PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

良いヴィンロレ。悪いヴィンロレ。

2023-11-30 | ニュース
(Rolex Ref.1601 Silver Dial with Jubilee Bracelet circa 1972)



世の中には、陰と陽。明と暗があり、

モノにも良いモノと悪いものがある。

当然、ヴィンロレ=ヴィンテージロレックス、にも良いヴィンテージと悪いヴィンテージがある。

端的に言えば、

値段のアップダウンが激しい1675、6263などのスポロレヴィンテージは別(知っておくべきプライスレンジがあります)として、

私は1016が買えないのならば、半値以下の1600デイトジャストをすすめたいです。

ヴィンージロレックスはドレッシーなモデル、たとえば、1500デイトよりも大ぶりなケースの1600、1601デイトジャストがお勧めだ。

ギャラが無くても、しっかりとした個体、つまり、改造されていない、ブレスレットや文字板、針、日付ディスクに

整合性がとれている個体、さらに値段がそのモデルの相場よりも上ではない個体が良いヴィンテージだ。

この辺の値ごろ感は、経験が大切です。

さらに、できれば、1601よりも1600ではグレーまたはブルー文字板であればもっと良い。

でも前回のブログの1600のようにフルコマで、白抜きレターのグレー文字板、またはブルーは御徒町でも滅多に出なくなりつつある。

結局、訪日観光客が地引網のようにごっそりと買っていってしまうのだから無いのは当たり前になりつつある。

私は、ヴィンロレはもしも今後買うのであれば、1600の白抜きグレーをおススメする。

なぜなら、まったく着けていて不安にならない安定性があることを知っているのだから。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4桁デイトジャスト1600、1601来てます。

2023-11-27 | ニュース
(Rolex Ref.1600 Gray Dial with Jubilee Bracelet circa 1976)



全世界的にデイトジャストブームが来ていると、

ポールのロウ君から先週連絡があった。

確かに、16234、16233は地味に上昇している。

16233シャンパン、ギャラ無しで15年前の400%の上昇だ。

ジュビリーブレス好きな私は、こんな巻ブレス、が大好きだ。

一度でもこの巻きジュビリーを腕に着ければ、絶対に忘れない感触と、

4桁のヴィンロレの世界にどっぷりと浸かれることは間違いない。

特に、1600デイトジャストはシルバー文字板なんかじゃなくて、グレーかブルーがおすすめ。

私のが6日に一度着ける、1600デイトジャストグレージュビリーはまさにヴィンロレの

素敵なモデルだ。

でもこの白抜きグレー文字板の1600や1601は世界的に枯渇しているらしい。

事実たしかに、都内では見かけていない。

大体この手のグレーデイトジャストはプライスレンジ、85~93万円で買えればラッキー

と言える。

もはや良いモデルはそんな価格の時代に成っちまった、笑

今、デイトジャスト4桁を買うか買わないかのターニングポイントに日本の諸君は来ていると思うぞ。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

迷わず、サブの10分の1の価格のMIDO OCEAN STAR TRIBUTE を探せ!

2023-11-15 | ニュース
(MIDO OCEAN STAR TRIBUTE GREEN DIAL circa 2023)


いままで、転売目的ではなく、サブマリーナでマラソンしているのなら、迷わず、

MIDO OCEAN STAR TRIBUTE 、を買うべきではありませんか。

そりゃーあ、100万円ウオッチに比べるとそしょくはある。

でも、200m防水、デイデイト機能に回転ベゼル。

それに極めつけは、クリスタルドーム風防がレトロ感を醸し出す心憎い仕様となる。

文字板は、ブルー、ブラックのブレス+ストラップ仕様の限定品と、グリーンとレッドのストラップモデルがある。

でも聞けば、ミドーは年内で国内正規販売を取り止め、スイスからの供給は10月末で終了しているらしい。

私は、これまでに、シンガポールのロウ君にお願いして、ミドーТVビッグデイトブルーをオーダーした。

序でにこのMIDO OCEAN STAR TRIBUTE も発注して届いた。

そろそろ国内在庫は枯渇するだろうに。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神はサイコロを振らない

2023-11-13 | ニュース



アインシュタインによれば、

神はサイコロを振らない、という名言を遺した。

簡単に言えば、すべての事象には法則がキッチリとあり、サイコロのような不確定な偶然はない、ということだ。

それでは、ロレックスやノーチラス、ロイヤルオークの世界的な異常なまでの大高騰、大沸騰は

必然であったというのか。

答えは、イエス。

神の見えざる手によって、高騰しているのである。

神も、真のヲタも、良い時計は知っているのである。

つまり、いまコレクションに、高騰モデルを持っている方は神に選ばれた、先見の明をもっている真のヲタ、

といえるのである。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パテック大変。

2023-11-09 | ニュース




先週の金曜日、親友のH氏から案内が来ていた、NHKの番組「超絶技巧と極上美 スイス時計の至宝」を失念しており、

昨晩、録画を見せていただいた。

ロレックスとパテックの工場規模は要塞であり、たいへんな投資で返済はそれでも大変だと聞いている。

6月、新宿で展開された例のパテック展にちなむものであったが、あらためて、職人頼みの緻密な文字板の装飾、修繕には

驚いた。

特に、黒人職人のスノーセッティングは圧巻だ。

ただ、この長年の職人が、若い後継者を育てられなかった場合、この世の中の宝飾時計はなくなるだろう、

と同時に、宝飾時計はある意味絶滅危惧種になりやすい。

そう考えると、所有する何の変哲もないパテックにもいっそう大事にする愛着が湧いてきた。

この番組の影響は、いっそうパテックを手放さなくなる時計愛好家を生むことだろう。

諸君、、宝飾でないキタねー1675ヴィンテージなんて買っている場合じゃないんだぞ。




  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする