年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

夜回り先生

2004-12-04 00:00:00 | Weblog
2004/12/4 (Sat) 夜回り先生

 S大学のチャペルで“夜回り先生“こと水谷修先生の話を聞いた。正確には9月30日で教員を若い横浜市長との意見の食い違いで辞めたと話されていた。その内容たるや迫力のある話しであった。夜回り先生の話しを私はいずれも見てはいないけれど本も出ているしTVドラマにもなっているので多くの若い人達がチャペルに集まっていた。昼間の世界から夜の世界へはじかれた若い人達へ接近すること,叱らないことをベースにして若年者のカツアゲなどの犯罪,性犯罪,ドラッグ乱用者,いたたましい殺傷事件,女性が起こす事件急増の実態とその背景を話されながらどのようにして彼ら彼女達を夜の世界から昼の世界へ戻すのかの話しを聴いた。常日頃私の前に座る若い人達の中にはリスカの跡を見つけることが出来る人もいて他人事のお話ではなく自分自身も大変考えさせられた2時間であった。それにしても水谷先生へメールで相談する人の多い地区は過去の伝統にとらわれた京都や我が県が最も多く、子供に対して大人が硬直している所が特長ですと言われたのには少し衝撃を受けた。午前中の講義は眠たくてほとんど頭の中を通過していた。夜は前に勤めていた出版会社の同僚が辞めたと聞いたので自宅に電話をする。どうも新しい職場を決めてからの退職であったらしく今はどこ?って聞くと都内の老人福祉施設だと言っていた。今強い雨が降っている。