魚河岸女将の地球探索(勝手に専務)

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徳島・香川・おまけの岡山の島を巡って (其の 2)

2010-11-10 16:47:53 | Weblog
    10月11日〔月〕

夜半から風が強く、船が出るかと心配・・・
 こんな宿での連泊だけは勘弁して欲しい。

バーちゃんの事が気になって「島」に触れるのを忘れてしまっていた。


  (水門・・・・)

 【伊島=いしま】

四国本土の最東端・阿南の東海上6㎞・紀伊水道に位置し
  面積1,58k㎡・周囲9,5km・人口200人弱・
       標高124mに、白亜の灯台が建っている。


 am5時、目覚ましで飛び起き 島内を歩き始めると



  港周辺では もう網の手入れする夫婦や
    若い息子さんを加えた家族が 働いています。


  (此の橋を渡ると、前島に渡れます・・・)




  東の空が明るくなり始めると
      【前島】【獅子島】の斜面が輝き始める。

  
    ――――今日と云う日の始まりです―――
 
 

  灯台まで行こうと思ったら、村の青年と出会って
  『迷ったら携帯で連絡くれれば探すから~~』

    エッ? そんなぁ~~


7時の船で出て、昨日乗ったタクシーが港で待機しててくれたので
 「阿南駅」7時50分発の特急に間に合った。


 今日も青く澄んだ空が広がり、白い雲、まだ色付いてない次郎柿
  彼岸花、コスモス・・刈り入れの終わった田畑からも
     秋色を感じます。

「徳島駅」乗り換えて「高松駅」へ。
  また再び乗り換えて「観音寺駅」へ向います。


  (こんな可愛いお嬢さんが車掌さんなんですよ・・)


 
   途中「多度津駅」で、「松山行き」の列車連結の為7分停車。

 此の辺りからは、今刈り入れの真っ最中です。


 

後から聞いたのですが、減反とか米の値が下がるので一気に作らず
  時期を少しずつ外して出荷できるように、遅植えしてるのを
   此の時期に刈り入れしているんだそうです。

「観音寺駅」で下車すると、観光用の撮影をしていました。
  横目で見ながら・・・またタクシーで港へ。


am11時20分発で【伊吹島=いぶきじま】へ。
 

 伊吹島から戻って次ぎの島に向う港は、「仁王港」なのですが
  日・祭日は、コミュ二テイーバスが出ていないと聞き
    またタクシーかぁ~~~と
     バスの時間表を眺めていたら
   
   椅子で煙草を喫っていたお父さんが
 
 『pm1時30分の便で戻ってくるなら、自分が駅まで送ってあげるよ』
 『エッ? 本当ですか~~?うれしい~~! です』

25分の船旅、デッキの長椅子で横になり 少しの間眠る。

 ひとり旅だと終点でもないとグッスリ眠れず、ウトウトなので
    こんな時間が 好き!!

満ち潮なので25度くらい傾斜のデッキは 今にも滑りそうで
 釣り道具を抱えてる人や 台車持参の人は大変そうです。

 随分大勢の人が下船して、それぞれバイクで島内へと散ってゆく・・・



  

 私はバックが重いので 船の待合室の隅っこに置いてから
    ビールを探し求めて~~~

(民族資料館)丁度12時、サイレンは救急車?と疑うほど大きい~~
(小・中学校) 立派な講堂のある中学校・・淋しそうな二宮金次郎・・




【伊吹島】は、
  面積1,05k㎡・周囲6,2km・人口1000人、
   観音港から西へ約10㎞燧灘に位置し、香川県最西端の島
   
カタクチ鰯=イリコ(煮干)生産が、日本一。

やっとビールを見つけて・・・
 だけど二十世紀の梨も美味しそうなので、包丁借りて・・・・
 
  島のオバちゃん達の会議室??
   
   『何処から来たの~~~?』
   『昭和19年生まれ~~~?』
   『オシャレだね~~~ぇ』
   『幾つになってもオシャレしてるのはいいなぁ~~~』

 話の途切れる間を見つけるのが難しいほど 会話が続きます。

《島の言葉》は平安朝の京都アクセントに一番近く、
  日本語学会でも発表されたそうですが、オバちゃん達に言わせると
   一般的には素朴で、荒っぽく聞こえる~~~?って。

     例えば: 貴方=お前とか 御前様とか・・・
        お公卿さま口調のようです。

オバちゃん達、又 観光で関東へも行ってみたいなあ~って言ってました。

 帰ろうとすると、お土産にってジャコもふりかけを下さる。

  お礼を言って歩き始めると、別の家から~~
   港で会ったお父さんが顔を覗かせ、『 あら~~~?!』
 『島に居る時はこんな生活をしとんじゃあ~~マア入ってヶ~~』

 財団法人離島センターの 何か役をしていたらしく
  小冊子も送られてきていたのを 未開封のまま私に下さった。
   其の中には あの加藤氏の随筆も載ってて・・・

pm1時半、満潮に近いのだろう~~陸まで30㎝程しかなく
  下船時より梯子の傾斜が もっと きつくなっている。

 30分の船旅ですが、潮流や天候が悪いと 1ト月に欠航になるって、
  『御まんは イイ時来たよ~~~』と。


約束通り 港からお父さんの家族の車で送っていただき
   タクシーに乗り換えて 仁王港へ。
  

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