部長職のお仕事
管理職としての日々と趣味についてです
 



昨日完成記をUPしたガリアンに続いて、ガリアン(主人公ジョルディ)の最大のライバルである、ハイ・シャルタット専用ウィンガル・ジーの作製完成記をUPします。
このキットについては改修ポイントがほとんどないため、作製内容を上げる必要性については正直???ですが、節目ということでw


■ハイ・シャルタット専用 飛甲兵ウィンガル・ジー












■作製記

まずは素晴らしい高荷画伯のパケ絵。

見てるだけでモチベUP!
ちなみにこのパケ絵はハイ・シャルタット専用ウィンガル・ジーですが、このキットは実際の作製には使っていません。
これはメッキ加工品ですので、メッキ剥がしの工程が面倒。これは眺めて楽しむキットw
実際にはSAK No.7の指揮官用飛甲兵タイプを作製に使用しました(非メッキ)

素組み状態です。

素の直立状態ではもっさりした感じですが、ポーズをつけるだけで一気に躍動感が出ます。
凄いキットです。

このウィンガルに関してはほとんど改修はありません。
頭部の削り込みと各部の掘り込み作業のみといっても過言ではなく。

1.頭部
 さすがにこのままでは頭部がもっさりしているので改修。
 
 素の頭部
 
 カエル面ですw

 パテで十分に裏打ちしてから、特に頭部サイド側を中心に外から削り込み。
 向かって右半分作業した状態。
 

 両方作業完了状態。
 
 もとに比べて、幅は一回り小さくなりました。

 また目(?)の部分も表面から削り込んで、一段落ちた感じまで修正しています。
 裏打ちしたパテがところどころ顔を出すぐらいまで削っています。

 頭部改修はこれだけ。

 胸像としても結構いけてますw
 

 なお、胴体の頭部取付位置はキットから変更しています。
 キットは飛行形態を取ることが出来るように可動域が広くとられていますが、今回は固定ポーズの仕上げのため、立ち姿優先で最適位置(あくまで主観ですが)へ変更しています。
 

2.脚部
 脚部の改修はふくらはぎの増量だけ。
 高荷画伯のパケ絵に対してふくらはぎの張り出しが弱い気がしたので、エポパテで増量。
 

 太ももの装甲板の片方を紛失したので、プラ板で作製。
 かつ、大胆なポージングで股間が開くので、オリジナルでオーラマルス(?)ぽい処理で誤魔化しw
 


3.全体
 正直、主な改修は前述2点だけです。
 あとはエングレや翼のエッジなどを掘り込みと表面処理をしているだけ。

 

 

 

 作製で唯一困った点があるとすると、本当に接着剤の付きが悪いこと。接着剤で表面がなかなか溶解してくれません。
 接着したつもりでもちょっと力を入れるとポロリと取れます。速乾性タイプだと歯が立たない。
 接着剤をなじませるのが割と面倒でした。(逆に言うと仮組し易いということなのですが...)
 

4.サフ
 

 


5.塗装
 塗装はクレオスのジャーマングレーの下地に、同じくクレオスの8番銀でグラデ塗装。
 Mr.ウェザリングカラーのマルチブラックを薄さを各所変えながらフィルタリングして単調さを避けています。
 エングレ部分には同グラウンドブラウンを薄く塗りことで、若干、金色ポイ表現をつけています。


■あとがき
 ご覧いただればお分かりの通り、固定ポーズ仕上げであれば改修作業はほとんど無しで、躍動感あふれるウィンガル・ジーが容易に作製できます。
 当時のタカラの設計陣の素晴らしさを物語る秀逸キットだと感じています。

 作製にあたってのポイントはただ一つ。貴重なレアキットの袋を破って、パーツをニッパで切り離すまでのエイやぁーの気持ちだけです。
 手元にこのキットをお持ちの方は、タカラのSAKの素晴らしさを是非体感してもらえればと思います。




コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
カッケー!×2 (don)
2017-01-08 11:41:53
他のモデラーさんも
よく書いているのですが

旧キットは顔と関節だけ触れば!

のお手本ですね

こうゆう時って
自分でポーズ取ったり撮ったりして
確認とかしてます?

ロボだからそこまで可動域求めてません?
 
 
 
ありがとうございます! (ti0719)
2017-01-15 09:17:20
donさん

こんにちは。コメントありがとうございます!
特にこのウィンガル・ジーは関節調整だけでOKの優良キットです。
ポージングをいろいろ考えるときは自分の身体で試す時はありますよ。実際の重心位置とか、体を動かさないとわからないので。
 
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