「ロレヲタとは、そも何者ぞ」
今回も興味深いタイトルを持ってきてみた。
これは世界中において、ロレックスという時計において、ロレックスというモノを
宗教における神の如く、絶対的な偶像としての尊厳を維持する根深い人々、をいう。
これはロレックスコレクターである必要はない。
でも多くの、いわゆる、ロレヲタはその偶像であるロレックスの時計を一本は
持っている。
腕にはめて、最初は真剣に見つめ、撫で廻し、その直後、ニタニタ薄気味悪く笑いながら
また腕から外して置く、という行動を必ず儀礼的に通過する。
そうして外に着けてお披露目し、話題になれば、語りつくす。
語る対象は、言葉が通じればそれだけでよい。
相手は一応、ロレックスという名称、高級時計はなんたるか、それだけの知識だけでよいのだ。
「ロレヲタとは、そも何者ぞ」
あるいみ、ロレヲタとはそういう発達障害的な慇懃無礼な唯我独尊な人間を言うのである。
まずこのことを踏まえて読者は決心しなければならないだろう。