後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
反対のご意見やコメントも歓迎します。

山に咲く桜を探して秘境、檜原村に分け入る

2017年04月17日 | 日記・エッセイ・コラム
山々の中に桜が咲いている風景を見ると夢のような気分になります。
何年も前のことですが、妻が吉野山の桜を見たいと言うので、はるばる訪れたことがあります。遠方の山の中に桜木が程良く散在し、満開になっているのです。険し過ぎない山並みの暗い色の樹々が白や薄紅色の桜の花を浮きたてています。その風景は華麗でもあり、心を雄大な気分にもさせてくれます。
それ以来、東京の近隣の奥多摩や高尾山系の山々の桜を注意深く見るようになりました。
そうしたら吉野山のように山林の中にソメイヨシノの木を植林して櫻花を楽しんでいる場所を数カ所見つけました。その場所は人の住む集落の傍です。ソメイヨシノは種からは育ちません。ですから野鳥が運んだ種で育った桜木ではないのです。里人が何十年もかけて苗木を植え、周囲の雑草を刈って育てたのです。その上、山の形や雑木林のたたずまいに調和するように配置して植えたのです。山里の人々の心の豊かさが偲ばれます。

昨日はそんな山の桜が満開になる頃だと思い山並みのつらなる檜原村へ車を走らせました。
山の桜の写真をお送りいたします。

1番目の写真は東京の西端にある檜原村へ入ってすぐの、養沢の展望台から見た対岸の山林の中に咲いている桜の写真です。この写真を注意深く見ると少なくとも5本のソメイヨシノの桜の花が見えます。それらは植林した針葉樹の林の切れた場所に植えてあります。このすぐ下の山里の人々が何十年か前に植えた木のようです。尚、ヤマザクラも少しありましが葉が先に出るので純白には見えません。

2番目の写真は山の桜の近影です。もっと近くから山の桜の写真を撮ろうと養沢を遡っていったら沢の向こうの暗い針葉樹林の中に燦然と咲いているソメイヨシノを見つけました。

3番目の写真はマスのルアー釣りの場所に差し掛かる桜の写真です。この養沢に沿って集落が幾つかありますが桜が好きな人々が住んでいたらしく、道路沿いに桜の花が沢山咲いているのです。その桜が養沢の方にも伸びて風情ある風景を見せてくれます。

4番目の写真も養沢の向こう岸の林の中に最近、植林した桜の写真です。まだ木が若いので花も楚々としています。

5番目の写真は養沢に沿った道路の風景です。山里らしい倉のある家とその足元の紫色が美しいミツバツツジと、さらに遠方にサクラの花が写っています。
これらの写真のように奥多摩の山々のソメイヨシノは今が見ごろの満開なのです。
毎年、都内のサクラが散ってしまった頃に奥多摩に山のサクラを見に行きます。我が家の恒例の行事のようなものです。
ヤマザクラはもっと後に咲き出します。若葉のかげからちらちら櫻花が見えるヤマザクラも良いものです。

ついでに檜原村のあれこれをご紹介しておきます。
檜原村(ひのはらむら)は、東京都の多摩地域西部にある村で、島嶼部を除いた東京都の本州における唯一の村です。
村は山地の中にあり、多摩川の支流である秋川上流の周辺に集落が散在しています。
冬の寒さは都心と比べて厳しく、払沢の滝が凍結するほどで、雪の量も都心と比べて多く、路面凍結や集落の孤立などの雪害が発生しやすい地域です。
江戸時代の檜原は天領となり、代官が置かれていました。五日市から浅間尾根を通って甲斐に抜ける道は甲州中道と呼ばれ、甲州道中の裏街道として盛んに利用されたのです。
江戸時代の暮らしは炭焼きや林業でなりたっていました。
江戸の火事によって檜原の木材需要は増え、林業も盛んだったのです。檜原村は江戸時代は暮らしが楽だったのです。
しかし現在は過疎の村になってしまって人口は2,350人しかいません。(2015年11月1日現在)
現在は豊富な自然を利用した民宿、旅館、キャンプ場、釣り場、温泉、土産物店、飲食店などがあります。しかし過疎化が進み、それらもさびれています。
しかしその山里には桜が沢山植えてあり毎年、毎年、今頃になると美しく咲いています。
それを植林した人々はもう旅立ってしまって山里は静かです。淋しいです。
もっともっと都会の人々がこのような山に咲く桜を見に行くようにと祈りつつ帰って来ました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
ジャンル:
ウェブログ
コメント (1)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 非常に危険な状況になって来... | トップ | 北朝鮮に対する日米韓の強固... »
最近の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (山田)
2017-04-19 22:31:12
山に咲く桜の美しさに気付かさせていただきました。いつも美しく心和みます。どうもありがとうございます

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL