日本の国産ウイスキーが今世界的にもヒットしていて。
また昨今の日本国内でのハイボールブームなどもあって。
日本のウイスキーが不足。もしくは販売中止になるなど起きているそうな。
先日ニッカウヰスキーの余市・竹鶴の20年モノ以上が
原酒不足で供給できなくなると報道されていたが。
ウイスキーは。作って。それを木の樽に詰めて熟成させ。
販売の時に年数が刻まれてる通り長期保管した上で商品になっているワケで。
長く寝かしたモノの方が味が深みを増したり。芳醇な香りをまとったり。
それだけに年代物のウイスキーに人気が集まってしまうのも仕方ないケドも。
なんかこの手のお酒が簡単に飲めなくなってしまうのも悲しいなと。
昔バーテンしてて。その辺のお酒の嗜みみたいなものはある自分ですが。
まずウイスキーとは??というところから。
大麦やライムギ。トウモロコシなどを原料に。麦芽の酵素で発酵させ。
出来上がったモノを蒸留して。それを木の樽に詰めて熟成させた蒸留酒だというコト。
お酒の製造技術がアイルランド・スコットランドに伝わった際にできたと言われている。
今世界では5大産地と言われるウイスキーがあり。
アイルランド。スコットランド。
アメリカ。カナダ。そして日本の5つがある。
アイルランドはアイリッシュと言われ。
スッキリした味わいのモノが多く。コーヒーと割ったアイリッシュコーヒーなどが有名。
スコットランドは。
スコッチと通称で呼ばれるモノで。ピートと言われる泥炭で
麦芽を乾燥させるために燻されているために。スモーキーな香りとコクがあるモノ。
アメリカは。
バーボンウイスキーで有名なモノ。良く言われるのが甘味があるとかフルーティーだとも。
カナダは。
クセの少ないスッキリした味わいのモノが多い。特徴はそれくらい。無難とも言える。。(笑)
そして日本のは昔朝ドラで有名になったニッカの話に出てきますが。
江戸時代が終わってから。明治になってスコットランドの製法をベースに
日本でいろんな気候や風土で独自に発展してきたいろんな種類のあるのが特徴で。
最近ではサントリーの『 山崎 』 『 白州 』
ニッカの『 竹鶴 』『 余市 』などの原酒だけのモノが特に国際的な評価も高く。
人気になっていると。
ちなみに。ウイスキーも。
単式蒸留を2回だけ行って樽で熟成させた味の深い原酒のみ(シングルモルト)と。
連続蒸留を行って樽で熟成させた味のスッキリした原酒のみ(グレーン)。
そしていくつかの原酒を合わせたモノ(ブレンデッド)などがあり。
先程のサントリーの山崎と白州。竹鶴と余市はモルト。
サントリーの響やロイヤル。よくハイボールなどにされるモノなどはブレンデッドとなっている。
話はだいぶお勉強系になってしまいましたが。。。(笑)
先程のひとつの原酒になっているモルトウイスキーは。
日本の場合。サントリーは蒸留所の場所を冠していたり。
ニッカの竹鶴は創業者の名前から来てたりなどあるのですが。
国際的評価や人気の高まりもあって。需要が高まってしまったために。
供給が追い付いてないと。
ただ仕込んで寝かせてる期間があるので。20数年以上前に
今のこの人気になると考えていないために。
20数年前の販売実績や予測から仕込みを行われているため。
今の需要にあった量ではないだけに少ないとなってしまっている。
かといって芳醇な香りや味わいは長い年月があってこそ出来るモノであって。
時間には変えられないだけに。今から仕込んでも20数年後と。。(笑)
まあ庶民の手になかなか届かなくなってしまったなーと。
だって少し前ですが。前述のサントリーの山崎50年という記念ボトルがあるのですが。
それが海外オークションで1つ3200万円で落札だとか。。。(笑)
それとは別でも。特別なサントリーの山崎などは。。。
軽く1つ。100万とかはザラですから。。。(;´▽`A‘‘。。。
今投機目的で買う人も増えてるでしょうし。
コレクションとして持っておく人も増えてるだろうし。
余計に需要に拍車かけてる状態なのでしょうケド。
せっかく美味しいお酒ならば。。。
もう少し飲みたいよねと。。。(笑)
山崎にしても。白州にしても。独特な風味があって美味しくて好きなのに。
なかなか飲めなくなったもんなぁと。。(遠い目)
まあ日本のウイスキーが
明治からそれほど年月が立たずしてなのにも関わらず。独自に進化して。
それが評価されるコトは喜ばしいコトで栄誉なことかもしれないが。。。
もう少し気軽に楽しめる文化や市場であってほしいなーと。
まあフランスのワインの有名シャトーのヴィンテージなどと同じ状態だわなと。。。