国東オイスター
2017/03/05
テレビで紹介されたヤンマーディーゼルの牡蠣養殖のニュースです。
大分県漁業協同組合(以下大分県漁協)とヤンマー株式会社(以下ヤンマー)は、独自の陸上二枚貝種苗生産ソリューションを活用した、シングルシードカキ※1のオリジナル生産手法「タイド&ディープ方式」※2で生産された高付加価値地域ブランド「くにさきOYSTER」の出荷を本年12月より、いよいよ開始いたします。
ヤンマーは2003年から二枚貝用の餌料販売事業を開始し、二枚貝種苗生産技術の開発を行ってきました。カキの養殖技術については2011年からシングルシードタイプの種苗を用いた試験検証を続けており、自社独自のノウハウを蓄積してきました。
ヤンマーの養殖技術研究施設であるマリンファーム(大分県国東市)では、短期間で養殖可能な種苗の供給や、高効率な一貫生産システムの確立と高級ブランドとしての販売促進について当社独自のソリューションで地元漁業の取り組みをサポートしてまいりました。
ここでは稚貝を三角形断面のカゴに入れ、潮の流れで揺れるようにしています。牡蠣殻が深く成長し大きな身ができるようになります。時期が来ると、浅いばしょに移し、干潮時に空気中に露出させます。そうすると、栄養は身を大きくするように働き、たっぷりした身が付くのだそうです。その結果、養殖期間は通常の半分に出来たのです。
ヤンマーは、ディーゼルエンジンや漁船も製造していますが、漁業者が利益を出して、永続出来るように、二枚貝の養殖・牡蠣の養殖の指導を行っているのです。
牡蠣は殻が大きく、身も少ない貝ですが、それを平面的には小さく立体的に深い形に育て、身を大きく、養殖期間を半分ということは、利益は相当得られるもののようです。
納品先のフランス料理店での評判も上々で、頼もしい限りです。
国東地域では、指導員は1人で、単身赴任で泊まり込みで頑張っていました。 ヤンマーのような大企業が、自社商品販売のため、まさに回りくどいような、使用する企業を作ろうという、息の長い営業活動をすることにもビックリしたことです。そんな活動は日本企業の発想だろう。西洋のデーゼルエンジン会社は、排ガス測定のインチキをして、ディーゼル車を売っています。
買う人が儲かり、幸せになれる商品を作ろうとするヤンマーに乾杯しましょう。 日本企業の堅実さは大したものです。
2017/03/05
テレビで紹介されたヤンマーディーゼルの牡蠣養殖のニュースです。
大分県漁業協同組合(以下大分県漁協)とヤンマー株式会社(以下ヤンマー)は、独自の陸上二枚貝種苗生産ソリューションを活用した、シングルシードカキ※1のオリジナル生産手法「タイド&ディープ方式」※2で生産された高付加価値地域ブランド「くにさきOYSTER」の出荷を本年12月より、いよいよ開始いたします。
ヤンマーは2003年から二枚貝用の餌料販売事業を開始し、二枚貝種苗生産技術の開発を行ってきました。カキの養殖技術については2011年からシングルシードタイプの種苗を用いた試験検証を続けており、自社独自のノウハウを蓄積してきました。
ヤンマーの養殖技術研究施設であるマリンファーム(大分県国東市)では、短期間で養殖可能な種苗の供給や、高効率な一貫生産システムの確立と高級ブランドとしての販売促進について当社独自のソリューションで地元漁業の取り組みをサポートしてまいりました。
ここでは稚貝を三角形断面のカゴに入れ、潮の流れで揺れるようにしています。牡蠣殻が深く成長し大きな身ができるようになります。時期が来ると、浅いばしょに移し、干潮時に空気中に露出させます。そうすると、栄養は身を大きくするように働き、たっぷりした身が付くのだそうです。その結果、養殖期間は通常の半分に出来たのです。
ヤンマーは、ディーゼルエンジンや漁船も製造していますが、漁業者が利益を出して、永続出来るように、二枚貝の養殖・牡蠣の養殖の指導を行っているのです。
牡蠣は殻が大きく、身も少ない貝ですが、それを平面的には小さく立体的に深い形に育て、身を大きく、養殖期間を半分ということは、利益は相当得られるもののようです。
納品先のフランス料理店での評判も上々で、頼もしい限りです。
国東地域では、指導員は1人で、単身赴任で泊まり込みで頑張っていました。 ヤンマーのような大企業が、自社商品販売のため、まさに回りくどいような、使用する企業を作ろうという、息の長い営業活動をすることにもビックリしたことです。そんな活動は日本企業の発想だろう。西洋のデーゼルエンジン会社は、排ガス測定のインチキをして、ディーゼル車を売っています。
買う人が儲かり、幸せになれる商品を作ろうとするヤンマーに乾杯しましょう。 日本企業の堅実さは大したものです。