20年前にポールの正規店にいきなり言われた言葉がこれだ。
当時はバブル崩壊後であったがステンスポロレ大ブームの時代で、特に16520は当然だが14270と16600は店頭にディスプレイ
されていることなんてなかった。
つまり、右から左へ、オーダー顧客(※一見客ではない。長年、ロレックス以外のメーカーの時計や革ベルトの購入、メンテナンス依頼を
定期的にお願いしてくる継続性のある客のこと)に渡る仕組みになっていた。
だから、その店で実績を作らないヤツは死ぬまで、何回来店されようが、空気と同じで店員には何も覚えられず、オーダーも受けてもらえない。
これは世界のルールであり、大人の暗黙の了解だ。
しかしながら、ギャーギャー共産主義者のようなモンスターにはくれぐれもならないように。
こういう連中はオーダー顧客よりも実質金銭を払っていないのだからプレミアム価格で16520を買ってもトドノツマリ問題はあるまい。
話を元に戻すと、よく「何度も来店して店と親しくなってステンレスのデイトナを短期間で購入できた」という話は馬鹿げている。
もはや田舎にロレックスの公認の正規店はないし、公認の正規店でオーダー顧客を持たない時計屋なんてない。ましてステンレスのデイトナ
を買ったことがないオーダー顧客はまずいないだろう。
こういう話を聞くたびに話す相手の極めて〝人間らしい〟未熟な成人を見下す私にハッとする。
また最近聞いた話では116600が複数の海外正規店にあったという話。
もしもあったとしたらバーゼル2017開催後7日間程度の期間だろう。
ヤフオクや都内ショップでも速殺を見た。
ましてや海外バイヤーは血眼になって探したはずだ。
いまだにあるなんて、、笑ってしまった。
いまに新品の116600が中野に189万円で並ぶ日もそう遠くはあるまい。