先日、海外のオークションハウスから定期機関誌がいつものように送られてきた。
なんでも、アンティークウォッチが大人気なんだそうだ。
オークションでアンティークウォッチは花形なんだが、その落札金額の桁が違って
きたというのだ。
パテック社に在庫があった部品で20年ほど前に作られたというステンレスのクロノが
1億円オーバー。ポールニューマンの完品も1億円オーバー。苦笑、、
パテックのアンティークの世界は、昔から私にはよくわからない。
でも、このポールニューマンなら18年前に250万円で売っていたのを知っている。
そのポールニューマンはすでに日ロレメンテはできないようであったし、もちろんギャラなし芳一である。
それでも今なら個体のみで4000万円は行くだろうか。
当時は、せいぜい、200万円程度の時計しか買えない経済状況だったが、その汚いポールニューマンは
私から見ても250万円の価値にはとてもじゃないが思えなかった。
デイデイト18238の方がずっと輝いていた、そんな時代だった。