2019年が終わり、ついに2020年代に突入する。
特にあこがれてやまないスポロレはなく、パテックもしかり。
パテックは異常に高く、それを見習う、APも異常だ。
ブランド品の物価は依然として高く感じるが、ラーメン屋や大衆飲食店は甚だ価格が上げられない状況下だ。
私は思う。
雑感として。
私がまだロレックスの超初心者だったころ。
つまり、GMTとサブマリーナの違いがパッと見で判別ができなかったころのことを回想する。
読者諸氏の多くは小学生だっただろう。
ロレックスの受付嬢なんて、生まれていなかっただろう。
そんな1990年代に輝いていたのは16520の黒だけだった。
エクスプローラやサブやGMTなんてどうでもよい時代だった。
16520は50~65万円程度が正規プライスで私は、黒と白をディスコン直前に正規店で購入し、
一本を300万円で売却した。
これを転売、というのなら、すべての金銭の絡む所有者移動は転売だろう。
こんなバカバカしく、毎日正規店に足しげく意味のない時間つぶしをさせているのはメーカーの責任だ。
転売屋が発生するのもメーカーの責任だ。
消費者のすべての行動はどうであれ、企業、メーカーが解決するべき問題なのだ。
私はずっとそう思いながら時計を買いまくって、結局いまだに、プレミアムのついた並行新品は買ったことがない。
理由は以前に述べた。
時計収集って、ある意味くだらない買い物だ。
でも、そのくだらない買い物を人間が、くだるもの、に変身させている。
つきつめて考えると、時計収集なんて投資の何物でもない。と最近思う。
それは自分にとって魅力的な、ドキドキするような16520がそうであったような時計が今はないからだ。
よって2020年は毎月、時計購入に500万円かけるのはやめる。
年間で1500万円程度にシフトしたい。
そうすれば、人間関係がもっと拡がり、豊かな人生をもっと歩めるようになるだろう。
2019年12月30日
パテックスハンター