旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

博士論文予備審査会ー1

2021-12-16 12:38:51 | 行事(大学関係)

     

無機系研究室の博士課程学生の博士論文予備審査会が行われたので出席した。 中国からの留学生なので英語での発表だったが、マスク着用ということもあり、聞き取り辛かった。 さて数年前から、博士論文の最終審査は各学科で行うようになったのだが、このような発表会への参加もほんの数人である。 大学院に関しても、立派なアドミッションポリシー、ディプロマポリシー等があるのだが、最近は、これらと現実との乖離が著しい。 多くのことが、形骸化しつつある現状を見ると、心配より虚しさが伴う。

From Face Book: Prescreening of the dissertation(1).

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博士レヴュー発表

2021-12-15 15:14:37 | 行事(大学関係)

     

主指導教員をしている博士課程学生、U氏のレヴュー発表を行った。 これは、専門分野に関する論文を詳細に読み、まとめて発表するもので、特別演習という単位になる。 担当しているのは社会人博士で、Zoomを使用した遠隔発表で行った。 これまで数人の社会人博士の指導をしてきたが、このような発表に際しては、遠方より来学ということも少なくなかった。 仕事の合間を縫ってのスケジュール設定は結構大変なようなので、このような遠隔での発表も悪くはない。 コロナ感染拡大が収まっても、続けて欲しいシステムである。

From Face Book: “Review” presentation by Ph.D. candidate in my group.

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蜂楽饅頭

2021-12-14 12:28:08 | 福岡ローカル

     

不思議なものである。 これだけ新しい商品が次々と考案、販売されている菓子業界であるが、65年間、ほぼ同じ商品で、変わらぬ人気を維持している商品も少なくない。そんな中の一つが「蜂楽饅頭」である。 久しぶりに購入してみた。 

     

     

中学、高校時代、地元西新の某商店街の入り口にあった店舗には、どれだけお世話になったことか。 この店舗は、現在も健在で、ここだけで1日2000個が売れているそうである。 ところで、この「蜂楽饅頭」は熊本県水俣市で1955年、養蜂場を営んでいた方が創業されたようである。 博多阪急百貨店の地下入口に店舗があり、いつも行列ができている。 生地に蜂蜜を使用した饅頭であるが、面白いことに、必ず黒あん派と白あん派に別れる。 私は黒あん派だが、どうも白あんの方が人気があるようである。 現在は100円だが、約50年前はいくらだったのだろうか?

     

From Face Book: Local bean-paste buns.

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福岡空港第二滑走路

2021-12-13 14:52:04 | 鉄道と航空機

     

最終便が着陸すると、ほどなく非常に多くの工事車両が空港内に入って行く光景が日常になっている。 今のところ、2024年の完成を目指している2本目の滑走路新設工事である。 

     

2,500mの滑走路ができる予定だが、現滑走路との距離が、わずか210mしかなく、同時進入、出発はできないクロースパラレルである。 ただ、それでも発着数は、現行の1.5倍程度になると予想されており、混雑緩和は可能である。 今は、コロナ感染拡大で運航本数は少なくなっているが、2024年までには、国際線も復活して、以前のような賑わいを取り戻して欲しいものである。

     

From Face Book: The second runway is now under construction to complete in 2024 at Fukuoka airport.

 

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伊都国歴史博物館

2021-12-12 08:43:18 | 福岡ローカル

     

糸島市にある「伊都国歴史博物館」に立ち寄った。 

     

近くにありながら、訪れたのは今回が初めてある。 失礼だが、こんなに充実した施設とは思わなかった、さらに入場料も非常に安い。 

     

     

     

     

     

特に、約1800年前に築造された国指定史跡「平原遺跡」の出土品(青銅鏡40面・鉄刀・瑪瑙管玉など)はすべて国宝に指定されており、3階の展示室は、国宝で溢れている。 

     

     

     

その他、当地で出土した弥生時代の数多くの文化財も展示されてある。 

     

     

     

     

     
     一瞬、びっくりした。

また、平原遺跡の鏡などの出土状況を再現した原寸大の模型、2000年前に築造された「三雲南小路遺跡」出土の甕棺・木棺外壁に張られた飾り金具・璧なども展示されてあり、この場所が弥生時代日本の重要な地であり、もちろん中国・朝鮮半島との交流が非常に盛んであったことがわかる。 

     
     近代の暮らしの展示もある

     

     

     

その他、福岡市内の各所から出土したものの展示もあったが、私が生まれ育った、藤崎や西新で見つかったものもあり、ちょっと驚いた。

     

     

     

     

展望スペースから、静かな周囲の山々と糸島平野を見渡しちょっとだけ弥生時代に遡ってみた。 ほんとうにお薦めの博物館である。

     

     

From Face Book: Itokoku History Museum.

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ベトナム航空352便

2021-12-11 13:46:57 | 鉄道と航空機

     

ほんとうに久しぶりにベトナム航空の機体を目にした。 福岡からホーチミンシティに向かい351便で、機種はエアバス321ある。 

     

週に数回往復しているようだが、これまで見る機会がなかった。 福岡空港のウエッブサイトにも掲載されていないので、もちろん旅客便ではないが、こうやって細々であるが、飛んでいるのは嬉しい。 いつになったら、通常の運航に戻るのだろうか?

     


From Face Book: VN352 from Fukuoka to Ho Chi Minh City.

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日韓合同シンポジウム

2021-12-10 12:07:24 | 行事(大学関係)

     

2日間の日程で、韓国の二つの大学と応用化学科とのオンラインシンポジウムが行われた。 本学科の竹中先生の人脈で開催されたもので、韓国からは、Pusan National University と Chung-Ang Universityの参加である。 

     

教員の講演4件と学生の講演25件で、約80名が参加した。 オンラインの良い面と悪い面であるが、発表原稿をそのまま読んでいるケースが多いのが気になる。 さらに、残念ながら、日本側の学生はほとんど質問の英語を理解できないようで、やはり韓国の学生の方が英語力の点から言えば、レベルが高いようである。 

     

いずれにしても、早く対面形式の国際学会を行いたいものである。

From Face Book: The 2nd Japan and Korea joint meeting on research development of chemistry online.

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集中講義と講演(3)

2021-12-09 12:31:10 | 行事(大学関係)

     

講演終了後、ナノサイエンス学科の先生方が懇親会を企画して戴いた。 このような飲み会も、ほんとうに久しぶりであった、さらにほとんどの先生方をよく存じ上げているので、共通の話題や昔話の花が咲いて、ついつい飲みすぎてしまった。 

     

     

私が助手になった時、その研究室の博士課程の学生だったのがH教授、K教授は私が卒論でお世話になった研究室の後輩(と言っても20歳違いではあるが)。

     

     

     

     

I教授は、私が学生だった頃、私の研究室は2階だったが、その時、1階におられた方、さらにY教授は3階の研究室のご出身、そして最年長のK教授は、私が4年生の時には隣の建物で、大学院生として研究されていた。 

     

     

     

     

そんなわけで、話は尽きなかったが、翌日も講義があるので、適当な時間で切り上げた。 熊本の繁華街も賑わいを取り戻しつつあるようである。

     

From Face Book: The two-day intensive course and the talk about our research at Sojo university(3).

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集中講義と講演(2)

2021-12-08 11:58:14 | 行事(大学関係)

     

今回は大学院生向けの集中講義で、2日間で講演を入れて8コマ行った。 聞く側も大変だったと思うが、ほんとうに真面目に聴講してくれた。

      

     

講義内容は、「超分子化学の視点から見た構造有機化学」という題目で行った。 1日目の5時限目に1時間の講演をさせていただいたが、類似の研究をされている方もおられ、これまたいろいろと勉強になった。 

     

     

     

終日講義は疲れるが、某先生から非常に美味しいコーヒーを準備して戴いたので、何とか乗り切れた。 宿泊先は熊本城のすぐそばだったので、朝、夜とその姿を見ることができた。 

     

     

平成28年の地震で大きな被害を受けた熊本城だが、復興は着実に進んでいるようである。

      

From Face Book: The two-day intensive course and the talk about our research at Sojo university(2).

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集中講義と講演(1)

2021-12-07 16:53:16 | 行事(大学関係)

     

集中講義と講演会のために熊本にある崇城大学に向かった。 

     

同大学ナノサイエンス学科のH先生からの依頼であるが、実は随分と前からお願いされていたのだが、対面が可能になるまで延期していた。 コロナ感染状況も落ち着く中、夜の懇親会もできるということで、この時期に伺った。 

     

     

     

博多から、新幹線だと、遅いさくらを使っても38分程度で着いてしまう。 よく考えると、普段の通勤時間より短い。 

     

     
     生まれ変わった熊本駅

便利な時代になったものである。 ただ、鉄道好きにとっては、あまりにもあっけない時間であった。 

     

     
     学生居室も広い

     

久しぶりの崇城大学であるが、随分とキャンパスの整備が進んでいるようで、特に、お世話になるナノサイエンス学科は新しい建物で、研究室も広く使いやすい工夫もされていた。 やはり、我々のように、古い建物を建て替えたものとは、造り自体が全然違う。

     
     良く整備されている実験室

     

     

実は、この学科の先生方の多くは、九州大学の旧合成化学科、旧応用化学科に関係のある方である。 

     

昼休みの学内を案内してもらったが、特に、SLIC(Sojo International Learning Center)は、多数の外国人講師が常駐し、いろいろな角度から英語教育を実践しているユニークな組織である。 

     

     

     

     

     

ちなみに、2階から先は、日本語禁止となっている。 私立大学ならではの施設である。

     
  
     

From Face Book: The two-day intensive course and the talk about our research at Sojo university(1).

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62回目の誕生日と六本松キャンパス

2021-12-06 08:45:27 | 日々思うこと

     

妻の62回目の誕生日祝いに、中央区にあるレストラン「カバーナ」で食事をした。 ここは某ホテルの5階にあるのだが、小高い丘にあり、そこから福岡市内全域を眺めることができるお気に入りの場所である。 

     

     

     

このホテルの歴史は古く、福岡の変貌ぶりが分かる場所でもある。 高層のタワーマンションが増えたこともあるが、何と言っても、大きな変化は、眼下に見えた九州大学教養部六本松キャンパスが消え去り、その跡地に新しい街ができたことである。 

     

約4000人の学生がいたキャンパス、私が入学した1976年頃は、まだまだ、学生運動の残り火があちらこちらに散見でき、大学から管理されることを良しとしない多くの教官、学生がいた。 

     

受験から解放された学生は、手に入れた自由な時間を、人生のモラトリウムとして、試行錯誤できる余裕があったし、何よりも大学側も、そんな学生の自主性を縛るような思想もなかった。

     

     

さらに経済が成長していた頃の社会は、全体として、大学や大学生に対して非常に寛容であった。 あれから、約半世紀が過ぎ、あのカルチェラタン的教養部も消え去り、大学全体も大きく変わってしまった。 

     

     

〇×省の言う通りにやるのが良い大学、良い教員、そしてその大学や教員の言う通りにやるのが良い学生、こんな風になってしまった。 

     

一見、平和で秩序だっているように思えるが、果たして、これで良いのだろうか? と言う疑問は常にある。 幸い好天にも恵まれ、上空には、最後の福岡国際マラソン取材のヘリコプターが飛んでいた。

     

     

From Face Book: My wife’s 62nd birthday and a former Ropponmatsu campus.

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福岡国際マラソン終了

2021-12-05 17:45:10 | 福岡ローカル

     

最近まで知らなかったのだが、福岡の冬の風物詩の一つであった「福岡国際マラソン」が今年で終了するとのことである。 75回目でその歴史に幕を下ろすことになる。 私にとっては、生まれた時からあったわけで、現在のコースになる前の海の中道コースの「雁ノ巣折り返し」は思い出深い。 時の流れとは言え、ちょっと寂しい。

     
     博多駅前にある記念モニュメント

From Face Book: Fukuoka marathon has come to an end.

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30年ぶりの学会発表

2021-12-04 08:18:07 | 行事(大学関係)

     

ほぼ30年ぶりに、日本化学会春季年会のA講演の登壇者として登録した。 よく考えると、本学に赴任後、春季年会はすべて参加したが、10分の口頭発表は学生に経験してもらっていたので、私自身一度もない。 助手の時以来である。 もちろん、当時はOHP使用であった。 たぶん、次回が最後の春季年会となると思うので、若い時の気分に戻って発表を楽しみたい。 ただ、最近は30分~1時間程度の講演が多く、今回は7分の短い時間での発表なので、ちょっと難しい面もある。 今のところ関西学院大学で開催の予定だが、状況によってはオンラインの可能性もあるが、何とか対面で発表したいものである。

From Face Book: A ten-minute oral presentation at CSJ annual meeting for the first time in almost 30 years.

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学校推薦型選抜Ⅰ

2021-12-03 12:28:35 | 行事(大学関係)

     

推薦入試が行われた。 正式には、学校推薦型選抜Ⅰということで、各受験生に対して数学と化学の面接を30分行うものであが、複数の会場を使っても終日かかってしまう。 毎年、同じことを思うのだが、日本伝統の複雑怪奇な入試システム、どうにかならないものだろうか? 

     

本応用化学科の場合、定員は74名なのだが、6種類の入試がある。 内訳は、一般入試前期日程31名、一般入試後期日程18名、今回の学校推薦型選抜Ⅰ15名、学校推薦型選抜Ⅱ3名、総合選抜型Ⅰ3名、総合選抜型Ⅱ4名である。 複雑なだけでなく、頻繁に変わるので、実は、学内の教員さえ、全て理解している人はほとんどいない。 こんなことを入口でやっているところは、少なくとも欧米ではない。 このような厳密な入口に対して、出口はスカスカである。 日本の場合、早い時期に就職が決まってしまうので、企業に対する体裁もあり、何となくフリーパスである。 さらに、今回の推薦入試のため、何と3日間、講義がすべて休講となる。 まあ、こんなことばかりやっていれば、世界から遅れていくのも必然である。 そもそも、6種類の異なった入試で入学した学生だが、入学後は全て同じカリキュラムである。 これも良くわからない。

     

From Face Book: The entrance examination for candidates recommended by their high school. There are very complicated system for admission. So for what?

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12月仮配属

2021-12-02 12:05:41 | 行事(大学関係)

     

12月の仮配属の3年生が来室した。 4年配属を前に複数の研究室を経験できるシステムである。 ただ、名簿は4名になっているのに、実際に来たのは2名である。 どうも最近は、このようなことが珍しくない。 1年生から3年生までの指導学生に対する学生面談も、年に2回実施することにはなっているのだが、どれだけ張り紙やウエッブサイトに掲示しても、実際に訪ねてくるのは、ほんの一部である。 以前は、こんなことはなかった。 まあ、もう子供ではないので、それ以上の呼び出しはしないが。

From Face Book: Two juniors join our Lab as a trial in December.

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