募集されていた新病院の名称
魚沼市では、現在の県立小出病院に代わって平成27年6月に開院予定の魚沼市新病院の名称を市民に募集していたが、このほど新病院の名称が「魚沼市立小出病院」に決定された。
新病院の名称の募集は《1》市立新病院は、高度医療を担う魚沼基幹病院に対し、市民に身近な医療を担う「市民病院」となるため、市民が親しみやすい名称とする《2》市民に信頼され、期待される「魚沼市の安心安全のシンボル」となるため、市民が信頼を寄せる名称とする《3》地域完結型医療の中核をなす病院となるため、地域の中心であることがわかる名称とする、の3点を満たすものとして7月10日まで募集され、市民から137件の応募があった。
応募された名称で一番多かったのは「小出病院」の23件で「新小出病院」も2件あった。これに次いで多かったのが「魚沼市民病院」の19件、ひらがな表記の「うおぬま市民病院」も2件あった。
寄せられた名称は、25日に開かれた地域医療を考える有識者会議に諮られ、意見が求められた後、最終的に大平悦子市長が決定した。
新病院の名称を「小出病院」としたことについて大平市長は「『魚沼』が付く名称はほかの市にもあるし、『小出病院』は長い間親しまれている名称なので、それを残すことにしました」と選定理由について話していた。