6月27日(水)
大地のへそ と言われてた紀元前2000年頃のデルフィ
支配力の面でも、中心をなしていた・・・が 今はそんなイメージ
少しも残っていない。
その理由は、神託(神からのお告げ)があった為世界各国から
それを聞く為に捧げ物を持参したので 其の保存の為の蔵も沢山
ありました。
此の都市は、発掘以前のデルフィの町の下に在ったので
考古学者側フランスとギリシャの二カ国で金を出し合い
すべてのデルフィの町を現在の所に移して発掘していったのです。
御子と呼ばれる人に 将来を告げてもらうには、参拝し、
紙に質問を書いて、前日に渡し、翌日、本人の目の前で
よく判らない言葉で御子の話す言葉を通訳する人が居るのですが
どう解釈してもいいようにと、二つの答えを出していたそうです。
又、
沢山の寄付をすると待たずに出来るが、少ないと一・二ヶ月も
待たされた事も事実で、何時の世もこうした事は
まゆつば物ですね~~~
こんな謎かけ聞いた事があるでしょう??
;朝4本、昼2本、夜3本の、足を持つ動物は??
御子の此の問に、近くに居た1人の少年は、答えました。
『それは、人間だよ』 と。
答えられてしまった悔しさで、身を投げてしまいました って。
其の後、40分走って
オシオス・ルカス修道院へ、今も使用されてるギリシャ正教会系の
3回まで離婚が認められてる?? 聖書に反する教え・・・
(創世記 2章24節)
人は 父母を離れて妻に会い 二人一体となるべし
と、あるのに誰が、
いつ、何処でこのように変えてしまったのだろうか?
違ってる事に気付く人は、居ないのだろうか??
午後、170㎞かけてアテネへ。
ギリシャ138000平方㎞、日本の三分の一、人口1200万人、
アテネ人口450万人、観光客年間10000人、
小学校2年~3年で英語塾へ、
小学校4年から 必修となり
中学からは フランス&イタリア語は選択で 50点以下は落第。
語学の大切さを知ってるんだね。
ホテルは☆☆☆☆☆ 大きなジャクジー画部屋にあるし・・・
夕食はアテネ街を一望出来る高台のレストランで
ギリシャ流懐石料理(?)
種も多く、パンに付けるものだけでも8種、
ハンバーグ・マトン・豚・チキン等も大皿に大盛りで・・
デザートも アイスクリームだけで5種も・・・
2時間かけて頂く、 私は、食べないけど・・・・
6月28日(木)
今日はアテネ市内観光と 午後フリータイム、私は1人一日クルーズへ
送迎バスがホテルまで来て、パレオファリオ港をam8時30分出港
ボロス島迄3時間40分、船内ではバンドもダンスもあったり
カード遊びする人たちも居てあきない。
島では、40分上陸なので時計台まで歩く。
今日乗船の日本人は18名、
船内案内の洋子さんは、鷲尾さんと知り合いだったので、
親切に教えてくれるので助かる。
次のイドラ島まで 3時間半の間にランチ・タイム
同席した日本人の20代の女性・・・プー だというので、
『今遊んでるツケは必ず、回ってくるから 働ける時 働きなさい』
と 思わずいつもの調子で話してしまう。
上陸時間 1時間半、
16歳の時見た《イルカに乗った少年》
ソフィア・ローレンの映画は世界を知るキッカケになり、
今でも、あの名場面と曲もハッキリ覚えてる・・・・
其の時撮影した場所です・・・・えっ??ほんとう???!!
胸がキュンとなって《 イルカに乗った少年》の像の所まで走る__
青銅で出来ており、あの時の少年なのだろう・・・
緑色した海の中に 太陽の光に波の影がゆらめき、幻のような
イルカに乗った少年の姿とソフィア・ローレンが~~
: : :
pmエギナ島は オプションの人が優先で上陸し、神殿と教会へ。
pm6時10分出港、今朝の港着7時20分、
今日は全員で日本食へ、どんな物が食べられるのかな?
送迎バスの方に途中で下車させてもらい、シンタクマ広場で下車し
「風林火山」へ。もう皆は発注が終わってたが、ちらしを注文
焼きそば・冷やし中華・おしんこ・冷奴・チャーハン・日本酒など
皆自分の気に入った物を食べてるので 無口になってしまった。
ギリシャの街のシンボル、アクロポリスの丘のイルミネーションが
一段と輝いている。 明日は 帰国。
6月29日(金)
猛暑の為、ギリシャで5箇所山火事が起きてて、ベランダなど
灰がイッパイだと ガイドさんは言う。
空港へ向う山々が・・・
あの8日間の青い空は何処へ行ったんでしょうね~~ と言う位
今日はグレーに変わり、煙の為にかすんで見えます。
アテネ発ミラノ行きの便が欠航となり、5時間遅れのローマ経由で、
7月3日~下北半島ひとり旅に間に合えばいいので~~~
成田6月30日pm3時45分着。
私が
窓側の席なので、乗り越えて席を立つので隣席の夫婦が、
『南イタリア8日間の旅での一番のカルチャーショックだった__
何だかカマイタチに合ったみたいな~~~~』
とは、ご主人の言葉で
自分の前を横切った事も知らなかった__ と。
皆気持ちの良い方達で、とても楽しい旅ができました。
また、家で待っていた夫、機が遅れたことを知らず何度も
バス停まで行ってくれたそうで 御免なさい。
どうも、ありがとう。
* * *
次回は、下北半島の旅です。