横浜のマンションの偽装問題。
連日メディアなどで報じられるモノがいくつもある。
でも想うに。
よく自分はブログでも書いてるコトではあるが。
『 ピンチはチャンスに 』変えてこそナンボ。
逆境をうまく切り抜けて。それが今後につながる大事な布石だと考えるべきなのに。
今回のこの件についても。
三井不動産レジデンシャルや旭化成(旭化成建材)の対応。
ある意味サイアクと言うべきだろうなと。。。(笑)
まず第一点。
売主側の三井不動産レジデンシャルの会見などがほぼない。
施工した側の旭化成建材に確かに瑕疵(問題)があるのは明白だけども。
だからって旭化成側だけに対応すべてさせるのも如何なものなの??って想うが。
せめて旭化成の会見に。担当者同席くらいの対応すべきじゃないのかなと想う。
こういう時の対応は
ある意味『 やりすぎてるくらいがちょうどいい 』と想うがな。
そして旭化成側の説明。
少し自分らも被害者って説明がいくつも出てる。
現場責任者が。。。。悪いってなんか呆れてるフシすら見えた。
それが事実なのかもしれないが
会見で出すべき部分ではないって想うがなぁ。。。
さらに言えば。
トラブルの混乱を引き起こしておいて。
さらに混乱を助長する『 情報未開示 』
これはホントやっちゃダメでしょ。。。。
愛知とか茨城とかの公共施設などの対応で
県の担当者などが困惑してる。
それもそのはず。問い合わせに対して回答しない会社側の対応。
こんなことしたら。。。
次から旭化成全体の県やらその県にある市町村などの
対応に今後影響でてしまうことも考えられなくないでしょうに。
全部メディアに公表せい!!ってワケじゃなくても。
公共団体や官公庁の開示請求にはせめて最低限従って開示しましょうよと。
社会全体に不安が波及してしまうキッカケになった。
それを引き起こした道義的責任も感じるのならば
必要に応じて最大限協力すべき。事件の全容解明や信用回復のためには。
三井不動産サイドからしたら。
委託した旭化成側に不備があって起きた。いわば被害者なのかもしれない。
でも販売した顧客や。
当該物件以外の三井不動産系の物件購入者は不安だったり。
さらに被害者だったりするワケだ。
その無実に近い購入者という最大の被害者に対して
真摯に向き合って。誠実に対応すべきが
今後の三井ブランドの維持・信頼回復に向けての
最大限誠意や精力を注ぐべき部分。
今いるお客様だけではなく。
将来お客様になっていただけるであろう人たちに向けても
こういう地道で。わかりやすく。
『 やりすぎてるくらい 』の誠意ある対応を行うべき。
その上で直接的にやってしまった旭化成側は
もっとわかりやすく。どれだけ正確な情報を正しく発信できるか?
事件の全容解明・解決に向けた最大限の努力として
協力できる部分は最大限協力をしていく。
無用に不安をあおりたくない。ダメージの拡大したくないのはわかるが。
今やってるのは余計に不安を助長するだけのことしかしてない。
ホント。
トラブル起きてからの謝罪の仕方。その後の対応の仕方。
なってない日本の企業が如何に多いか。。。
そして大きな企業ほど。
普段アタマを下げ慣れないせいなのか。。。余計にヘタだ。(笑)
普段上にいるような会社や立場の人間からしたら。
『 立場でチャンスに 』してきてるのが日常なのだろう。
『 ピンチをチャンスに 』ってアグレッシブさがあったら。
余計にそんな大きな会社だったとしたら
さらに規模は伸び続けているだろうと想う。
大きくなれば。細かいところに目が届かなくなりやすく。
コントロールききずらくなる。
そういうったのが顕著に出てるのも事実かもしれんが。
ホントのピンチの時にこそ。
その会社の本性・性格などがホントに出てくるねと毎度毎度想う。
そしてピンチに慣れなさすぎて。
『 ピンチがさらに大ピンチを呼ぶ 』になる場面のいかに多いこと。
ホントダメね。。。偉くなりすぎるとか。大きくなりすぎるはね。。(笑)