年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

肌寒い日

2017-03-21 00:00:00 | Weblog
 陽は時おり射すものの肌寒い午後。午前窓から見える小ぬか雨を相談室内で遣り過ごした後に塀の外に出れば寒かった。

 今年の冬は今までの冬以上に厚着をして部屋の内でも外でも過ごしていたが、それが原因で肩が凝るんだろうかと思ったりする。しかし奥さんから、身体を動かさないからだと云われる。
 確かにジッと椅子に座っているだけでは血のめぐりが良くないのかもしれない。更に前立腺の薬が切れており飲んでいないから小用をたしにトイレに行ってもチョロチョロしか出ておらんし、また回数が増えた。まぁ自然の成り行きだろうと思っておる。

 相談室に入ってきた25歳の青年。顔がまだあどけない少年のよう。罪名は〇〇〇罪。いわゆる性犯罪。SNSにより知り合い、ホテルに呼び出し動画を撮ってネットに流し、相手を脅すような悪徳極まりない犯行。近頃私の前に連行される受刑者に覚せい剤や薬物関係より風営法違反や性犯、詐欺罪が多いのが特徴。そして共通して両親が居り、学歴高くIQも1△△以上あるような頭脳明晰でも心は幼い。つまり児童がそのまま年とったような坊ちゃん大人の顔したうえに、いたずらがとんでもない犯罪へ広がるも、本人はケロッとしているように見える。罪の意識が心から出るのではなく頭の中の知識領域だけで判断している。このような懲役刑の受刑者は、共同房にいても人として、同部屋の受刑者からも最下位に蔑まされるのだそうだ。
 

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