魚河岸女将の地球探索(勝手に専務)

地の隅々まで 旅しながら ・・・

 終の棲家を探し・・・

   生きるって・・・

幻の大陸・宮古島八重干瀬の旅 (最終回)

2009-05-10 05:11:52 | Weblog
タクシーのドライバーさん、よく話す人で
「花」の事をよく知ってて 街の街路樹の一本一本を花の本を開き乍ら
    説明してくれた
 「ねむの木」
 「火炎花=アフリカンチューリップ」デイゴの花と同じ時期に咲く
 「ゴールデンサワー」
 「デイゴ」
 「黒壇の木」三線の竿になるんですって。

  まだまだイッパイあったけど書き止められなくって__
それはいいけど、
ハンドルを離して本を広げるので危ないかな?と言いながら

 女性の性器の事を沖縄では「宝味=たからみ」と云うそうで
  その意味も~~~

『自分はやっと年金をもらいはじめたので、
  タクシーも朝7時~夕方5時で終わらせて御酒を飲んでTVを見て
     ユックリするんだ~~ 貴女は?』

『私も年金をもらっていますよ』

『 エツ?60過ぎてるの? 若々しいね~~ 女房はデブで~~』

 瀬長島へ着くまでず―っとしゃべってた、マア退屈せず楽しかったけど


[瀬長島=せながじま]
    
面積0,18k㎡・周囲1,8㎞・人口?

那覇空港に隣接し、米軍によって建設された海中道路で本島と繋がり
 昭和21年返還されたものの発着陸に影響があるので、建造物は駄目
 と、云う政府からの通達で現在のような使い方になってる・・??

   又、基地としての役割もあるようで・・・

 物凄い轟音・・・何所からだろう・・・?と
  右へ左へ上へと首を動かしたが、見当たらない・・・が
   目の前の滑走路から訓練用ジェット機が3機飛び立った。


 それからしばらくして4機、・・ANA・JTAがその合間に・・・・

  空ばかり見てて浜に目を落としたら、
白い遠浅の浜の先にブルーの海が続いてる―― 美しい――!!


  (望遠ではないので遠くに黒い点のように見えるのがジェット機)
           
風は強いが 手に入れたビールを飲みながらジ―ッと眺めてる私。

「パーラー瀬長島」でランチとしてピザ@1200円を注文
 大きくって食べ切れないので隣席の3人(60代の姉と弟と母)に
  
  
 『 どうぞ~~』 とすすめて・・・会話が・・・
 
 『この島には弾薬庫や石油タンクもあり、入口には銃を構えた兵士や
    ジープも巡回してて、子供頃には怖かったよ~~
   橋も架かっていなかったから
      野球場のある所からボートで渡ってきてたのよ~~』

これに関連し、今朝バスの中であった「祝島の原発」の話で盛り上がり
 『貴女みたいな方が政治家になればイイのよ~~』

それは~~ ネ
  
 国会議員の給料はゼロ、自分の生活費・運動費は自分の企業から出し
 ボランティアで国の為に働くという志で働く人が政治家に・・・
  こうした仕組み・考え方が大ウケ―――したんですよ。

『いつもこのお店が美味しくって来てるので此処に来れば又遇えるかも』
  そんな話をしてお別れ・・・



 少しの時間鞄をお店で預かっていただき、歩くと
  潮が引き、岩に張り付いた青サ や 貝をとる人達の姿も~~~


   宮崎県の[青島]に似ている。

南国の日差しは上着をもはがし、真夏の服装に変させる―――


海上保安庁・航空隊・自衛隊の許可なしでは入れない所もあるので
 滑走路も民間のを互いに利用してるので、もう一つ出来るだろう~~
   とも、話していた。 それに
 
 返還される前は 米軍から年間800万円貰っていたのが
  今はゼロ。  何でも理想だけではメシは食えないのだ―――

 実際のところ、米軍使用に反対してたのは地元のものではなく
    まったく、他の地の人だったという。
 
 土地の人は、その土地から生み出すだけの産物や知恵が無いから
   放ってあるのに、反対するわけがナイ。
 
[瀬長島]を見ればわかる通り 何の活用もされてないのである と。

 空港まで乗ったタクシーでも、
原発の話から発展し、地元の声を代弁するドライバーと話が盛り上がり
   此の旅も終りに近ずきました。

    *        *        *

 久振りに早い帰りでワンコの風ちゃんだけが喜んで泣きながら
   飛びついて来た・・・ ただいま~~ぁ



 

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