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ありがとう作文コンクール

2013-02-23 | インポート

優秀賞の4作品を発表
市民大学では蒲原さんが講演

Img_7514魚沼市教育委員会と同市青少年健全育成市民会議の共催で毎年行なわれている「ありがとう作文コンクール」の発表会と「うおぬま市民大学講演会」が2月16日、小出郷文化会館で開かれ、コンクールで優秀作品に選ばれた児童4人の作文が発表されたほか、医師で僧侶、俳人でもある蒲原宏さんが「医者・坊主・南瓜ばなし~ありがとうの七・五調人生~」と題して講演した。
 ありがとう作文コンクールは、日ごろの両親や家族、地域の人たちへの「ありがとう」の気持ちを作文につづることで、子どもたちの感謝の心をつちかい、感謝の気持ちを大切にしてもらおうと行なわれている。今年度は魚沼市内や友好都市の東京足立区から1197作品が寄せられ、審査の結果、優秀賞4作品と入選賞12作品が選ばれた。
 発表会では優秀賞に選ばれた小出小学校2年の貝瀬望愛さん、同校6年の大島周さん、足立区立古千谷小学校4年の藤田瞬成さんが作文を発表したほか、都合で出席できなかった広神東小学校3年の佐藤諒太郎さんの作品が代読された。発表に続いては松原道子教育長から3人に表彰状が手渡された。
Img_7542この後の、うおぬま市民大学講演会では、医師で僧侶、俳人でもある蒲原宏さんが「医者・坊主・南瓜ばなし~ありがとうの七・五調人生~」と題して講演した。
 医師になった経緯や戦争体験など自らの足跡から語り始めた蒲原さん。「人間の価値は虚と実があり、周辺我で判断することが多いが、これは仮のこと。本当の価値、本我は、やさしさ、思いやり、誠実、正直などの人柄が本当の人間の価値」と語るとともに、「人間は他人にありがとうと言える時は幸せ」とし、幸福の条件として「天災に遭わないこと」、「治安が良いこと」、「思想、信条、言論の自由があること」、「貧しくないこと」、「心身が並であること」、「人間関係がよいこと」の6つを上げ、「人間関係を上手くやるには、ありがとうという言葉を忘れてはいけない。言葉は人間の接着剤」とユーモアを交えながら話していた。
 なお、ありがとう作文の入選賞受賞者は次のとおり(敬称略)。
【1年生の部】星夏芽(小出)、伊能詞緒(足立区・東渕江)
【2年生の部】井上裕介(宇賀地)、山口永子(須原)
【3年生の部】須田陽奈子(宇賀地)、福井樹祐(足立区・千寿第八)
【4年生の部】星友喜(井口)、眞島莉帆(堀之内)
【5年生の部】星真緒(井口)、水落風歌(堀之内)
【6年生の部】佐藤琳(小出)、米山花純(井口)


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