今日から東京・大阪などの都府県に緊急事態宣言が発令される。ここに住む市民たちは再び、家に閉じこもる生活が始まる。前にも書いたと思うが、政府は人々が家に閉じこもりたくなるような政策を、一つとして打ってこなかったのではないかと思う。家に閉じこもりたくなる政策とは、例えば、無料で、コンサートや映画を見せるとかがあるが、それよりも最も我々を興奮させるのはスポーツ中継である。魅力あるスポーツイベントを招請し、テレビで、放映しまくるのである。だが、現実はどうだ。イベントの中止や無観客での実施をしぶしぶ認めるというものだ。スポーツと言うものは、選手の動きだけではない。それとともに巻き起こる観客の興奮も伝えるのである。プロ野球は政府に対して、保障を求めるなどと言っているようだが、このような時こそ、地方球場での開催を積極的に行って、フアンを獲得する動きをすべきなのだ。それを全国ネットのテレビ中継で放映するようになぜ、動かないのか。もうすぐ東京オリンピックである。そのプレ試合もどんどん、実施していくべきなのである。日本には感染がまだ進んでいない地域はたくさんある。（くちなし亭、2021.04.25）
Y-FP Office Japan トップページ
