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平成の終り、昭和の人たちが退場する。

2019-01-17 10:51:52 | FP
今年は平成最後の年である。昭和と言う時代が奇跡的な時代であったことは言うまでもない。経済的には新興国が、その影すら見せることがなかった時代である。多くの子供たちがやっと学校に通えるようになった時代で、とても労働力市場に成育していなかったからである。だから、日本は世界の工場になりえたのである。安全保障の面でも、日本は戦後のアメリカの強大な軍事力に守られていた。米ソ冷戦下では、中国も北朝鮮もソ連までも、極東で無用な軍事的な軋轢を起こすことは無かった。日本は日本人だけで、この国に暮らしていけばよかった。むしろ、世界に出かけていったのは日本人の方だったのである。しかし、平成になると、事態は一変する。まず、ソ連の崩壊により、基本的に強大国同士の大規模な戦争が少なくなり平和の時代、小乱の時代に入ったのである。また新興国の識字力などが向上し、労働力市場として確立すると、日本の企業を含めて、先進国の企業は争って、安い労働力を求めて中国などの新興国に生産拠点を移したのである。そして、日本国内では外国人労働者が溢れ始めた。コンビニや飲食店などでは、片言の日本語で話す人を見ても驚くことが無くなった。安全保障も平成になると、尖閣やら竹島、北朝鮮漂流漁船のなど日本周辺でもだんだん、日本独自で対応しなければならないことが多くなった。人はそれが普通の国だというが、昭和の人には自身の成功体験だけが心に残る。平和の時代だけしか知らない。それが奇跡の時代だとは思わない。だが、平成の時代が終わろうとする今、昭和の人たちも次々に時代から退場していく。昭和的な考え方をする人が少なくなる。(1月17日)

Y-FP Office Japan
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