人工現象の責任者

人口減少の責任者
2015/06/04
　日本の人口は現在の１億２千万人から、３０年後には８千万人にまで減少する予測です。女子が働くようになって、働きながら子育てが出来ない社会構造が悪い。保育園を充実し、子供を保育園に預け、自由に働ける環境を作れ。などと言われています。
　東京都議会では、女性議員に「結婚して、子供を産め」と野次った男性議員は、「結婚したり、子供を産んだりするのは、女性の権利であって男性がそんなことをいうのは人権侵害である」と謗られ、マスコミもそれに同調し、男性議員は謝罪をしていました。
　私たちの子供時代、サンガー夫人という産児制限家が持て囃され、中学生の私たちも「子供が増えることは悪いことだ」と教えられました。産児制限用の道具も広くPRされていました。
　その頃の理想が実現したのが現在の人口減です。地球の資源は有限です。地球上に生存できる人間の数は、むやみにふやすことは出来ません。現在も人口は多すぎるようで、地球温暖化・大気汚染・野菜の農薬まみれ・水質汚染・水不足などが起こっています。　人口が増えないことは、人類のために良いことであるという意見は、発表されません。
　経済成長のためには、人口が多い方が良いというのは、会社経営者や権力者の意見であり、日本国民としては、明治時代の３千万人なら、失業者も少なく住みやすいのではないか？とも考えられます。
　老人福祉や、年金財源のため、若者が多くいなければならぬ、という人もいます。人口減は、老人が死ぬことで起こります。生まれる数より、死ぬ人の数が多いから人口が減るのです。年金財源等について不具合はないと感じます。
　人口が増えることで、困っている国は多いです。若者の失業者が増え、社会問題になり、イスラミック・ステートに参加する若者が出るのです。
　人口増加は、戦争の起こる最大原因です。
　日本の人口が増えないことは、平和国家の証明でもあります。
　企業は、成長し、儲けを増やすことを目的としています。国家の目的も同じように考えては間違いになります。
　人口減は日本文明のもたらす結果だと考え、人口減で、幸せな社会を保つ工夫をすべき時代です。企業の圧力に屈し、移民など入れてはいけません。中国残留孤児の家族で、日本人になったが、どんな気持ちでいるかなど調査すれば、移民した人の考えなどわかるでしょう。
　人が減り　人付き合いが　濃密に　　小国の　豊かな暮らし　楽しもう