年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

不覚にも

2014-03-05 18:13:13 | Weblog

 水曜日は耳鼻科に行く日。治療が長引いている。10時約束で迎えに行くと弟は自分で車いすに乗りエレベーターの前で待っていた。そのまま車いすを押して耳鼻科へ連れて行く。面倒くさいが、今入院している南松山病院には耳鼻科がないので別のところに通わざるを得ない。一つの耳は,少し耳道が乾いてきたらしく小さく聞こえるけれど、反対側の耳は、浸出液が治まらずてんじ液を入れながら様子を見ている。でもなかなか聞こえるようにはならない。聞こえないのでこちらもストレスがたまってくる。大声出そうにも疲れる。
  12時過ぎに治療も終わり、いつものように松リハの母親のところへ。ちょうどリハが始まる前の時間帯、母親と弟は安心した顔つきで何やら話している。その様子を見ながらベッドのすみに座り込んでいると、不覚にもついつい眠ってしまった。時間にして数分間だろうか、母親のリハを迎えに来たOTさんの声でハッと目が覚めた。
  疲れているのだろう。それでも弟を自分の病院に送って、自宅に帰ると次は妻のリハのための散歩が待っている。いつものコース3kmをテクテクと歩く。 
 毎日歩くコースの道筋にある梅の木桃の木、1月にはほとんどなかったつぼみが少しづつふくらみ、そして花が咲く。一分咲き二分咲きから始まり、満開となる。その移ろいを二人で観察している。今日はその花弁に鼻をくっつけてみた。香水の薄い香りがした。