PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

WEMPE IRON WALKER GLASHUTTE 1/SA

2021-02-27 | ニュース
(左:AUDEMARS PIGUET 15202 18KYG 生産終了品 右:WEMPE IRON WALKER GLASHUTTE 1/SA)

シンガホールの友人とリモートをして時計マーケットについて話しているが、私は時計商ではないので、

細かい相場は判らない。

ポールのロウくんは時計の造詣が深いが、私と同じ商売をしている。

あえで時計を商売としないのは、時計が嫌いになっては困るからだ。

そんなロウくんと昨今のオーバーシーズ以上ノーチラス未満の時計について話し合った。

どれもプレミアムが付いて、バセロンなんかはまだいいが、AP、パテックはエグイね。

価格状況は、クロノ24、で見ればよい。

そんなエグイ時計は、エグクなる数年前に、買い揃えていたが、高騰によって売るのをやめた。

そういう流れの中で、2020年、欧米一のドイツの時計商、WEMPE(ベンベ)からジャンボステン

のラグジュアリータイプのスポーツウオッチがでたので、ロウくんに頼んで入手した。価格は日本円で

30万円程度だ。

この時計は、白が良い。ブルーも見たが、どうも安っぽい感じがして無難な白文字板にしたのだ。

ムーブメントは凡庸なETA社製だが、ベンベでバラシて、GLASHUTTE 1/SA基準のクロノメーター

をこの値段で取得しているところがすごい。

雰囲気はオイスタークオーツを40ミリのケースまで大きくして、ノーチラスのコピーブレスを付けた感じで、

雰囲気がある。

ただ、ロックがカバカバするブレスレットは300万のパテックと比べるとチャッチイが、リューズの巻き上げがしやすい。

日本正規で40万弱でグラスヒュッテ公認のドイツウオッチが着けれるのだから、若手サラリーマン諸氏にも嬉しいに違いない。

日本でも伊勢丹三越で展開しているので、ぜひ見てみてほしい。

ドレッシーなロレックスをプレミア払って買うんならこちらのペンベの方が時計好きを唸らせるはずだ。

ベンベ・アイロン・ウォーカーは極端に安いが、スポーツラグジュアリーウオッチの入門としてよろしいだろう。


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海老蔵さんの金無垢ウォッチ。

2021-02-26 | ニュース



朝からご出演の海老蔵さん。

歌舞伎好きな私の好きな役者さんのひとり。

海老蔵さんも、私同様に、色無垢がお好きなようで、これもまた私同様に16718もお持ちの様だ。

たぶん、セイコー社製限定ウオッチだ。

聞くところによれば、歌舞伎界では、イエロー無垢、ピンク無垢のゴールドウォッチが流行中とか。

香川照之さんも、ピッカビカのイエロー無垢のデイデイト40されておりましたね。

どこかの会合で時計談議がしたいですね。

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『道頓堀人情』×デイトナマラソン

2021-02-24 | ニュース







このコロナ禍でも必死に日に3度も来店する一見客がまだいるとのことで、店内で3時間待つことにした。

すると30分もしないうちに、ランナーが来店した。

白のデイトナ、入りましたか。

エクワン、ストックありますか。

と。

彼らは、みなソロ活動だ。

その頑張りに、私は遠くで『道頓堀人情』の唄がはっきりと鼓膜を突き破るが如く聞こえたのだ。

♪負けたらあかん、負けたらあかんでトウキョウに~♬


結局、半年後には転売で200万円近い利益を上げるキミに今は、エールをおくりたい。

どんなに大変な思いでデイトナ白買ったって、生活苦には耐えられはしない。だから10年以内に売ってしまう、だけのことだ。

買ってそのまま1週間以内に未使用状態でショップに買取に出せば、それは転売だ。

3か月で転売呼ばわりされたら、ポルシェだって乗った感覚が当初より違ったり、すぐに飽きる人もいるだろう。

私は以前正規店のオッサンと転売についての定義について言い合いしたことがある。

そのオッサン曰く、何年たっても売れば、転売だと。

コロガして売ることを転売という。

塩漬けで売ることは転売とは言わない。

だから、そのオッサンのところから時計はそれ以来買うのをやめた。

こういう自分と感覚の合わない店と経済交流してもなんら有益なことはありませんから。

話は戻りますが、面白くもなんともない店内にいたたまれず、結局50分程度で私は退店した。

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高級時計の条件とは。

2021-02-17 | ニュース



私は21歳の時にロレックスの15200をバイト代を貯めて、百貨店で購入した時のことは

新品の内箱の臭いとともに今も記憶に新しい。

そのときロレックスを腕に着けてみたときの肌触り、フィット感と言ったら、それまで、

当時5000円で買った逆輸入のセイコーファイブとは比較にならないほどでした。

価格差で、50倍も違うのですら当たり前です。

その時思いましたね。

ムーブメントは見えないし、耐久性だって即時にはわからない。

だけど、外装パーツの肌触り、触感は人間特有の本能で微細な違いを感じ取れるんだ、と。

高級ブランドは、ブレスレットの作りに手抜きがないのです。

特に、ステンレススチールはただでさえ、チープに作ろうと思えば作れます。

だけども、それをしない、入念に作り上げるメーカーが高級時計を作れるメーカーだと

私は考えています。

どなたも、こういったブレスレットの作りにまで評価する方はいままでもいませんが。

ちなみに私の経験上、ステンレススティールのブレスレット付きで安心して使えるメーカーは

私が実際に使ってみた感想は次の通りです。

パテック、オーデマピゲ、ロレックスです。

次点でバセロン、フランクミュラー、ルクルト、オメガ

という感じです。

こうして、ロレックスなどのブレスレットの素晴らしい感触を知ってしまった私は、ロレックスをはじめとする各種ハイブランドへの電撃

戦が始まりました。

それは、1993年の春でした。

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FRANCK MULLER, EARLY MODEL is VERY GOOD.

2021-02-16 | ニュース








トノー(シントリ―)カーベックスのフランクミュラー初期モデルの、アラビア数字の形、ブランドロゴの絶妙な間隔、ギロッシェ彫りの

細かさ、そしてエージングは私の視覚に大なるインパクトをいつも与えている。

私はフランクミュラーが、何とか兄弟社、で販売され、多くを裏スケに加工して販売していた時代からあこがれていた。

その1993年当時は、非常に高額で羨望の時計であった。

しかし、あれから30年近くが経過して、時計の世の中は変わってしまった。

当時からステンレスのデイトナ16520は品薄で、3年待ちが当たり前で、10年かかると言われた仲間もいた。

そんなロレックスはどうでもよかった時代。

とにかく、ツーカウンターの殿方フランクミュラーは、自動車評論家の徳大寺氏がカサブランカのイエロー金の黒文字板

を着けていたのがなつかしい。

当時の時計雑誌には興味深いフランクミュラー氏の対談コラムが多くみられるが、彼はすごい技術者であるとともに、

ある意味、なかなかの商売人だといえる。

私はだいぶ後になってフランクミュラーウオッチを買ったが、それでも、なかなかの値段で初期フランキーを買いまくった。

いまは半額近い値段で、正規中古が、大変お得な値段で販売している。

私は、この地下のショールームが大好きだ。

これからも、ロレックスを転売し、初期フランキーをコレクションしたい。

初期フランキーにはフランクミュラー社が試行錯誤しながら模索した感じがあって温かみを感じられる。

私は、トノー(シントリ―)カーベックスの、5850を最大として、2852~2850までの色無垢、または裏スケ手巻き、

シンプルなカサブランカサハラを探しいてる。

なかなか正規品でも見つからない所が、正規初期トノーフランキーコレクションの醍醐味と言えるだろう。

一度でも初期フランキーの文字板を見たら絶対にローンしてでも買いたくなるにちがいない。

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