PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

ロレックスの時計は良い時計と言えますか?…有力ライバルP社とF社との比較において検証する。

2006-03-31 | 通販・買い物

 近頃、〝○△ジャパン〟がちょっとおかしな動きをしていることは正規時計業界では周知の事実です。

皆さんはNothing but ROLEX. ROLEX is my life..な〝ロレックス エンスー〟な方々でしようが、ここは一歩引いて本当に良い時計というものは何か?というロレックスと出遭う前を回想し、ロレックスが世界で一番良い時計であるという確信を改めて持っていただきたいと思います。

では、近頃の〝○△ジャパン〟、つまりスイスの時計メーカーが、日本での直または一部資本ないしは委託した「日本の総代理店」のことですが、日本のロレックスは1980年頃に日本でロレックス販売を委託していた会社を吸収し、スイスロレックスの販売会社100%の日本の総代理店となっているそうです。

話はそれましたが、それでは時計コレクターまたは愛好家オタク、エンスー

にとって〝○△ジャパン〟の閉鎖的な行動を検証してみましょう。

 私は、下記P社とF社の日本〝正規〟品をP6本、F2本(過去に。創業者が経営から離れ、パリに行ったと聞いて嫌になったので…加えてジュエリーデザイナーに転向したということも理由の一つ)を所有していること前もって言っておきます。

【P社】

 P社製品をオークションまたは売却するといった、最初のオーナーが転売した場合、P社時計を転売目的として処分し、利益を得ている可能性があるので、今後、P社日本正規販売店でのP社時計の注文を受けられないことがある。

 …およそ資本主義的な行動とは正反対ですね。これはスイス本国および世界的なP社の行動とは考えづらいです。

つまり、世界中に存在しロレックスエンスーと対極をなすP社製品コレクターは世界中の富裕アッパークラスです。よく有名時計オークションハウスでも、そういった彼らのコレクションを売却しています。その売却益でまたP社の時計を購入するかどうか分かりませんが、こういう行動をとる富豪にP社は注文拒否をするのでしょうか。

加えて日本の並行ショップに新品のP社製品を海外から送る海外P社正規販売店であるディラーは正規店を剥奪されるのでしょうか。

またその海外ディラーからP社製品を購入するバイヤーはもうその海外正規店では購入できなくなるのでしょうか。すべてナンセンスです。

【F社】

F社製並行品は国際保証書が添付提示されても修理は受付けない。

また例えF社正規販売店で受理してもF社ジャパンでは修理を受付けない。日本で正規販売品として正規代理店で販売されたもののみメンテナンスをする。

最近は海外正規店のスタンプ付きのギャランティー持参者はメンテナンス受け付けるようになったとも聞きますが、日本で取り扱う時計ブランドで、正規品のみ修理受付と公然と言っているのはここだけです。

…私はF社の時計は現在所有していない。なぜなら将来、海外に移住するからという理由もあるが、購入する上で大変不愉快不安な回答だからである。

たとえば私がアメリカ合衆国に移住したとしよう。米国のF社総代理店が、米国で購入したもの以外はメンテナンスしない、といったらどうであろう。

おまけに日本の正規販売価格は米国のそれと比較しても30%も高額である。恐らく閉鎖的な国単位でのメンテナンスの可否は日本だけで、ナンセンスである。

またロレックス社のようなワールドワイドのサービスセンター所在地を添付冊子としてF社の冊子にも現在、標準添付されているならば、かなりメーカーとして問題です。

つまり、F社のギャランティーはワールドワイドギャランティーとは言えません。よくわかりませんが、日本で言う、「表示法違反」にはならないのでしょうか?

私はこの件で、世界最大のF社販売店の友人に問い合わせたことがありますが、この日本正規の行動は特異なようです。

つまり、日本の総代理店の回答と、他国の総代理店の回答とは違う、と言うことは言えそうです。

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 …これら日本正規の2社例は、日本の正規販売圏を死守しようとする安直な行動で、決してスイス本国のメーカーには利益にならないことは自明のようです。

 ロレックスはワールドワイドで安心です。国によってメンテナンス方法や料金の違いこそあれ、出張先のスマトラ島のジャングルで壊れたサブマリーナはジャカルタロレックスでメンテナンスしてくれますし、旅先の韓国で誤ってプルコギの中にデイトジャストを入れてしまっても、コリアロレックスで修理してくれますから。。海外にパスポートを持って行っても時計の保証書は持って行きませんよね。

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新・ロレックス・エクスプローラーREF.1016の買い方②

2006-03-11 | 通販・買い物

 前回のことを熟読した皆さんは、きっと次のことを連想されたと思います。

…「日本でもシリアルの再打刻はもうしないのでは?アンティークのシリアルだけではREF.1016の本来の製造年は判らず、それだけを根拠にしただけでは買えず、キャリバームーヴメントのシリアルナンバーまでも考慮に入れなければ正確な製造年は判らなければ安心して買えないのでは?」

…どれもすべて正しいのです。

つまり現在のメーカーの見解では次のことが基本です。

    ミドルケース交換はメーカー側の見解によって新品交換にし、その際に既存のシリアルは再度打刻しない(以前はしていました)

    キャリバー1560搭載のREF.1016のオーバーホールは基本的には終了した。現在は状態にもよるがキャリバー1570(ハックの有無は問わない)搭載のREF.1016のみメンテナンスを受付ける。

…☆このことから、もしREF.1016を購入するときは以下の点に気をつけてください。

たとえシリアルが3百万番台、4百万番台、5百万番台…だとしても、必ずリューズを引いて秒針が止まる(ハックする)か実際にやってみてください。

キャリバー1570は一部初期にノンハックもありますが、このシリアル群のものはハックします。

ノンハックキャリバー1570の搭載のREF.10161965年~70年までの五年間の製造のみといわれておりますが、たいていのニューミドルケースは4百万番台と5百万番台が多いので、キャリバー1570のノンハック搭載とケースナンバーには必然的にズレが生じ、転売するときには「改造品もしくは、価値なし法一」となってしまいます。

一般にムーブメントシリアルとケースシリアルの完全な合致は、問われないので、キャリバー1570のハックモデルなら、安心してケース交換が出来るということですが、場合によっては既存のシリアルより若いナンバーとなって前回の市井の連関表からすれば、製造年が下がるかも知れません(例えは既存が9百万番台→ニューミドルケースが4百万番台に変更)のでお気をつけ下さい。

しかしながら、メーカーが交換用としてストックしてある、ニューミドルケースに打刻してあるシリアルナンバーは何故、時計の組み立てラインから除外されたのか気になりませんか?私は気になりますが。。


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新・ロレックス・エクスプローラーREF.1016の買い方①

2006-03-11 | 通販・買い物

 海外では、もう5年近くになるでしょうか、ケース交換の際、本来のシリアルナンバーを交換後のケースにも再度打刻し、皆さんがご存知のとおりの〝シリアルナンバーから類推する製造年式〟というものが、購入の大きなポイントとなっていました。

 もちろん市井にある〝シリアルナンバーから類推する製造年式〟というものはメーカーの公式見解を発表したものではない、ということは知っておかなければなりません。

私は以前、九龍で、シリアル28*****のREF.1675のアンティークが197510月に販売となっていたのを見たことがあります。市井のシリアルの年式表から言えばこの時計の製造年は1969年ごろとなりますが、GMTが6年近くも販売店にストックされているものなのでしょうか。ちょっとこの市井の連関表は疑問です。

ただ、日本の某地方都市に私は4年ほど前(2002年頃)にタツノオトシゴの紙箱に20円切手の貼られた正規保証書請求ハガキのフルセットのデイトジャストREF.16031970年代製)が正規店で新品販売されていたのを見たことがあります(三十年間のデッドストック…超不良在庫…です)

余談ですが、私のインタビューに店主曰く、「このデイトジャストには本来、歩度証明書が付いていてA社(ロレックス取扱正規仲卸会社)の人が持っていってしまいました。それと本来のプラスチック風防はクリスタルに変更となって戻されました…」

ここで興味深いことは、プラ風防をクリスタルガラスに変更したということです。確かにその新品REF.1603にはクリスタルが付いていました。構造上、プラ風防とクリスタルをケースに装着する溝は同じなのではないでしょうか。しかしながらメーカーではこのような変更は改造品として取り扱われるそうです。


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