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てらまち・ねっと



 うちの稲刈りのことの前に、先日放送、再放送されたNHKスペシャル。
 「ライスショック あなたの主食は誰が作る」 は、ほんとにショックだった。

 日本固有の「農政・ノー政」の行き着く先が、もうそこに見えている。
       10月15日のブログ

 21日(日)に、2本続きで再々放送するらしい。

● 2007年10月21日(日) 午前10時~ ※あなたのアンコールサンデー内
 ライスショック あなたの主食は誰が作る

  ◎ 第1回 世界がコシヒカリを作り始めた (初回放送 2007年10月14日)
  ◎ 第2回 危機に立つコメ産地  (初回放送 2007年10月15日)

 20日(土)夜は、こんな番組もあるという。
     10月20日(土) 午後7時30分~8時15分、午後9時~10時29分 総合テレビ
 ● 日本の、これから  どうする?私たちの主食(仮)

      今日時点の ⇒ これからの放送番組 

 ところで、私は除草剤も殺虫・殺菌剤も使わず、化学肥料も使わずに30年ほど米作りをしている。
 6月上旬に田植え、稲刈りは10月20日前後。

 除草剤を使わないから『田の草とり』が一番の課題。
 10年ほど前からは、再生紙を水田の表面に敷いてそこに苗を植えるという方法にした。これだと、田植えをしたらあとは何もしないから、楽。
 知人ら4軒で共同の専用田植え機を使っている。

 一部は、地盤が軟らか好きで機械が使えないので、手植え。

 10月16日火曜日に稲刈りを済ませた。

400メートル程は離れたところの水田
 ⇒ 
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


家の前の畑の横の水田
 ⇒   


稲刈りが済んだその夜はワイン(1400円ほど)
  


チーズ各種とキュウリ  超絶品の「イチジクの生ハム巻き」
    


今年初めての間引きのニンジン。生で
ドライフルーツは、チーズとオリーブオイルであわせるとおいしかった
    


昨日18日に玄米になってきた
一部は自家で保管。
他は、業務用の低温倉庫へ(写真はうちの分ではない)
  

家に帰ってから、地区の共同の精米機で「白米に」。
今年、ハツシモに多発したという「胴割れ米」、
うちでは大丈夫だった
    

うちのお米の品種は、「初霜(ハツシモ)」
味がいいことは自信がある。
昨夜は、炊きたてのご飯を3杯も食べた。
あったほんの少しの漬物などで。あとはお茶だけ。
こういうのが「贅沢」なのかも知れない・・・


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 うちの米作りの紹介。
     手植えの様子 (2005年)
     機械植えの様子 (2005年)
        紙マルチ栽培について、関連リンクもつけてあります

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ライスショックの声をインターネットで拾ってみた。
検索で前の方に出てきたページから

   ●  まめなお茶屋さん
   ●  あづみのうか
   ●  イザ! エフェメリスの海
   ●  グルメ、アトピー、病気、妊婦さん、ダイエットへ:健康と食材
   ●  50代オヤジの独言
   ●  環境と経済の素敵な関係
   ●  shokuseikatu: 日本の農業

   ・・・・・・
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NHKの番組の案内。

  2007年10月15日(月) 午後10時~10時49分 総合テレビ
 ライスショック
あなたの主食は誰が作る 第2回 危機に立つコメ産地
 から引用

 食糧自給率が40%を切り、WTO・世界貿易機関でさらなる農業の市場開放が議論されている今年、日本の農業をめぐる政策は大きく舵を切った。全ての農家を支援してきた従来の方針を転換し、大規模化を条件に「強い農家」に支援を集中することにしたのである。農家はいま、かつてなく厳しい「選択の時代」を迎えている。
 農業の現場ではどんなことが起きているのか。わたしたちはあきたこまちの産地、秋田の3つの集落を半年以上にわたって定点観測してきた。
 そこで聞こえてきたのは現実と苦闘する多くの農家だった。大規模化で生き残りを目指すものの、後継者がおらずに高齢化が進み、コメ作りの将来が見えないと悩む中規模集落のリーダー。大規模化に乗れずにこれまでの支援が減ることになった中山間地の零細農家の一人は「代々続けてきた農家が重荷になってしまった」とつぶやく。そして、大規模化を40年近くにわたり実践してきた実験場・大潟村でも、消費者のコメ離れで米価の下落が続き、巨額の負債を抱える農家が続出している。
 グローバル化が進み、内外から市場開放を迫られている日本の農業。果たして、大規模化の道は、農業の再生につながるのか。そして、わたしたちは、外国産米の輸入と日本のコメ農家への支援をどう考えていけばいいのか。現場のルポと識者へのインタビューを材料に考えていく。

  2007年10月14日(日) 午後9時~9時49分 総合テレビ から引用
  ライスショック あなたの主食は誰が作る
第1回 世界がコシヒカリを作り始めた

戦後日本の食を支えてきた「コメ」。中でも品質とうまさから、その頂点に君臨してきたのが「コシヒカリ」である。しかし、ここ数年、グローバル化が進む中、アメリカ・中国・台湾など世界各国が、この「コシヒカリ」素晴らしさに気づき、競うように大量生産に乗り出している。そして、今、こうした輸入米が、日本への逆流を始めた!!
食料自給率が40%を切った日本。食糧安全保障上、凶作や天候異変などが起きた時、危機的な水準(40%)だと、指摘する声も多い。戦後、日本の自給率を支えてきた「コメ」。しかし、今年、日本のコメは、大量流入する輸入米と長年続く消費の低迷によって、生産者価格は暴落している。さらに、WTOやFTAなどの交渉によって、最後の聖域「コメ」を守ってきた「関税」等が下げられる方向に進む中、離農の激増、自給率の低下は避けられないとみられている。「ライスショック」第一回は、日本最大のコメ産地新潟と世界各国の「コシヒカリ」に、今何が起きているのかを徹底追跡し、グローバル化が日本の食に何をもたらすのか?食料自給率40%をどう考えたらよいのかを、識者のインタビューを含め、考える。
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     再放送予定 ~引用

 ● 2007年10月16日(火) 深夜【水曜午前】0時20分~1時9分 総合

 ライスショック あなたの主食は誰が作る 第1回 世界がコシヒカリを作り始めた 初回放送 2007年10月14日(日)

 ● 2007年10月17日(水) 深夜【木曜午前】0時20分~1時9分 総合

 ライスショック あなたの主食は誰が作る 第2回 危機に立つコメ産地
初回放送 2007年10月15日(月)

10月20日(土) 午後7時30分~8時45分、午後9時~10時29分 総合テレビ
    日本の、これから  どうする?私たちの主食(仮)

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コメント ( 10 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
ハツシモの新米 (がちゃばば)
2007-10-19 18:41:16
ハツシモの稲刈りお疲れ様。
三杯も召し上がったと言う事は、美味しくてたまらなかったと言う事!

田圃にペーパーを敷いて田植えをするとは、びっくりです。これで雑草取りから逃れますね。

以前のブログも見ましたので私にも良く分りました。
 
 
 
ライスショック (ヒキノ)
2007-10-19 22:21:32
埼玉の片田舎に住んでますからわかります。このへんは1戸あたりの作付面積が少ないです。春のGWあたりに田植えをします。秋の連休時期が稲刈りです。若い人がサラリーマンだから連休が頼りなワケです。あとはオジイチャンが機械を動かしています。
大きな休耕田があります。大豆や蕎麦を作ってるところもあります。
門外漢ですから語ることはできませんが訴えていってもらいたいテーマです。
 
 
 
現場は大変 (●てらまち)
2007-10-20 07:39:56
★がちゃばばさん、おはようございます。

>ハツシモの稲刈りお疲れ様。
三杯も召し上がったと言う事は、美味しくてたまらなかったと言う事!

⇒ありがとうございます。
 おいしいこと、ほんと、そのとおり。

>田圃にペーパーを敷いて田植えをするとは、びっくりです。これで雑草取りから逃れますね。

⇒思いついた人はスゴイと思います。

>以前のブログも見ましたので私にも良く分りました。

⇒見ていただいて、ありがとうございます。

★ヒキノさん、おはようございます。

>埼玉の片田舎に住んでますからわかります。このへんは1戸あたりの作付面積が少ないです。

⇒このあたりも同様です。
 昔でいえば、水呑百生の規模(笑)

>春のGWあたりに田植えをします。秋の連休時期が稲刈りです。若い人がサラリーマンだから連休が頼りなワケです。あとはオジイチャンが機械を動かしています。

⇒なるほど。そういう事情、あちこちで言われていますね。
 ここは、それほどの人手も必要ない小規模だからか、もう少し後です。

>大きな休耕田があります。大豆や蕎麦を作ってるところもあります。
門外漢ですから語ることはできませんが訴えていってもらいたいテーマです。

⇒「食べる」「食卓」という面では、みな同じ立場。
年毎に深刻になる日本の農業現場。
 何より、国の役人や政治家が知るべきこと。
 
 
 
Unknown (維真尽)
2007-10-20 12:31:44
TB~ありがとうございました
また
勝手ですが TBをさせていただきました(^^♪

これって、おっしゃるとおり
国策で~対処すべきでしょう~ね

外国の関税が多少高くなっても
いまの工業製品の
競争力は衰えるもんじゃないですよ
 
うちもお米を作ってるんですが
おかずは不要ですよね (^_-)-☆

 
 
 
考え方、とらえ方 (●てらまち)
2007-10-20 21:38:42
★維真尽さん、こんばんは。

>勝手ですが TBをさせていただきました(^^♪

⇒こちらこそ、ありがとうございます。

>これって、おっしゃるとおり
国策で~対処すべきでしょう~ね

⇒守るべき要所はあると思いますね。

>外国の関税が多少高くなっても
いまの工業製品の
競争力は衰えるもんじゃないですよ

⇒同感です。
  
>うちもお米を作ってるんですが
おかずは不要ですよね (^_-)-☆

⇒そうですよね。おいしいお米は、それだけで「まとまった食べ物」ですよね。
 
 
 
 (paru)
2007-10-21 16:28:51
TBありがとうございます。
うちも無農薬のお米を買っています。
菜食中心なので2人で15kgとかになってます~。
耕作放棄地を借りて作っていらっしゃる方の米ですが、都市近郊では毎年放棄地は住宅になり、減っています。
国産品を食べるように頑張っていきたいです。
 
 
 
ショック!ライスショック!! (ハートちゃん)
2007-10-21 19:58:09
はじめまして
TBありがとうございました。
番組のお知らせが掲載されてたので
本日 拝見しました。
一言で ショック!! です。
農業の根底から 揺らぐ事態になってきているとは~
見ていて不安と悲しみで胸がいっぱいになりました。
 環境の面からも水田の持つ多面的機能、フードマイレージ、また病害虫まで輸入されるのではと考えると恐ろしいです。
 また農業へ及ぼす影響~営農できなくなる状況下になりかねない~ 「水田がだめなら」と違う品目への転換 それでなくてもここ数年の野菜価格の低迷が一層拍車がかかる事となり・… 
また、牛が国産米を食べ 人が輸入米を食べる日が来てしまうかも…つい悪い方向へ考えてしまいます。 
 多くの方にこの問題を真剣に考えて頂きたくなりました。また自分に何ができるのか!?
 長々失礼いたしました。
 
 
 
これからできること (●てらまち)
2007-10-22 07:01:40
★paruさん、おはようございます。

>うちも無農薬のお米を買っています。
菜食中心なので2人で15kgとかになってます~。

⇒貢献されてますね(笑)

>耕作放棄地を借りて作っていらっしゃる方の米ですが、都市近郊では毎年放棄地は住宅になり、減っています。

⇒耕作放棄地から非農地になってしまうんですね。もう、戻らない。

>国産品を食べるように頑張っていきたいです。

⇒私も改めて、そう思っています。

★ハートちゃん、おはようございます。

>番組のお知らせが掲載されてたので
本日 拝見しました。

⇒ありがとうございます。

>一言で ショック!! です。

⇒私も、先週の日曜日の最初の放送で、そう感じました。

>農業の根底から 揺らぐ事態になってきているとは~
見ていて不安と悲しみで胸がいっぱいになりました。

⇒番組のタイトル「ライス・ショック」がピッタリなのが、いっそう悔しい。

> 環境の面からも水田の持つ多面的機能、フードマイレージ、また病害虫まで輸入されるのではと考えると恐ろしいです。

⇒はい。

> また農業へ及ぼす影響~営農できなくなる状況下になりかねない~ 「水田がだめなら」と違う品目への転換 それでなくてもここ数年の野菜価格の低迷が一層拍車がかかる事となり・…

⇒農の現場は辛いようです。

>また、牛が国産米を食べ 人が輸入米を食べる日が来てしまうかも…つい悪い方向へ考えてしまいます。 

⇒あり得ない話ではないですね。

> 多くの方にこの問題を真剣に考えて頂きたくなりました。また自分に何ができるのか!?

⇒ぜひ、身近な人やいろんな人に問いかけてください。

> 長々失礼いたしました。

⇒いえいえ、放映後の実感のこもったコメント、ありがとうございます。
 
 
 
貧困層道楽猫 (武蔵風来坊)
2011-11-06 12:55:04
耕作放棄地所有者は農地解放して意欲ある人に任すべし。国土本来の姿には私有形態は無い。三千年間食は自給自足可能実績有り。戦後の物欲中心経済体制できた結果で生存の基本が蔑ろにされた必然の現象。戦時中米は全量軍用に供出で貧農は口に出来なかった。お陰で米が買えずとも生きています。雑穀と野菜のゴッタ煮で老人には充分。戦後の製品は人体の機能劣化するだけで不必要の物多し。生来無一物の和こそ21世紀の人類の未来があります。Japanese Way of Life,Yamato-Grand Pax 万歳。
 
 
 
その域に (●てらまち)
2011-11-08 22:57:54
★武蔵風来坊さん、こんばんは。

>生来無一物の和

その域に達すれば、というしかない状況です。
 
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