魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

「魚沼市立小出病院」に決まる

2013-08-03 | インポート

募集されていた新病院の名称

Photo_2魚沼市では、現在の県立小出病院に代わって平成27年6月に開院予定の魚沼市新病院の名称を市民に募集していたが、このほど新病院の名称が「魚沼市立小出病院」に決定された。
 新病院の名称の募集は《1》市立新病院は、高度医療を担う魚沼基幹病院に対し、市民に身近な医療を担う「市民病院」となるため、市民が親しみやすい名称とする《2》市民に信頼され、期待される「魚沼市の安心安全のシンボル」となるため、市民が信頼を寄せる名称とする《3》地域完結型医療の中核をなす病院となるため、地域の中心であることがわかる名称とする、の3点を満たすものとして7月10日まで募集され、市民から137件の応募があった。
 応募された名称で一番多かったのは「小出病院」の23件で「新小出病院」も2件あった。これに次いで多かったのが「魚沼市民病院」の19件、ひらがな表記の「うおぬま市民病院」も2件あった。
 寄せられた名称は、25日に開かれた地域医療を考える有識者会議に諮られ、意見が求められた後、最終的に大平悦子市長が決定した。
 新病院の名称を「小出病院」としたことについて大平市長は「『魚沼』が付く名称はほかの市にもあるし、『小出病院』は長い間親しまれている名称なので、それを残すことにしました」と選定理由について話していた。


守門・入広瀬で局地的豪雨

2013-08-03 | インポート

住民が一時自主避難

Img_1819大気の状態が不安定になったことから魚沼市では7月30日未明から守門・入広瀬地域で局地的な豪雨が降り、両地域で住民が一時自主避難したほか、大白川・末沢地区が一時孤立、土砂崩れにより国県道などが通行止めになるなどの被害があった。
 同日2時40分に今泉地内の破間川が氾濫注意水位を超え、同市では3時に豪雨災害警戒本部を設置した。
 守門・入広瀬地域では6世帯17人が高倉公民館、二分公民館、入広瀬庁舎に一時自主避難したが同日8時30分には帰宅した。
 大白川・末沢地区では国道252号の柿ノ木スノーシェッド内への土砂流入による通行止めで地区住民70世帯163人と合宿に訪れていた高校生ら152人が孤立したが、9時に一般車両の通行が再開され孤立は解消した。
Img_1829国道290号線は石峠トンネルから3・2km先の長岡市内で、県道親柄大白川停車場線では寿和温泉手前500mで土砂崩れが発生するなど、両地域では土砂崩れや土砂流出が多数発生し道路や農地に被害が出ている。
 魚沼市がまとめた被害状況によると床下浸水が住家2件、公共建物1件(入広瀬小学校)、その他3件。人的被害はなかった。


入広瀬の学童保育始まる

2013-08-03 | インポート

楽しく勉強や遊び

Img_1624魚沼市では、子育て支援事業のひとつとして、共働きや核家族化の進行に伴い学童保育ニーズの高まっている入広瀬地域に7月25日、新たに学童保育を開設した。
 学童保育は、労働などの事情により昼間保護者が家庭にいない小学生の児童に、放課後や長期休暇中、保護者に代わって行う保育。
 同市では、これまで民間施設を含め8か所で学童保育が開設されていたが、入広瀬地区だけ無かった。このため守門地区の施設を利用する児童もあり、市のアンケート調査でも学童保育の要望が多かったため、新たに穴沢の「入広瀬こどもの家」で学童保育が行われることになった。
 利用する児童は、年間を通しての利用が6人、春・夏・冬休みのみの利用が4人、急な用事があった時などの一時的利用が6人の合計16人。初日の25日には星勉教育長ら関係者が「こどもの家」を訪れ、「今日から学童保育が始まりました。ケンカしないように元気で過ごしてください」と子どもたちに呼びかけた。


ふれあい夏の雪まつり 2013

2013-08-03 | インポート

ソリ滑りなど雪遊びに歓声

Img_1669Img_1726真夏に冷たい雪の感触を楽しむ「うおぬまふれあい夏の雪まつり」が7月27、28日に魚沼市銀山平で行われ、県内外から訪れた人たちが真夏の雪と様々なイベントを楽しんだ。
 大量の雪を特殊シートで保存し、真夏に繰り広げられるこの雪まつり。両日ともに午後からは雨に見舞われる天候となったが、涼を求めて多くの人たちが訪れた。
 祭りの目玉であるサマーゲレンデは今年も子どもたちに大人気。ソリ滑りなどに歓声をあげ、冷たい雪の感触を楽しんだほか、雪上でのボーリング、積んだ雪の高さを競う雪積み競技などを親子で楽しむ人たちの姿が見られた。
Img_1697Img_1739まつりではカヌー体験やEボート体験、荒沢岳万年雪見学ツアー、奥只見湖の湖上遊覧など多彩なイベントが行なわれ、サマーゲレンデ前では市内外の団体による「よさこい」踊りやキッズミュージカルが披露され、お祭り気分を盛り上げていた。
  また、今回はコスプレーヤーや車体にアニメのキャラクターなどが描かれた「痛車」も会場にお目見えし注目を浴びていたほか、新潟発のゆるキャラ「レルヒさん」も会場に登場し子どもたちを喜ばせていた。


道中記に見る江戸期の旅

2013-08-03 | インポート

市民大学で松井さん講演

Img_1749第1回うおぬま市民大学・高齢者講座講演会が7月27日、小出郷文化会館小ホールで開催され、魚沼市文化財保護審議委員会委員の松井正一さんが「道中記に見る江戸期の旅~魚沼からの伊勢参りと四国霊場巡り~」と題して講演した。
 「百姓にとっての重税は米づくりだけ。米以外の稼ぎもあり、少しずつ生活水準が上がってくると講を組んだり借金をしたりして旅に出るようになった。日帰り以外は領主に届けることになっていて伊勢参りの際は旦那寺が発行する往来手形が必要。出かけるのは農閑期の1月末から3月末までが一般的だった」と当時の百姓の生活や伊勢参り、四国遍路について話した松井さん。講演の後半では塩沢在原村、徳太郎一行の絵日記と小出島、大黒屋伝吉の道中日記と小遣帳を取り上げ「当時、旅をした人たちは無謀な行程を組まなかったことや、無駄遣いをしていないこと、一日ごとに克明な記録を付けていたこと、幸便などを使って国許に連絡を取っていたことが道中日記から読み取れる。旅をする人はしっかりしていて、物流ルートも宿泊施設も整備されていた。そして行く先々の人たちが巡拝者にはとても親切だった」と解説。「人々は危険を犯して旅に出た。それは旅を単なる旅と考えていなかった。旅には苦行、修業の意味もあり、旅に出ると世の中の厳しさや人の優しさが分かった」と講演を結んだ。


魚沼市の「大の阪」出演

2013-08-03 | インポート

24日の「伝統連々祭」

8月24日、長岡市の長岡リリックホール・シアターで開催される「伝統連々祭~お祭り日和~」(主催=新潟県)に国の重要無形民俗文化財に指定されている魚沼市堀之内の盆踊り「大の阪」が出演する。
 この公演は「脈々と受け継がれる伝統芸能」をテーマに、にぎやかなお祭りの一日を表現したステージを繰り広げるもの。「大の阪」のほか、県内から「仮山伏の棒使い」(妙高市)、「つぶろさし」(佐渡市)、「大積あやめおどり」(長岡市)、「糸魚川おまんた囃子」(糸魚川市)などが出演する。14時から17時。入場無料。事前申し込みによる入場整理券が必要。問い合わせは新潟県文化振興課《電》025-280-5139。


魚沼山紫水明交流展

2013-08-03 | インポート

2団体の作品を一堂に

Img_1633「魚沼山紫水明交流展」が7月26日から28日まで魚沼市井口新田の小出郷福祉センターホールで開催された。
 同展は、全国公募美術団体「たぶろう美術協会」(並木望会長)と魚沼市の絵画研究団体「白象会」(髙橋正則代表)の絵画作品を一堂に展示するもので、今回も両会員の油彩画、水彩画、日本画、アクリル画など100号までの作品約50点が展示された。
 開催前日の25日に行われたオープニングセレモニーではたぶろう美術協会の並木会長が「当会員の特徴は作風に固定されず、描きたいものを描きたいスタイルで描いているので、様々な絵が並んでいます」、白象会の髙橋代表が「白象会の作品は冬の絵が多いので、たぶろう美術協会の明るい絵と一緒に観てもらうことは良いこと」とあいさつ。作者らによる作品解説が行われた。


多彩な「ゆるキャラ」ズラリ

2013-08-03 | インポート

4日まで広神中文化部が展示

Img_1797広神中学校文化部による「魚沼・広神をPRする『ゆるキャラ』展」が8月4日まで魚沼市吉田の奥只見郷インフォメーションセンター(魚沼市観光協会)2階で開かれている。
 同校文化部の生徒が「素晴らしい自然環境に恵まれていることや、温かい地域の人たちに支えられていることを思い制作した「ゆるキャラ」を展示しているもの。
 会場には今冬の結の灯りアートコンテストで奨励賞となった「米々じいちゃん」をはじめ、広神に伝わる伝説の弥三郎婆が風呂に入っている「やさ風呂ばさ」、チョイワル風に広神の名産品の山菜やアユを紹介している弥三郎ばさ、餅をモチーフとした「もちゅうじん」など生徒たちが考えた20余りの「ゆるキャラ」がイラストで紹介されており、会場を訪れた人はアイディアやユーモアに富んだ「ゆるキャラ」に目を細めて見入っていた。時間は9時から18時まで。


5部門に約130点出品

2013-08-03 | インポート

3日から八海山夢展

Photo八海山をテーマとした総合展覧会、第14回「八海山夢展」が南魚沼市浦佐の池田記念美術館で8月3日から9月2日まで開かれる。
 この展覧会は、プロ、アマを問わず、地元に根ざした美術活動の発表の場に、という目的で創設された展覧会。平成12年、南魚美術協会を中心とした美術家や大和町公民館、池田記念美術館ら関係者が集まり準備会を立ち上げ実行委員会を組織、同年8月にスタートした。
 今回も魚沼在住の美術家を中心に絵画、書道、写真、水石、俳句の5部門約100人が出展し、魚沼の美しさをテーマにそれぞれの手法により表現することになっている。
 期間中には出品作品のみどころや鑑賞のコツを出品者が説明や実演を行う夢展「美のツボ」が開かれる。日程は次のとおり。

【絵画】8月16日10時=作品解説と写生の実演(永井昭司・高橋正則)
【書道】8月10日14時=揮毫(和田芳山・南雲龍石・田村岳川)
【写真】8月18日13時30分=撮った写真をTVで見ながら花の撮影(関義正・酒井建・外山和子)
【水石】8月10日13時=説明と水石の飾り方の解説・実演(小島達夫・中島哲夫)
【俳句】8月18日14時30分=展示室の作品解説、作品の鑑賞(森山暁湖・井口光雄)
 また、会場には絵画、書道、写真、俳句部門の出展者の小品を販売する小品ギャラリーも設けられ、売り上げの一部は同展の運営に充てられる。
 同美術館の開館時間は9時から17時。水曜休館。入場料は一般500円、高校生以下無料。


相撲と空手で全国大会

2013-08-03 | インポート

小中学生を大平市長が激励

Img_0804魚沼市内の小中学生4人が相撲と空手の全国大会に出場することになり、7月26日には魚沼市役所を訪れ、大平悦子市長から激励を受けた。
 全国大会に出場するのは同市中島の和田歩くん、吉田の樋口葵くん、須原の岡部海輝くん、大栃山の浅井紗愛さんの4人。
 和田くんはわんぱく相撲全国大会、樋口くんと岡部くんは第56回全国小学生・中学生空手道選手権大会、浅井さんは第13回全国少年少女空手選手権大会に出場する。
 この日は和田くん、樋口くん、岡部くんの3人が市役所を訪れ、大平市長から激励の言葉とともに激励金が手渡された。激励を受けた3人は全国大会への意気込みを語っていた。


生誕百年「星襄一展Ⅱ」

2013-08-03 | インポート

9日から星と森の詩美術館

十日町市稲葉の星と森の詩美術館では、魚沼市(旧小出町)出身の世界的木版画家、星襄一さんの生誕100年を記念した作品展「生誕100年 星襄一展Ⅱ~デッサン・スケッチと星版画~」を8月9日から開催する。
 星襄一さんの作品約250点を所蔵する同館では、1996年の開館以来、毎年星襄一の作品展を開催しているが、生誕100年にあたる今年は11月末まで3回に分けて特別記念展を開催する。
 9月29日まで開催される同展は「生誕100年星襄一展」の2会期目で、武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)卒業制作の油彩画や在学時のデッサン・スケッチを初公開。併せて晩年の木版画「樹シリーズ」のなかで季節の雰囲気を鮮やかに描く秀作群を展示し、揺籃期から星芸術の完成までを概観する。同時開催は「追悼 刀匠天田昭次 天田地鉄=究道の先の光」。
 同館の開館時間は9時30分から17時(入館は16時30分まで)。火曜休館。入館料は一般500円、小・中学生200円。
 なお、同館のご厚意により「星襄一展Ⅱ」(9月29日まで)の無料招待券を2枚1組で先着5名にプレゼントします。ご希望の方は当社まで。

【星襄一】1913年生まれ。台湾で教職を務めた後、引き揚げ、武蔵野美術学校を卒業、木版画を独習。国画会、日本版画協会を中心に活動し、国際展へも多く出品。独特な木版の技法や効果を追求し国内外から高く評価された。代表作には「星座」、「樹」シリーズがある。79年6月死去。


見つけよう長鳥の宝

2013-08-03 | インポート

住民が貴重な自然再確認

Img_1775魚沼市長鳥で7月28日、住民が地区内を歩いて集落の宝物を再発見する活動が行われた。
 活動は、農林水産省の農地・水保全管理支払交付金事業で取り組んでいる「長鳥地区むらづくり快議」の活動として行われたもので、子どもを含む地区住民や市、県の関係者らが参加した。
 集落開発センターに集った参加者は、まず株式会社エコロジーサイエンス主任研究員の藤塚治義さんから長鳥地区の身近な生き物たちについての説明を聞いた。
 この後は参加者が「万治ヶ池」、「大谷地田」、「大口野」の3つのコースに分かれてセンターを出発、地域の案内役の人や藤塚さんの案内で集落の宝物を探して歩いた。
 「大谷地田」コースでは、ため池の水際に環境省の絶滅危惧種に選定されているミズゴケの仲間が成育していることや、湿った斜面にはモウセンゴケが小群落を形成していることを確認。休耕田では日本一小さいハッチョウトンボが見られ、水路にはホタルの餌になるカワニナなども多く、長鳥地区が多くの植物や動物にふれあえる環境にあることが再確認された。
 地区を歩いた参加者は再び開発センターに集まり、宝ものの地図を作成したり、この日気づいたことをシートに記入していた。


記者日記

2013-08-03 | 小出郷新聞コラム

28日、長鳥集落で行われた地域を歩いて長鳥の宝物を探す活動を取材。地域の人たちと一緒に長鳥地内を歩いた。筆者が現地に車で到着するや否や予定外の雨が降り出し、心配しつつも集落開発センターに入ると株式会社エコロジーサイエンス主任研究員の藤塚治義さんを講師に長鳥の動植物についての勉強会が開かれていた▼勉強会が終るころには雨もあがり、参加者は3つのコースに分かれてセンターを出発。筆者は藤塚さんを案内役とするコースを取材した。さっきまで雨が降っていた空に太陽が顔を出すとにわかに蒸し暑くなり、汗を拭きふき坂道を上がっていく。道路脇の植物の説明を聞きながら到着したため池ではギンヤンマやショウジョウトンボ、キイトトンボがお出迎え、水際では全国的に減少してきているミズゴケ類や食虫植物のモウセンゴケを見る事が出来た▼その先の休耕田では日本一小さいハッチョウトンボをカメラに収めた。赤いオスは緑の中でよく目立つ存在であるが、なるほど小さくカメラのピントを合わせるのが大変なほど。筆者はこのトンボを見るのは初めてだったので、見る事ができてチョッと嬉しかった▼残念な思いをしたのは、途中で観察した田んぼの脇の湿地。ここはトキソウやカキランなどの花が順番に咲き、季節の移り変わりとともに花が楽しめる場所。この日も名前は忘れたがユリの仲間の花が鮮やかなオレンジ色の花を咲かせていた。この湿地は田んぼの脇を除草していることで維持されている環境なのだそうだ▼ところがその湿地をよく見てみると踏み荒らされた形跡があり、さらによく見ると土を掘った跡も。どうやら植物が盗掘された跡のようだ。案内役の藤塚さんは「持っていって育てても土の中の細菌が違うので結局枯れてしまう。この場所で楽しんでもらいたいのだが」と残念がっていた。車で通ってもわからない長鳥の豊かな自然に触れて楽しい取材であったが、また残念な現実も目の当たりにした取材であった。


南魚沼市の美少女観光パンフ

2013-08-03 | インポート

花の名所など第3弾発行

Img_1656南魚沼市では新しいタイプの観光パンフレットとして昨年9月に発行して反響を得ている南魚沼市美少女観光パンフレット「美女旅」の第3弾をこのほど発行した。
 このパンフレットは、市内在住などの地元の女性がいつものヘアメイク、いつものファッションで、地域内の周遊スポットを紹介してくれるという、等身大のリアリティ溢れるパンフレット。市内の若者グループが企画と制作を担当している。
 画像を重視し、文字による情報は少なめ。同じ場所に「行ってみたい」と思わせるような、その場所の雰囲気を伝えることに重点が置かれている。
 春夏編、冬編に続く第3弾としてこのほど発行された春編では、銭淵公園など市内の桜の名所や六万騎山などのカタクリの群生地、八色の森公園、上の原菖蒲園、浦佐毘沙門堂が女性5人により紹介されている。
 今回モデルを務めた同市在住の高校生、湯本咲さんは「写真撮影は緊張しましたが、楽しくできたのでよい経験になった。パンフレットを見た人から撮影した所に行ってもらえたらうれしい」と話していた。
 A5判、20ページ。12000部が作られ、市内の店舗、観光拠点施設、公共施設などで配布される。

※写真は、発行された美女旅春編を手にする板鼻洸さん(左)と湯本咲さん(右)。