PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

16520白

2022-03-31 | ニュース
(Rolex DAYTONA Ref.16520 circa.1999)



購入して22年間、まったく外に着けていく気の起こらない時計の代表と言えばこの16520だ。

これを、2000年当時、エルプリだから買った、ということはなかった。

ゼニスムーブ、ということは極力触れず、積極的に雑誌もアピールはしていなかった。

まだまだ、バブルバックが勢力を誇っていた当時である。

当時現行ロレックスの中で唯一、入手が3年待ちと、フザケタことを言われていたモデルなので黒と白を買った。

黒が圧倒的に人気があった。

たしか、私が20代前半に正規定価は50万円で、この16520を買ったときには65万円であった。

日比谷線の雑踏の中で、ひとり、ニヤニヤしながら帰宅したことが懐かしい。

この翌年、世にもダッセー116520が登場し、16520のトッツィーならぬ、パトリッツィーダイヤルが注目されだしたが、

この変色インダイヤル、懇意にしていたショップの店長(現在行方不明)らの16520黒が揃いも揃って、この変色ダイヤル

だと知って、ある意味、14060のスパイダーの不良品であると、思っていたが、中野の商売熱心には恐れ入ったが、この変色

ダイヤルが、レアだレアだと言い出して、ブラックアウトだ、ステックなんとかだと、差別されたい願望の見栄張りな東京人の

金銭感覚のない連中に支えられて、現在に至っている。

20年ほど前から言い続けているが、そんなステンを買うなら、無垢を買え、と言いたい。

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