仙台ラーメン最強伝説

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杭州飯店(新潟県燕市)

2009年09月16日 | 新潟県

K3101030 仙台にはいわゆるご当地ラーメンと呼ばれるものが無くて、それだけに創作系、自由度の高さを競ってきたところがありますが、逆に一県だけでご当地ラーメンが4種類もあるのが「新潟」です。「新潟4大ラーメン」どれも特色豊かで伝統があり、しかもレベルが高いというのですから凄いっすね。


# 仙台ラーメンの最強のライバルといったらおそらく「新潟」になるのでしょう、うん(←反論は受け付けません(笑))


今回はその新潟4大ラーメンの中で個人的に一押し”燕三条系”の代表格「杭州飯店」の「中華そば」750円です。知る人ぞ知る有名店ですが、かなりの郊外にあり道が分かりにくいので初めての方は地図でしっかり下調べした方が良いです。建物の高いところにある看板を目印にすると分かりやすいと思います。


広い店内は常にお客で一杯。ほとんどのお客さんは「中華そば」を頼んでいますが「みそラーメン」「カレー中華」「焼そば」やら「五目焼きめし」「エビ中華丼」等の飯モノも充実しています。


早速運ばれてきたスープ、まず煮干の香ばしさが非常に強く、油量多めで豚の旨味がきっちり溶けこんでいます。ガラは然程強くなく、醤油ダレはあまり甘くないもので昆布とおそらく椎茸がやや効いたもの。野趣溢れる味わいながら和風な印象があります。


熱々で出てきてしかも背脂がフタをしてしまうのでスープがなかなか冷めない。最後までダレずに食べきれてしまいます。生タマネギの鮮烈なシャキシャキトッピングがこのスープのキモでしょう。薬味として実に良くマッチしており効果的。


強い縮れのある平打ちの麺は太さ八ミリ程度。最近でこそ”つけ麺”ブームで見るようになった極太麺ですが、こちらは昭和の頃からコレでやってた訳ですからね。驚きです。モチモチした食感でコシは程ほどですが殊このスープとのマッチングは極上。結構なボリューム感もあります。


K3101060 ←こちらは再訪時の「中華そば」750円


背脂・太麺が似ているためよく”二郎系”と比較されますが、カネシの甘だるさが無く、見た目からは想像つかないスッキリスープに仕上がっているので全く別物と考えた方がいいです。コッテリが苦手な方でもスルスル食べられてしまうようなタイプですね。(08/10/26食)









仙台人としては今は無き「ラーメン元@仙台ラーメン国技場」を思い出しますが(「元」の方がも少しあっさりしてたかな。) ”燕三条系”仙台でも復活して欲しいのですが…新潟は遠いので(^^; まぁ高速道路無料化される日でも待つとしましょう。さ来年?ごちそうさまでした。


(08/10/08)
杭州飯店?/新潟県燕市西燕町49-4

コメント
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