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記者日記

2008-03-29 | 小出郷新聞コラム

先ごろ開かれた魚沼市議会の一般質問で「ラジオの聞こえない地域の解消を」との質問が行なわれた。今や家庭での娯楽の中心はテレビ。地上デジタル放送も始まり、画質、音質も向上したり、BS、CSなどチャンネルも多彩になり日常生活の中で欠くことのできないメディアとなっている▼しかし、平成161023日に発生した新潟県中越地震の際、我が家ではテレビを観ることはできず、唯一の情報源は車のラジオだった。地震発生後、翌朝まで停電したことによるが、電気が来ていても大きな余震が続く中で家の中でテレビを見続けられたかは疑問だ。最近では車にテレビを付けている人も多いが、電池さえあればどこでも聴くことができ、中には電池も必要なく自分で発電して聴くことができるラジオもあり、ラジオは災害時の身近な情報源といえる▼災害時のみならず日ごろからラジオを聴いている人も多いと思われる。特に車の中ではFM放送は身近な存在である。筆者も休日などは良く聴いているが、平日の仕事中は、ほとんどAM放送を聴いている。音楽中心のFM放送も良いのだが、特にローカルのAM放送は情報番組も多く、様々な知識や県内の情報を得ることができるのが魅力といえる。この地域はそのAM放送が以前から受信しにくく、地域の要望により10数年前に広神地区に中継局が整備され、受信状態は以前より改善されたが、魚沼市内の一部地域では未だによく聴こえないところがある。日ごろ車でAM放送を聴きながら走っていると確かに市内でも周辺地域は聴きづらく残念に思う事がある。車のラジオでさえその状況であるので、家の中ではさらに聴こえないと思われる▼今の少年少女はどうなのかわからないが、よく聴こえない深夜放送をラジオにかじりつくように聴いていた世代にとっては、ラジオは親しみの沸く存在であり、できれば市内のどこの地区でもちゃんと聴こえるようになってもらいたいと願っている。


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