後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「小型コンピューターとインターネットの普及による社会、文化の変革」

2021年11月01日 | 日記・エッセイ・コラム
11月01日に「嗚呼、時代は変った!子供の遊びも変った!」という記事を掲載しました。その中で書いたことです。・・・テレビの普及が時代を大きく変革したのです。それは1964年の東京オリンピックの頃でした。・・・
その後の日本の社会の大きな変革は1990年頃からの小型コンピューターとインターネットの普及で起きました。パソコンという小型コンピューターが各家庭に普及しあらゆる種類の情報が瞬時に見ることが出来るようになったのです。まさしく情報革命が起きたのです。
今日は小型コンピューターとインターネットの各家庭に普及による社会、文化の変革を考えてみたいと思います。
まづパソコンとインターネットの機能を大別してみまでょう。
(1)百科事典のように言葉や事柄の意味が調べられる。動画で説明してある
   こともある。
(2)メールで世界中の人と手紙の交換が出来る機能がある。
(3)世界中の国々の政治、経済、産業や軍備状況が簡単に調べられる。
(4)テレビ電話やテレビ会議が出来る機能がある。
(5)世界中の国々の風景が写真や動画で示してある。好きな所へ観光旅行を
   したような疑似体験が出来る機能がある。
(6)その他いろいろな機能がある。
以上の機能の使い方を詳しく説明すると長くなるので割愛します。
しかし(5)観光旅行の疑似体験の一つの例を示します。
例えばこの時期に仙台へ旅して、その紅葉名所を巡る旅の疑似体験をしてみましょう。それには「仙台の紅葉」というキーワードを検索します。沢山情報が出て来ますが私は次の資料を選びました。
「仙台紅葉狩り10選」、https://www.sentabi.jp/feature/autumnaltints/
仙台への旅で10カ所も巡るのは疲れるので7カ所だけにしました。それでは順に写真を見ながら旅の出たと想像してみましょう。

1番目の写真は秋保大滝です。秋保地区の紅葉の代表格です。秋保大滝は幅6m落差55mの大瀑布なのです。川沿いの遊歩道をたどり間近に豪快な眺めを楽しみましょう。近くの秋保大滝植物園では、蔵王山系の可憐な植物もみられます。 
2番目の写真は磊々峡(らいらいきょう)です。秋保・里センターから峡谷沿いに遊歩道が設けられております。名取川が両岸の絶壁を削り取るように流れに浸食された鋭い角をもった巨岩がおおいかぶさるように迫っていす。 
3番目の写真は約8Km続く二口峡谷です。峡谷のハイライトは谷底からそびえ立つ高さ80~150mの大岩壁が3Kmも続く磐司岩です。岩肌が夕日に染まっていく光景は神秘的です。 
4番目の写真は五重塔が見事な定義如来西方寺です。平安時代の貴族、平清盛の家臣・平貞能が逃げ込んだお寺です。縁結びにご利益があると言います。三角あぶら揚げが定義名物です。試しに買ってみましょう。 
5番目の写真は仙台市の定禅寺通りのケヤキ並木です。「杜の都」仙台のシンボルとなっており遊歩道にはグレコの「夏の思い出」やクロチェッティの「水浴の女」などのブロンズ像がたたずんでいます。彫刻も楽しみましょう。 
6番目の写真は仙台藩祖、伊達政宗公の御廟の瑞鳳殿です。資料館には歴史文化の関係資料等が展示されています。瑞鳳殿は桃山様式の豪華絢爛たる廟建築です。真っ赤なオオモミジと黄色のイロハモミジのコントラストを楽しみましょう。 
7番目の写真は銀杏の黄葉が見事な西公園です。明治8年に開園した市内で最も歴史ある公園です。市の東側にある榴岡公園に対し西側にあるところから西公園と称されています。西公園から見下ろすと悠々と広瀬川が流れその向こうに青葉城跡の高い山が見えます。その風景を眺めれば仙台へ旅して、その紅葉名所を巡る旅の疑似体験の終わりです。お疲れ様です。

今日は小型コンピューターとインターネットの各家庭に普及による社会、文化の変革を書きました。インターネットの機能の一例として 仙台へ旅して、その紅葉名所を巡る旅の疑似体験を説明致しました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

「我が町、小金井市を流れる『野川』という名の小川の紅葉」

2021年11月01日 | 写真
「散歩人」という方が2019年の12月に撮った写真です。
12月になると平地でもこんなんに美しく黄葉するのです。

写真の出典は、https://huscap.blog.fc2.com/blog-entry-107.htm です。





「嗚呼、時代は変った!子供の遊びも変った!」

2021年11月01日 | 日記・エッセイ・コラム
戦前、戦後育ちの人々は子供の頃に外で暗くなるまで遊んだものです。ワーワー言って騒いだものです。
ところが最近の子供はめったに外で遊びません。時代が変ったのです。子供の遊びも変化したのです。
まず昔の子供の外遊びの写真をご覧下さい。




写真に説明は要らないと思いますが最後の写真だけは説明します。道路に溜まった水溜まりに子供が入って水をはね散らして喜んでいる光景です。昔はよく子供がしていました。最近は道路に水溜まりが無くなってこんな遊びは消えてしまったのです。
現在は道路で遊ぶ子供がいません。そして昔の子供の遊びも消えてしまったのです。以下にそんな男の子供の遊びを示します。出典は、http://furuichi-ji.sasayama.jp/kodomo/mukashibanashi-3.html です。
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鬼ごっこ、かくれんぼ、だるまさんが転んだなど 道具を使わない遊び。

釘刺し 地面に五寸釘を打って、蜘蛛の巣状に跡をつけ、相手が出られないようにしていく渦巻き脱出ゲーム。

陣取り 一定枠の地面に親指を軸にして手のひら半径で陣取りを進める。

石蹴り ケンケンパのこと。

べったん トランプほどの大きさからハガキ大まであって、表には絵が描いてある。うまくぶっつけて、ひっくり返されると取られる。

メンコ 1円玉程度の円形のガラスでできていて、ビリヤード&ゲートボール&カーリングのようなルール。負けると取られる。

ラムネ ビー玉のこと。ガラスの中にいろいろな模様のある物もあった。メンコとルールはほぼ同じ。負けると取られる。

缶蹴り 空き缶を蹴っ飛ばし、鬼が拾ってくる間に隠れる「隠れん坊」の一種。

車輪 自転車のリムを竹の棒などで回しながら走っていく。正式名称は不詳。

缶馬 空き缶に紐をつけ、紐を引っ張りながら足に履いて歩く。

住処ごっこ 山の中に隠れ小屋を造って満悦。

初めの一歩 石段などで、目隠ししている間だけ上っていく。鬼が見ているときに動くと失格。

凧揚げ 凧も自分で作ったものです。

回せ回せ 「かごめかごめ」の変形。小石を順に回していき、鬼が当てるゲーム。

胴馬 壁にもたれた子どもの股ぐらに首をつっこんで、何人かの列を作り、その上に跳び箱のように乗っていく。胴(跳び箱の箱の部分の子ども)が重みで崩れたら負け。
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女の子は、かごめかごめ、ハンカチ落とし ままごと あやとり まりつき 縄跳び ゴム跳び など。
さて子供の遊びは年齢によって少しずつ違っていました。、当然、隣りの友人が違うと遊びもちょっと違いました。また、男の子と女の子では違うのですが女の子の遊びが何であったのか分かりません。
こういう昔の遊びが殆ど消えた最大の原因はテレビの普及だと考えられます。
子供達はテレビの子供番組やテレビゲームに魂を奪われてしまったのです。
魂を奪われたのは子供だけではありません。大人もです。
テレビは社会を変えました。文化を変えました。以前は映画が全盛でした。テレビの普及で映画をテレビで見る人が増えたのです。
テレビこそ文化の革命です。テレビで時代が変わったのです。娯楽も変わりました。その上世界の出来事が瞬時に見られるのです。世界の人々に一体感が生まれました。人々は地球が一つの惑星に過ぎないことを実感しました。地球の環境保全を考えるようになりました。テレビの影響は広い分野で計り知れないほど深いものです。
日本におけるテレビの普及は1964年の東京オリンピックの頃でした。
1964年を境にして時代が大きく変わったのです。
そして次に時代が大きく変わったのはコンピューターがインターネットとともに各家庭に普及した1990年頃です。
しかしコンピューターとインターネットについては次回の別の記事で書いてみたいと思います。

今日はまず昔の子供の遊びをご紹介しました。その子供の遊びは現在ほとんど消えてしまったのです。原因はテレビの普及でした。時代を大きく変革したのです。それは1964年の東京オリンピックの頃でした。こんなことが今日の記事の概要でした。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)