富貴亭のみそカツ丼
魚沼市小出駅前の富貴亭食道の「みそカツ丼」が11月11日の東京新聞サンデー版と中日新聞に紹介された。
「名作を食べる」という特集で紹介されたもの。富貴亭食道は、鉄道での旅を中心とした作品を数多く発表した紀行作家・宮脇俊三の作品「旅の終りは個室寝台車」の中に登場する。名作の中に出てくる店の、新潟では珍しい「みそカツ丼」として、記事では駅前食堂の心意気とその味を紹介している。
同食堂の「みそカツ丼」は、店主の宮里辰慈さんが15年ほど前に愛知県から赤味噌を取り寄せ、試行錯誤して作り始めたもの。県内でみそカツを出す店は少なく珍しい存在。記事では「サンショウが効いた田楽みそ風の甘いみそに浸されたカツは本場に負けない味」と味の評価も上々。同食堂では「近年は鉄道ブームということなので、新聞に出たことで県外の人からも食べに来てもらえれば」と笑顔を見せていた。