色々な経費の中で、最近、交通費ほど、身に応えるものはない。私の実家は神奈川県の横須賀にあるのだが、東京のわが家から実家までの交通費が往復で、３０００円近くかかる。この負担感覚が最近大きくなっているのである。昔、と言っても、十年くらい前ころなら、交通費はそれほどの負担感覚は無かった。自分の収入が減っているからか、あるいは交通費自体が値上がりしたのか。だが、どちらも、それほどの変わりはしないように思うのだが、周りの人たちに聞いても、交通費が厳しいという人ばかりだ。遠くに旅行をする人ならば、例えば、JR東日本の会員限定の割引きっぷ「えきねっとトクだ値」などがある。金券ショップには新幹線回数券のバラ売りもある。東京―新大阪間の新幹線料金は、のぞみで1万4250円、ひかりで1万3940円のところ、これらを使うと1万2700円くらいで、乗車券を購入できる。東京―大阪間ならば、現在であれが。飛行機の格安便を利用することも可能だ。時間との兼ね合いだが、色々捜せば、安い切符も見つけられる。しかし、問題は近郊地への交通費である。割引などほとんどない。唯一、あるのは株主優待だが、こんな近間に、株主優待を使うのはもったいないという思いも強い。考えても見てくれ、わずか４０キロほどの東京―横須賀の料金が、東京―大阪間の料金の1/4もかかるのだ。サラリーマンのように、交通費が会社負担の人には考えられない負担なのである。私などはつくばエキスプレスや北総鉄道の沿線には、とても住めないのである。中には金持ちしか乗れない電車と言われる東葉高速鉄道などもある。(2017.07.03)
Y-FP Office Japanのホームページ上で、「家計のキャッシュフロー表、自分で作成」コーナーを設けましたので、ご活用ください。
