詐欺の被害未然に防ぐ
小出警察署(島名透署長)は4月26日、詐欺被害を未然に防止した魚沼市本町の北越銀行小出支店(星浩喜支店長)と対応した職員の櫻井真弓さん(49)に感謝状を贈った。
同支店では、4月15日10時30分ころ、魚沼市に居住する70歳代の女性が、額面4000円の小切手を作って欲しいと来店した際、対応した櫻井さんが、個人での小切手は珍しいことなどから不審に思い、女性から事情を聞き「宝くじの当選名目による詐欺ではないか」と説得するとともに、いち早く小出署に通報するなどして被害を未然に防いだもの。
この日は星支店長(49)と櫻井さんが小出署を訪れ、島名署長から感謝状が贈られた。
島名署長が「事件を未然に防ぐことができたのは、日頃から利用者を被害に遭わせないための危機管理が徹底しているから。ありがたい」と感謝の言葉を伝えると、櫻井さんは「本部から注意文書も来ていて、4000円という金額から宝くじではないかと思いました。お客様からも素直に話を聞いていただき、事件を防ぐことができてよかった」と当時の様子や対応について話していた。