手焼きせんべい処相模原風林堂のおせんべい日記

神奈川県相模原市の手焼きせんべい屋風林堂店主が、おせんべい作りとその周辺について日々のよしなごと書いて参ります。

爽やか抹茶

2011年09月06日 | おせんべい日記

おはようございます。手焼きせんべい風林堂 酒井浩です。

熱帯夜から解放されて久しいですが、日中はまだ30℃越えの予報、本物の秋はこの長雨の後になりそうです。

今朝は堅めの醤油せんべい、ザラメ、梅ザラメ、胡椒、米粒入りおにぎり型のお煎餅などを焼きました。これから相模原市役所の生協売店に、展示即売に参ります。

写真は、昨日の午後に掛けた、抹茶糖煎餅の様子です。

「さわり」と呼ばれるど銅製の大きなボウル状器具に、砂糖と少量の水を混ぜ、強火で加熱します。
沸騰してきたらそのまま加熱を続けると、だんだん粘度が増してきて、水飴のようになります。
しかし、砂糖水の沸点は110℃を超えるので、もちろん舐めたりはできません。
頃合いを見計らって湯で溶いた抹茶を混ぜ、再び沸騰したらお煎餅を入れます。
火を止め、抹茶糖がむら無く掛かるよう素早く攪拌します。熱が取れてくると蜜が砂糖に戻り、鮮やかな緑色の抹茶糖せんんべい完成。この後ゆっくり乾かし製品として販売できるようになります。

砂糖の性質を上手に利用した昔ながらの製法ですから、余分な添加物などを使う必要がありません。
抹茶の爽やかな香りと、砂糖の自然な甘さが自慢のおせんべいです。


●風林堂のオフィシャルHP
抹茶糖せんべい 
●酒井浩の私的興味事を中心に書いているブログ相模原徒然
●「ぷりんたぶるせんべい」へのお問い合わせ先はこちらリンク

コメント
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