年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

今日の衝動買い

2008-02-13 21:46:18 | Weblog
K書店に電話で注文していた小塩節の本「木々との語らい」が入荷したと知らせあり、取りに行った際、昨年の秋、新聞で紹介されていた本で団塊世代の私たちがちょうど中学生の時の国語教科書に出ていた詩をまとめた新書「あの頃、あの詩を」が、ぱっと目に入りパラパラと3秒めくって購入する。小塩節さんはフェリス女学院理事長、太田愛人さん同様自然を見つめる視点が自分のお気に入りの作家。後者の本は、60歳にもなって詩を読み感動する自分のあほらしさに稚生を感じるけれど・・・
    飯      千家元麿
君は知っているか
全力で働いて頭の疲れたあとで飯を食う喜びを
赤ん坊が乳を呑む時、涙ぐむやうに
冷たい飯を頬張ると、
余りのうまさに自ら笑いが頬を崩し
目に涙が浮かぶのを知ってゐるか
うまいものを食う喜びを知ってゐるか
全身で働いたあとで飯を食う喜び
自分は心から感謝する              (「自分は見た」より)