魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

「うおぬま森の学校」講演会

2009-02-12 | お知らせ

2月15日広神コミュニティセンター

 「うおぬま森の学校」講演会が2月15日、広神コミュニティセンターで開かれる。長岡技術科学大学助教の山本麻希さんが「里山の環境整備と野生動物との共生」と題して講演するほか、地域団体による事例紹介も行なわれる。13時30分開会、参加無料。問い合わせは魚沼交流ネットワーク《電》792-1336。


町田教育長が退任

2009-02-12 | ニュース

後任は議会定例会に提案

魚沼市の町田昌教育長が1月31日、任期満了に伴い退任した。
 町田氏は平成17年2月に魚沼市の初代教育長に就任。国の教育行政の変革に対応しながら魚沼市の教育の基盤づくりに尽力した。  
 後任については今月25日に招集される市議会定例会に提案される予定で、それまでの間は規則により学校教育課長が職務を代行する。


記者日記

2009-02-12 | 小出郷新聞コラム

 魚沼市が生んだ文豪、山岡荘八の歴史小説「徳川家康」の中国語版が昨年から中国で人気を博しているということが、先日全国紙で紹介されていた。県内の日刊紙でも昨年の夏に北京五輪の関連記事として売れ行きが好調な状況が伝えられていた。数10万部売れたら大ベストセラーとされる中国でこれまでに約200万部が売れたというから大変な人気なのだろう▼魚沼市内でこの状況を大いに喜んでいるのが昨年9月に有志により発足された「山岡荘八を語る会」のメンバーだ。同会については、すでに本紙新年特集号に詳細が寄稿されているが、同会は魚沼市が生んだ作家・山岡荘八の偉業を後世に伝承しようと、旧小出町の有志を中心として昨年9月30日に設立された▼山岡荘八は郷土が生んだ偉大な作家であり、その作品は広く国民各層に愛され、親しまれていることを郷土の誇りとし、これを語り継ぎたいという想いからの設立で、初会合が開かれた9月30日は山岡荘八の没後30年の命日であった▼山岡荘八生誕の地、魚沼市では、小出公園内に、生前にもっとも好んで、数多く揮毫した「菊ひたしわれは百姓の子なりけり」の句が刻まれた「山岡荘八顕彰碑」が、旧小出町の有志によって昭和56年に建立され、その後、魚野川の河川改修により延長された小出橋の新しい親柱には山岡荘八の句「鮭舟の動き動かぬ師走かな」が刻まれているが、没後30年が経って市内でも山岡荘八の名を知らない若い世代が増えてきている▼そんな中、同会では平成21年の事業として日光東照宮の山岡荘八文学碑探訪ツアーや、文化講演会(演題「長岡藩と山岡荘八」講師・河井継之助記念館・稲川明雄館長)の実施などを計画しているところである▼会を発足させ、これから事業を展開していこうというこの時期に聞こえてきた中国での「徳川家康」のヒットは、同会の活動にとっては追風となる話題であり、会の活動にますます力が入ることになりそうだ。