さん第二回ですよ。
「ちょっとと、お腹をおさえている場合ではありません」
たとい、今晩腹が、胃が・・・となりつつ、多少弱気になっても大丈夫。再びあなた方が、より研ぎ澄まされた舌をもって会場に集結していただけると信じています。そしてまた明日になれば大丈夫。カレーが全てを包んでくれます。

また明日から、あなたと私のカレーロードが始まります。


(イベントのお知らせ)レトルトカレー選手権開催!!

2005年10月19日 | レトルトカレー選手権
現在イベントのお知らせ中です。最新記事をご覧になる場合はお手数ですが、当お知らせの下にあります。または右脇のカレンダーからお進みください。
然ですが、全国1億2千万人のレトルトカレーファンの皆様!

と言ってしまっても過言ではないでしょう。誰しも一度は食べたレトルトカレー、単純にうまいでしょ。

このたび、日本全国にひしめくレトルトカレーをお取り寄せし、みんなで食べまくるという企画

「第一回 レトルトカレー選手権」 
   (協力 株式会社FANCLファンケル)

を情報発信地渋谷のど真ん中で開催します!!

全国の並み居る強豪から、今回は17選手(カレー)がノミネート!
>>>さっそくクリックして選手村パドックを覗いてみましょう。

みんなで全国の強豪カレーを賞味したあとは、味はもちろん、パッケージやインパクトの視点からグランプリを決定。見事その栄冠を勝ち得た製造元さまには、委員会より謹んで賞状を授与させて頂くという至極手前勝手な企画となっております。

開催は本日より一ヵ月後の10月21日(金)

そして、なんとこの日はファンケルさんが満を持して投入する「新・発芽米」発売日(予定)!家に帰る前に、通販で取り寄せる前に、その味、食感が体験できますよ。
>>>ファンケルの発芽米のヒミツッ
こんな企画に乗って頂いたファンケルさん、ありがとうございます。

参加資格は特にありませんが、あえて言えば、

・レトルトカレーが好き
・レトルトカレーのいろんな種類を食べたい
・レトルトカレーを通じて多くの人と楽しみたい

こんな気持ちを持っておられる方なら大歓迎です。
会場の都合上、入場できる人数に制限がありますので、ご参加希望の方は早めに
00ichijiku@goo.jp までメールください。

私自身、この数ヶ月間のカレーの集まりやオフ会、異業種交流会でお知り合いになることができた、企業や業種を超えた皆様にももう一度お会いできる場となればと考えています。

【日程】2005年10月21日(金)
【時間】19:00~21:30(開場18:45)
【場所】渋谷ドリーマーズカフェ
   (渋谷センター街 Qフロントタワーレコードの隣ビル5F)
    http://www.dorima.jp/index.php?e=5
【費用】3500円(カレー代、ドリンク含む)*当日集金
【申込】00ichijiku@goo.jp
    (カレーなる隣人)までメールください。

【遊び方】
1、既に17選手がエントリーしています。
  各選手のパドック(紹介ページ)を巡回してどんな個性があるか楽しんでください
2、気に入った選手がいれば、コメントやトラックバックをお願いします。
3、登録選手以外に、オススメ選手(食べたいカレー)がいれば、コメント欄でいいので教えてください。ひょっとすると謎の選手で登場?または次回以降の有力選手としてリストアップされます。

【注意】
・エントリーされている選手は都合により入れ替わる場合もあります。
・中にはゲテモノ系に入る超個性的な選手もおります。万が一お腹を壊しても委員会は一切の責任を負いません。


【開催によせて】

レトルトカレーの真価
今日の日本の国民食カレーの絶対的地位を築き上げた貢献者は、カレールーでもあるでしょう、海軍でもあるでしょう、しかし、これレトルトカレーなくしても今日のカレーの栄華はなかったかと思うのは私だけでしょうか?

世は正に二極化の時代。食も本物志向、スローフードを追求する一方でまた、便利、早い、経済的な食事も必要とされているなか、様々な食品が最新の保存技術で次々と商品化されています。フリーズドライ、冷凍、チルドなどなど。しかし、はっきりいってレトルト食品に敵う相手はいません。

レトルトカレーの分類
1968年世界初とも言われるレトルト商品 ボンカレーによって誕生したレトルトカレー達は、いまや日本全国津々浦々で、増殖を繰り返し、宇宙食にまでなったカレーは、現在国内で生息が確認されているもの(現行商品)だけでも700~800はいると言われています。そしてその増殖はまた個性化の追求でもありました。

○食品メーカーもの・・・ボンカレー、ククレカレー etc.
○ご当地もの(具材系)・松坂牛カレー、さざえカレー etc.
○ご当地もの(素材系)・黒部名水カレー、びわカレー etc.
○有名店・シェフもの・・カシミールカレー、資生堂パーラー etc.
○企画もの・その他・・・モリゾー&キッコロカレー、マキトカレー etc.

あえてレトルトカレー界を5種に大別させて頂きましたが、はっきりいって大雑把です。こいつらの個性はこんな枠では収まらないのです。

レトルトカレーの想い
当初の企画では、選手権などグランプリなどど言って各カレーに優劣をつけるつもりは全くありませんでした。一人でたくさんのレトルトカレーを食べるの大変だし、お金もバカにならないから、みんなで食べて「おもしろいね、おいしいね」で終了するつもりだったのですが、部屋に並ぶレトルトカレー軍団を見ていて、「こいつら、すげえアピールしてるな」と感じてしまったのです。ホントに一人の人格を持っているかのように訴えかけてくるパッケージを見ていて、こいつらは一人のレトルトカレーとして認めてもらいたがっている、認めてやることが我々の責任ではないかと思ったのです。

「こいつらは勝負したがっている」

ものすごい地道で過酷な練習を積み重ねてきたアスリートが、オリンピックや世界選手権で、多くの強豪と競い、自分を試し認めてもらいたいと思う気持ちで一緒ではないか。

別にグランプリに入らなくても、ひとつひとつのレトルトの価値は変わりません。それは敗れたスポーツ選手の努力と勇姿には絶対的価値があることと同じです。

そんな気持ちを持って、今回の「レトルトカレー選手権」を開催し、また一種類一種類のカレーを選手と呼ばせて頂いています。皆様にもご理解を頂ければ幸甚です。

(byカレーなる隣人)

【参考ページ】
●ファンケル発芽米ページ
●東京カリ~番長 水野仁輔の“レトルトカレー★図鑑”
●楽天市場 絶品カレー大集合
●横濱カレーミュージアム レトルトカレー博物館

≪みどころ≫レトルトカレー選手権

2005年01月02日 | レトルトカレー選手権
17選手が入り乱れる各リーグの特長とポイントを、蛇足ながら少々解説いたしま~す。

■第一リーグ

甘さ対決ー
「信州林檎カレー」 VS 「ボンカレー」 VS 「オリエンタルカレー」 VS 「房州びわカレー」

*メーカー系カレーに加え、ご当地の果実を使ったカレーが参加するこのリーグは、甘さの中にどれだけ厳しさを魅せられるかが勝負どころか?

■第二リーグ

和牛決戦-
「三重松坂牛カレー」 VS 「岐阜飛騨牛カレー」 VS 「岩手前沢牛カレー」

*和牛を使用しレトルトカレー界においても最高価格帯に存在するこれらのカレー。どのパッケージにも当然のように「贅沢」の文字が使われ、金色や黒といった威厳を感じさせるパッケージに対し、どこまで本物を具現化できているか?見逃せない戦いだぁ~
飛び入りで「ジンギスカレー」も参戦??


■第三リーグ

海鮮勝負-

「広島かきカレー」 VS 「島根さざえカレー」 VS 「山口くじらカレー」 VS 「オホーツク流氷カレー」

*海に囲まれた日本のカレーはかくあるべし。各地域の特産海産物を活用し、調理工程ではその匂いを独自の手法で処理し、どこまで完成度の高いカレーに仕上げているかが見所。「サバカレー」缶は缶のため参加資格を審議中。

■第四リーグ

下町&古今東西喧嘩-
「月島もんじゃ焼風味カレー」 VS 「神戸ぼっかけカレー」 VS 「アルタカレー」 VS 「雲仙麦酒カレー」

東と西、今と昔の交錯するこのリーグは、どんな味が出現するのか全く不明。想像を超えたカレー世界に逆にあなたの創造性が試される?

以下、各選手のパドック(紹介)となっています。ぜひご覧頂き、コメント、トラックバックをお願いします。

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① アルタカレー

2005年01月01日 | レトルトカレー選手権
【名前】アルタカレー

【出生地】東京都 新宿

【価格】¥350

【ひとこと】いいとも辛さⅡ!!
 
【解説】テレビ番組関連にしてはデザインが・・・。表にはマイクとカレー、そしてなぜかハイビスカスまでが並んでいるのは、長寿番組だから許されるのだろうか?

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② びわカレー

2005年01月01日 | レトルトカレー選手権
【名前】びわカレー

【出生地】千葉県 富浦

【価格】¥1100(2袋入り)

【ひとこと】明治42年来、天皇皇后両陛下に献上している自慢の一品

【解説】天皇に献上しているのは「枇杷」であって、びわカレーではありません。私の故郷の隣町、ついエントリーさせてしまいました。味わい的に千疋屋「マンゴーカレー」といい勝負を繰り広げてもらいたい。

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③ 牛すじぼっかけカレー

2005年01月01日 | レトルトカレー選手権
【名前】牛すじぼっかけカレー

【出生地】兵庫県 神戸

【価格】¥500

【ひとこと】牛すじとこんにゃくのコリコリした食感がたまりませ~ん

【解説】神戸の長田発祥。この地は、お好み焼きやあのそばめしが下町の味として息づいていて、牛すじとこんにゃくの甘辛く煮たぼっかけもそんな下町の味のひとつ。外観を眺めると、どうやら「ぼっかけ」がレトルトでカレーと別になっている。とすると、カレーは超フツーだったりして??

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④ ボンカレー

2005年01月01日 | レトルトカレー選手権
【名前】ボンカレー

【出生地】大阪府 中央区

【価格】¥200

【ひとこと】新鮮な野菜の煮込 3分間で本場の味

【解説】多くは語りません。1968年人類が初めて世に出したレトルト食品とも言われる記念すべきボンカレー。原点です。つい先日会ったある社長が、「私はレトルトカレーはボンカレーしか認めません」という声を荒げての主張が全てを物語っています。(近頃発売された新製品クラシックでなくてすみません。)

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