後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「小 金 井 桜 と は?」

2024年04月06日 | 写真
名勝 小金井桜の起源は元文2年(1737年)江戸幕府の新田開発の一環として玉川上水の両岸に植樹されたヤマザクラの並木です。
奈良県の吉野山と茨城県桜川から取り寄せたとされる由緒ある桜です。
 このヤマザクラの並木は、江戸時代から地元の農民たちにより守られてきましたが、幕府の代官たちも雑木の伐採や桜の苗木の補植を進めるなど、桜を守る努力を続けてきました。
https://koganeizakura.com/4indexkoganeisakura.html をご覧下さい。
1番目の写真は大正時代の小 金 井 桜の花見です。玉川上水の土手でした。小金井公園は無かったのです。

「名勝の小金井桜の数十本が遂に満開になりました」

2024年04月06日 | 写真
小金井桜は江戸時代から有名な名勝でした。昔は小金井村の玉川上水の土手に植えてありました。戦後に小金井公園が都立公園として整備されると中央広場に数十本のソメイヨシノが植えられました。
広い場所に数十本の桜花が満開になると多くのお客が来て広場を埋めつくします。
先程行ってきましたら満開で、大勢の花見客でした。撮って来た写真をお送り致します。







「写真で見る絶滅寸前のヨーロッパの少数民族」

2024年04月06日 | 日記
趣味として私は世界の民族についてあれやこれやと調べています。
そんな趣味で集めたヨーロッパに住んでいる少数民族の写真をお送りいたします。今回は北方の少数民族に限ります。

1番目の写真はマンシ族の住居の夏の風景です。マンシ族はロシアのハンティ・マンシ自治管区の先住民です。ハントィとは近い親戚の意味で現在、およそ12,000人がロシアで暮らしています。写真の出典は、『マンシ、コリャーク、ンガナサヌィ… ロシアの絶滅しそうな少数民族』http://osoroshian.com/archives/37793045.html です。
2番目の写真は街に出て来たマンシ族の家族の写真です。
3番目の写真は昔のサーミ民族の家と民族衣装を着た家族の写真です。このような家には住んでいましたが現在は近代的な家に住んでいます。テントは夏だけ使うトナカイの放牧地の休憩用で、中で焚火をして弁当を食べたりコーヒーを淹れます。このような民族は北欧からロシアの西北部のかけて住んでいます。サーミ民族はラップ人とも呼ばれています。
4番目の写真はコリャーク族です。
犬ぞりのマッシャー(乗りて)はイルピリ村の住人です。
カムチャッカの北部に暮らすこの民族は現在6,000人しかいません。世界で最も北に住む民族の一つです。写真の出典は、『マンシ、コリャーク、ンガナサヌィ… ロシアの絶滅しそうな少数民族』http://osoroshian.com/archives/37793045.html です。
5番目の写真はンガナサヌィ族です。
この民族はロシアのクラスノヤルスク州のタイミル地方に住んでいます。ユーラシアの一番北で暮らす民族です。860人です。自称は「ニャ」(友という意味)です。
6番目の写真はロシアのドルガヌィ族です。
テュルク諸語を話す民族の中で世界で一番北に住む民族です。ロシア正教を伝えたコサックたちはドルガヌィ人に自分達の苗字を与えたのです。クドゥリャコフ、ジャルコフ、チュプリン、ポロトフ等でその苗字は今でも残っている。
現在8000人以下でクラスノヤルスク州とサハ共和国で暮らしています。
7番目の写真はイテリメン族です。カムチャッカ半島の先住民です。「イテンメン」(「ここに住んでいる」)という名前の発音が変化しこの様な呼び方になったそうです。



「中国の少数民族の美しい伝統文化」

2024年04月06日 | 日記・エッセイ・コラム
私は少数民族に対する好奇心を持っています。少数民族は美しい伝統や文化を守っています。ですから私は彼等の心や暮らしぶりに尽きない興味を持っているのです。少数民族のことをいろいろ調べるのが私の趣味です。楽しい趣味です。
例えば中国には少数民族が38%もいるのです。1,721万人もの少数民族が住んでいるのです。
今日はこの趣味で知った中国の広西チワン族をご紹介致します。
写真に広西チワン族の旧正月の正装、観光イベントの御馳走、段々の稲作水田、立派な屋根のついた橋などの写真を示します。

さて中国の広西チワン族自治区は中国最大です。
西は雲南省、北は貴州省、湖南省、東は広東省と接し、南はトンキン湾に面しています。南西はベトナムと国境を接し、北部には東西に南嶺山脈が走っています。珠江の流域の内陸部の多くを占めています。亜熱帯性気候で、二期作・三期作が可能です。有名な観光地の桂林が東北部にあります。

中国には広西チワン族の他にもいろいろな少数民族が住んでいるのです。す。以下が調べた結果を示します。

漢族: 2,702万人 (62%)の他の少数民族です。
少数民族: 1,721万人 (38%)
チワン族: 1,520万人
ヤオ族: 147万人
ミャオ族: 46万人
トン族: 30万人
コーラオ族: 17万人
マオナン族: 7.4万人
回族: 3.3万人
プイ族: 2.1万人
ジン族: 2万人
スイ族: 1.5万人
イ族: 9712人
満族: 9576人

調べて驚いたことは中国には漢民族が62%しかいないことです。少数民族が38%もいるのです。
私は少数民族へ対する興味を若い時から持っていました。私の趣味のようなものです。
私のものの見方、考え方の上で一番影響を受けた本はルース・ベネディクトの「菊と刀」です。比較文化人類学者の彼女が1946年にボストンで出版した本です。日本人固有の文化を「恥の文化」として明快に分析した本です。その上、全ての民族の文化には優劣が無いと力強く宣言しています。敗戦で打ちひしがれていた日本人を鼓舞するような内容でした。その上、日本語に訳された文章の流れが散文詩のように美しいのです。
何故か?  ルース・ベネディクトは詩人でもあったのです。C.ダグラス・ラミス著「内なる外国ー菊と刀再考」(1981年時事通信社版)にその事が詳しく紹介してあります。そして卓越した人類学の権威者のC.ダグラス・ラミスが書いています。「菊と刀」は人類学の名著です。いやしくも人類学を専攻する者は必ず読む本です。この本を凌駕するような名著を書ける人は居ないのです。

今日は中国の少数民族の広西チワン族の写真を示しました。その他の少数民族の名前もご紹介しました。中国には漢族が62%しかいなくて少数民族が38%もいるのです。1,721万人もの少数民族が住んでいるのです。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)