さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

サブローが2人いても、サブリにはならない

2017-01-25 23:42:11 | つっこみ伊太利亜語
昨年末、セミナーがなかったから2カ月ぶりのイタリア語セミナー。

この間、勉強してなかったわけじゃないけれど、通勤時間や昼休みはコンクールやオペラの練習に当てていたので、あまり単語カードの方は進んでいない。

そんな自分に喝を入れて、吉祥寺に向かう。

今日のテーマは男性形・女性形・単数・複数のルールだから、楽勝かなと思ったらさにあらず、結構難しかった。

ただ日頃、女性形単数なのに語尾がOのもの(mano(手)とか)があるのは認識していて、変だと思っていたのだが、代表的な例外パターンが整理されていたので、大変面白かった。

また、cinemaやautoのような略語、caffèやUniversitàのように語尾にアクセントがついているものは複数になっても変化しない・・という話に始まり、複数形のない様々な事例が紹介されていた。そこで笑い話として出たネタとしては、先生が旅行中に日本のおもちゃの刀をお土産に売っている店を発見した時、その店が間違って刀のことを「Katane」て書いてあったとか。外来語を無理やり複数形にすると可笑しいという事例として覚えやすいでしょ・・と。

もちろん固有名詞も複数形にならない。アレッサンドロさんが2人いてもアレッサンドリにはならない。そこで私もすかさず「サブローが2人いても・・・」とボケをかますことを忘れなかった。

女性形になると全然意味が違ってしまう・・というか違う言葉になってしまう事例では大いに盛り上がった。

Il pianto(涙)、La pianta(植物、地図)の違いは知っていたけど、何故植物を指す言葉と地図を指す言葉が同じなのか知らなかったが、葉っぱの葉脈の枝分かれる様って、地図に似てるよね・・という話には目からウロコ。

男性形のIl bancoが机で、女性形のLa bancaは銀行だが、そもそも銀行業務は長い机を窓口に置いて業務をすることから始まっているから・・という説明にも納得。だから今銀行を指す言葉はBancaなのだが、古い銀行・・例えばナポリ銀行などは Banco Di Napoli と称し、Banca Di Napoliとは言わないという話もありなかなか奥深い。

ということで、今回も何とか折れずに済んだ。

来月は用事が重なってしまってセミナーに来れないけど、引き続き勉強を続けていこうと思う。
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