カレーなる隣人

カレー(華麗)なる隣人。それは日々街の至るところで出会ってしまう、すくうカレースプーンの先に映る人間像

於:SEADAYS

2014年05月01日 | 隣人(カレー)
館山にできた、新たなランドマークスポット SEADAYS

海からわずか十数メートルの立地、そして2階のテラス席。
かなり魅力的なスペース。

しかし、本日は強風につき、残念ながらテラス席に隣人の姿はない。

自分自身もこの4月にテラス席を作ったばかり。
そのわずかな経験から、テラス席の費用対効果を考えるという少し真面目な話を展開したい。


まずテラス席に出れるような暖かい時期は、
単純に5月~10月の6ヶ月としてみると、それだけで1/2

さらに雨が降っていない日として、日照時間40%以上の日数を数えてみると、
上記5月~10月の6ヶ月で、104日
180日の57%になってしまう、ここでは約6割としておく。
(気象庁データ 館山月別日照時間40%以上日数 より)

今回は強風の日のデータは加味していないが、
それだけでも天気という外部要因だけでここまでテラス的の利用可能率が低下してしまう。

さらにお客様は天気がよくても全員が進んでテラス席を利用するわけではないので、
利用する割合を2人に1人としてみると、50%。

つまり、

1×0.5×0.6×0.5=0.15 15%

かなり強引な計算式だが、

屋内の席が365日働いてくれたとすると、テラス席は実にその15%しか稼働できないことになる。

たしかに、最高に天気も気候もいい日のテラス席には格別のものがあるだろうが、
経営効率で考えると非常に厳しい。
路面店で、魅力的なテラス席があることで集客効果が高まるのであれば検討してもいいかもしれないが、
一般的には、お金をかけてテラス席を作るよりは、店内を充実させたほうがいいのかもしれない。

またテラス席の家具の傷みは使っていないわりに早かったり、
ひざ掛けなどが必要であったり、
うーん、「テラス席はかなりの贅沢もの」という結論に、
私自身の経験から至った次第である。