部長職のお仕事
管理職としての日々と趣味についてです
 



オーラバトラーズワァース、完成しました。
4月末からの作製なので、なんだかんだと半年かかりました(汗...長すぎ)

旧キット&オーラバトラー作製を楽しむということで、先行で作製していたレプラカーンともども、堪能いたしました。

オーラバトラーの中でも一番大好きなズワァース。
その登場シーンは当時衝撃的でした。惜しむらくは、初期のハンドメイドでABを生産していた雰囲気の中で、最強最悪(最凶最悪)の強敵という形で登場して欲しかったこと。
黒騎士の乗機としての出番が数話と、意外に少なかったことも残念です。

今回はズワウスでなく、劇中のズワァースを強くイメージして作製しました。
AB的なテクスチャもほとんど無しで、アニメ劇中の脳内イメージ優先です。
劇中の凶悪なイメージが再現できていれば幸いなのですが....

旧キットの改修という事で、脚部や足首など大変なポイントもありましたが、とても楽しんで作製することが出来ました。


■Aura Battler Zwarth



















このズワァースは、ずをコン3.5 AB祭に参加しています。
会場全体はこちらから
      
 


■作製記

旧キット1/72ズワァースの作製過程をピックアップしています。
ちょっと長いのでご注意ください(通常のSD作製記より長くなってしまいました...汗)

1.スタート
 ベースは旧キットです。それなりにズワァースに見える所が良いですね。
 極端に言えば頭部のタレ目だけ何とかすれば、意外に通用するかも。

 それでも自分の中のズワァースのイメージからはかけ離れているので、改修することにしました。

 ちなみにHGABと旧キットを比較するとこんな感じです。

 大きさが段違い。HGABって大きいんだなぁー それに意外に骸骨ぽく見えて...
 普通にズワァースを改修でいじるとなるとベースはHGABなんでしょうが、作ってみた結論では旧キットの方が実はやり易いのではないかと言うのが印象です。


 今回の改修の基本は、従来からAB作製で言われているポイントに沿っています。 
 B-CLUBのAB作例記事や電撃ホビーのダンバインMOOK本で紹介されている、胴体の幅詰め、腰の幅詰め、脚部の長さ変更等の定番工作が中心になります。

 参考にした書籍の紹介です。
 電撃ホビーのMOOK本
  
 
 この本の旧キット改修作例は眺めてるだけでもホント楽しいです。絶版なのかな?

 B-CLUBのバックナンバー
 
 チマチマと集めています。

 そしてモチベーションUP本。バイブルのAURA FANTASM!
 
 これが今のABテイストを作り出したと言っても過言ではないですね。

 作製に向けて関連書籍を集めるのも、模型作製の楽しみです(個人的には)。

 あと、今回の作製参考とモチベーションUPのために、絶えず作製中に横に置いて見ていたのは電撃ホビー2013年5月号のNAOKIさんのHGAB改修ズワァースの作例。
 スマートなズワァースの作例には衝撃を受けました。ホント、ABの新境地を開かれた凄い作例だと思います。強烈な印象でした(今回、かなりNAOKIさんのズワァースの影響を受けています)
 

 では、各パーツ毎の作製コメントです(長いので適当に読み飛ばしてください)。

2.頭部
 旧キットの一番の問題はこの頭部。
 ここさえ改修できれば、他はそのままでもそれなりにカッコ良いズワァースになると思うのですが、いががでしょうか。
 
 
 なかでも最大の問題の眼をいじりました。目頭と目尻を削ってシャープにしていきました。
 全体に一回り小さくなったかも。
 
 
 頭部の幅も広すぎるようなので、少しくさび状に下部を詰めました。
 幅詰め前
 
 幅詰め後(画像ではわかり難いですね。下部を詰めています)
 
 
 目の上に少しエポパテを盛って、眼が奥まったようにしています。角周りもエポパテで自然なラインになるように変更。
 
 口周り部分をカリカリと掘り込んだりもしています。

 基本的な改修は以上で、あとは少しずつペーパを当てて、細かくライン調整を繰り返しました。

 他の改修部分も入ってて少しわかり難いですが、頭部のほぼ最終形状はこんな感じです。
 
 

3.胴体-腰分離
 旧キット
 
 
 ちょっと胴体が太いので幅詰めしますが、胸部と腰の詰め量を変えたかったのと、別パーツ化することでメリハリを付けたかったので、まずは胴体と腰を分離しました。
 
 ※電撃ホビー2013年5月号の対談記事で、ABには腰の概念が無いとの記述があり、目から鱗でした。
  腰を作ってしまいました...(汗)

4.胸部、胴体
 上は少しだけ詰め、下を大きく詰めたいということで、全体をくさび状に詰めてます。
 
 この幅詰めによって、胸部の紋様付きコクピットハッチ(?)の大きさが合わなくなります。
 このため、ハッチのパーツの裏に曲げしろを切込みで入れ、これをグッと曲げて前に突き出した形にして、胸部のボリュームアップも兼ねて加工しました。 
 
 裏から見た画像です。汚くてすみません...
 
 胸部の特徴的な紋様は、まずは付属のデカールを0.3mmの薄いプラパンに貼り付けて切り抜き、

 それを前述の曲げ加工した胸部パーツに張り付けて再現しています。
 

 襟のボリュームが足りないので、エポパテで増量。
 

 胴体をくさび状に詰めたので、かなり撫で肩になりました。
 
 もともと旧キットの肩のボリューム不足もあり、さらに前述の幅詰めによる撫で肩化も伴って、腕をつけるとかなり違和感を覚える形状になってしまってます。
 この対処のため、肩にエポパテを盛りつけて肩付近のラインを大きく変更しました。


 
 胴体の改修比較です。
 改修前
 
 改修後 
 
  
   
5.腰
 切り離した腰をまずは幅詰め加工します。
 切り離し直後
 
 幅詰め後。
 
 胴体のはめ込みが出来、脚の取り付け軸を確保できる程度のギリギリまで幅を詰めました。
 
 元の内部軸はそのまま生かし、胴体を固定できるベースを仕込んでます。
  


 腰回りの修正比較です。
 改修前
 
 修正後
 

 
6.脚
 旧キットの2番目の不満点である、脚部です。
 太すぎ、脛が長すぎ、足首が無い、この辺りが不満のポイント。

 まずは脛とふくらはぎの改修です。
 幅詰めから。
 一旦、脛とふくらはぎを分離させました。
 
 脛をくさび状に、上部を中心に幅詰めしています。
 合わせて、ふくらはぎも裏で幅詰め。
 向かって右がキット、左が幅詰め後。
  

 続いて長さの調整ですが、太ももとの関係で、後述の太ももを伸ばした分、脛を縮めています。
 元に比べると4mm程短縮。
 向かって右は幅詰めだけ。左は長さ短縮後。
 
 短縮したことによりまた太めになったので、この画像のあとで、再度くさび状に幅詰め工程を繰り返しています。
 また画像はありませんが、脛の幅詰めに合わせて膝アーマーの幅も詰めています。

 脚部の長さは脛の長さと太ももの長さで決まりますが、今回は脛を短縮、太ももを延長することで脚部バランスを調整しています。このあたりモデラーさんにより見解が分かれるところだと思います。
 太ももは延長のために中央で分断。
 
 全体で約4mm延長しています。
 またパテで裏打ちして、全体に削り込んで少し細くしています。
 (ちょっとやり過ぎました。もう少し気持ち太いほうが、全身のバランスを考えると良いかも)

 脛部分に戻って、脚の大きな問題である”足首が無い”という事への対処を行いました。

 旧キットは足首がなく、脚と一体となっています。脚から足の指が直接生えてる構造です。
 このため脚を大きく開くと、足裏が見える、足の爪先で身体を支える事になり、足指も浮き上がる、等の状態になり、ズワァースのどっしりとした印象が大きく損なわれます。
 このため、何としても足首を作って、適正な角度で設置させたかったため、ちょっと頑張りました。
 このあたり、足首を持つHGABの方が楽なのかもしれませんね。
 
 幅詰めした脛から足首周りのパーツを切り出します。
 
 内側の退化した指(?)の部分を底面ともに切り出し、さら足指を固定する内部構造パーツを基準にプラ板で厚みを増して足首の基部を作り、そこに退化した指(?)パーツを取り付けて、これを足首としています。
 
 このあたりホント試行錯誤で、画像と説明が今一つ一致せず、少し分かり難い説明になりすみません。
 これを足首として、脚部の内部に貼り付けたプラ板にアルミ線で角度をつけて取り付けています。

 足指は中央の指の爪を延長しています。
 また脚の裾の開口の関係から、指の根元に目隠し兼ねてパテでオーラマルスっぽいものを追加。
 
 横と後ろの足指は、キットのパーツを削り込んで段差モールドを作っています。

 脚の改修比較です。
 改修前
 
 改修後
 


7.腕
 腕ですが、ここはあまり改修していません。

 まずは二の腕の掘り込み。
 
 形状のポイントをカリカリと削り込んでます。

 前腕は手首隠しのため、外側を延長しています。レプラカーンの前腕のイメージです。
 まずは外側に基部となるプラ板を積み重ね。
 
 その上にエポパテでぐるりと庇を作りました。
 
手はガンプラビルダーズパーツのジオン系のパーツを使用し、削り込みと親指の切り離し&角度加工することでできるだけABぽくしています。
 (この辺り今後の課題です。ABの手ってホント難しい...) 

 爪はプラ板で2mm程延長。
 

 ズワァースの特徴ある盾は、胸部と同じく、デカールに合わせて0.3mmプラ板をくり抜いて、
 
 盾のパーツに張り付けています。

 胸部もそうですが、盾の紋様の内側にはケガキで筋を入れています。

 
8.羽・オーラコンバータ
 羽はキットパーツを使用しています(結構きれいなので気に入ってます)。
 ただそのままではやはり厚いので、薄々化しています。
 キットパーツは、片面に翅脈(?)がモールドされ、片面は平面になっているので、この平面側を削り込みました。
 画像の奥が削り込んだものです。
 
 180番で削り込み、2000番まで順次番手を上げて、最後にコンパウンドで磨きました。

 キットでは背中の凸に羽を止めるだけの構造なので、この止めダボが丸見えです。そこでエポパテでダボのカバーを作製しました。
 最終形状の画像がありませんが、途中の画像はこんな感じです(実際にはもっと大きくなりました)。
 

 オーラコンバータ本体はキットのまま使用しています。モールドの凹み部分は削り込んでます。
 また、オーラコンバータ基部の取り付け位置は旧キットから変更し、かなり上に持って来ています。
 
 このため、背中の筒(?)は上方にプラ板とパテで延長してます。
   


9.改修全身画像
 工作がほぼ終わった頃の画像です。
 



 サフ画像。
 


10.塗装
 ベースはミッドナイトブルー。
 その上からガンダムカラーのファントムグレーとMSグレージオン系を適当に(?)重ね吹き。
 胸部、盾、口の赤は、下地にクレオスのマルーンを塗って、その上から軽くレッドFS11136を重ね吹き。
 コクピットはミッドナイトブルーのままで光沢仕上げ。
 胸部とふくらはぎもミッドナイトブルーで、適当に光沢コントロールしてます。
 眼はMr.クリスタルカラーのサファイヤブルーを使用していますが、光が当たると適当に光る重宝してます。
 爪はミットナイトブルーのベースの上から、ガイヤのニュートラルグレーⅡをグラデ塗装して、さらにその上から軽くMr.クリスタル ムーンストーンパールを吹いてます。
 上記を塗ったあとで、光沢部分以外はエナメルの茶色でウオッシングして、半光沢のトップコートを一旦吹いています。
 眼とコクピットと爪は光沢コート。
 
 これらの処理のあとで、上からエナメルの茶、赤、青、緑、グレー等々を適当に塗ってはふき取りを繰り返して、不規則にアクセントをつけました。


■あとがき
長い作製記となってしまいました。最後までご覧いただきありがとうございます。

今年はダンバイン30周年。
剣と魔法の世界をメカモノに持ち込んだ大胆な発想に、放映当時衝撃を受けました。
ガリアンともども未だ追従を許さない素晴らしい設定だと思います。

今回は旧キットでの作製という事で、やりたい放題の作製となりました。旧キットの良いところは自由さが広いという所でしょうか...
今後も旧キットのABを作って行きたいと思います!


 
 
 
 

コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
Unknown (asp)
2013-10-14 11:36:39
ズワァース製作お疲れ様です。

毎回、部長さんの製作記時を読んでいると、非ガンダム系の旧キットを作りたくなります。

そこで買ってきたのが、ボゾンとゲドでして、中身を見てそっと押入れにしまいました・・・・
自分には、オーラバトラーのような生物的なキャラクターを作るには、気力と造形力と知識が足りてないです(汗
何よりオーラバトラーに対する「作品愛」が足りてませんでした(笑

来年のホビーショーでは企画展の「78ガンダム」とは別に、旧キットコンペでもやりますか!?
賛同して参加してくれる方が、どのくらい居るか分かりませんが・・・・
 
 
 
Unknown (ガンプラ好きなお父さん)
2013-10-14 20:19:50
完成おめでとうございます!
改めて製作記を拝見すると旧キットも良いな・・・
なんて感じてしまいます。

実際は難しいので僕は手を出しません・・。
しかし、見事にカッコ良くなってますね~。
お疲れさまでした!
 
 
 
Unknown (なすお)
2013-10-15 00:36:37
ズワァース完成おめでとうございます^^

生物的な流線形が美しいな~
ナゴモで実物を拝見するのを楽しみにしています
(19日は仕事かもしれませんがなんとか半日だけでも。。。)

素のままでは「う~ん。。。」な旧キットが生まれ変わっていく様子は高まりますね
少し違いますが、エルガイムのSD化とかを、想像してはやめたりしています^^;
 
 
 
ありがとうございます (ti0719)
2013-10-15 20:43:20
>aspさん、
こんばんは。コメントありがとうごさいます!
AB、作ってみると楽しいですよー せっかくのゲドとボゾン! 是非トライしてみてください(笑)!
旧キットの展示、もし行われるのであればABをあと一体作製したいところですが、SD2体予定と考えるとなかなか厳しいかなー
参加メンバーはaspさん、ペリカンさん、私、かな...作品数が足らないかも...ね。

>お父さん、
こんばんは。コメントありがとうございます!
旧キット、良いですよ! どちらかと言うとHGABの改修の方が二の足を踏んでしまいます。逆に難しそうで...
お褒めいただきありがとうございます。嬉しいです。
NaGoMoに出すので、見てやってください!

>なすおさん、
こんばんは。コメントありがとうございます!
NaGoMoはかなりレベルが高いので、一見の価値は非常に高いと思います(私のを除く...汗)
昨日、グフカスの搬入に行ってきましたが、皆さんの展示物のレベルの高さに冷や汗をかきながら(ホントに)、展示準備してました。
エルガイムのSD、aspさんが泣いて喜ばれると思います(笑)是非!!!
 
 
 
おめでとうございます (スノット)
2013-10-16 22:22:58
完成おめでとうございます!
仕上げが綺麗ですね。
それから独特のラインの肩がかっこいいです。
僕は胸と楯の模様は塗装にしましたが、立体的な方がいい感じですね。
また新しいオーラバトラーを作りたくなりました。
 
 
 
ありがとうございます (ti0719)
2013-10-17 21:45:24
スノットさん、
こんばんは。コメントありがとうございます!
お褒めいただき、ありがとうございます!!嬉しいです。
胸と盾の紋様はやはり内側にスジを入れたかったので、一段浮かせるようにしてみました。
プラ板をくり抜いて貼り付けたのは苦し紛れですが(笑)
私も新ABにトライするので、スノットさんも是非!
 
 
 
Unknown (akoto)
2013-10-18 01:59:26
完成おめでとうございます!
顔が悪オーラを醸しだしており、バーンの執念のオーラは見えてくるな気がします∑(゜ロ゜ノ)ノ

暫く、チェックを怠っていた時に、
ジオングの話が出ていて、
HSでは部長さんのライバルMSも揃った状況が
拝見できるのだと楽しみにしています!


名古屋モノづくりフェスタは、土曜に、
行ってこようと思い、会場までのルートをチェック中です・・・。
 
 
 
ありがとうございます (ti0719)
2013-10-18 22:21:15
akotoさん、
こんばんは。コメントありがとうございます!
ズワースをお褒めいただき、ありがとうございます。
オーラバトラーってホント楽しいです。
ジオングはただ今鋭意検討中です。が、良いアイデアが...(大汗) 今までと少し違う流れで作製したいと思っています。
NaGoMo会場で明日お会いしましょう!
 
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