魚河岸女将の地球探索(勝手に専務)

地の隅々まで 旅しながら ・・・

 終の棲家を探し・・・

   生きるって・・・

宮城県の島へ行ってきました。

2006-09-26 20:07:14 | Weblog
9月22~24日宮城県の島へ行ってきました。6日前に出掛けたばかりでしたが
 夫は気持ちよく出してくれました。 大人の休日の3日間乗り放題、指定席6回使用
 @12000円、   東京10時56分~仙台乗換え 仙石線の石巻で乗り換え
 石巻線で女川へ。 
  都内は曇っていたのですが 仙台に着いたら秋晴れ、澄み切った青空に秋風が
 心地よい。  石巻線も女川近くなると 浦宿辺りから、右手に海、貝やのりなど
 養殖してる漁場が 目に入ってくる、 真っ黒な瓦屋根のお城のような立派な家・・
 多分 水産会社の社長の家だろう・・・・。
   女川駅から歩くと10分ぐらいかかると聞き タクシーで港までとばす。
 私が 最後尾の客でした。17分で 出島・寺間港ですが、携帯電話を持たないので
 連絡する方法が無く歩く人に尋ねたり、車を止めて聞いたり・・・・・
   希少な人たちです 何人に出会えるか解らないのですから。
  『一番高いところにある家だよ~~』って指さすけど、階段と坂道が多く
 どこと何処がどうつながってるのか??皆目見当が付かない  それでもやっと
 民宿 いずしま に到着。
    凄いんだ~~~~眺めが良くって~~~
    だって 一番高いところに 建ってるんだもん。
   急な階段を ずーっトずーっト登りついた所の山の頂上に建ってるんだもの。
 
 『歩いて ここまで来られたの?  いや~すみません』
 だって 電話が無いし 途中誰かに聞きたくても
    ;声はすれども 姿は見えず ほんにお前は 屁 のようだ;・・・・・

 仕方ないから 地声で 山の中腹から誰も見えない民家に向かって
  『『民宿いずしまさんの家は どこですかあ~~~~』

 しばらく 反応が無い・・・とおもいきや 一軒のガラスが開いて
   右手で 山の頂上を指している・・・・声は届かないらしい・・・
 そこで 私___『この上の家ですね~~~ ありがとう~~~~!!!』

  訓練された 声だもの!!!   !魚河岸にいてよかった!!!!

 大きな船2艘持ち漁師をやってるが、 
  『一本釣りの魚と 網で捕った魚と同じ値で市場で仕切られる
        だから やってられない」」
  『今の人たちは マ二アルで養成されてるので どれも同じだと思ってる上
   魚の扱い方も知らない人たちが 現場に立ってる」と 私が話し
 良く 私の娘の婿さん エーちゃんが言ってたよ
  『お客が魚を選ぶんじゃねえヨ 魚がお客を選ぶんだ 手でさわんじゃねえ』って!!

 車で島内観光してくれたときの会話でした。
  
 周囲14キロ、人口500人ぐらい 内海なので台風でも余り影響が少ないし 出島湾 寺間湾
 が 両端にあり カキ わかめの養殖も盛ん、  小中学生で36人 教員ほか26名
 『子供が悪いことをしたら 殴ってもいい!』と言う 島の人達、 教員住宅も立派ですし
 島にいたらお金が残ってしまう と言う若い教員、 金曜日授業が終わると 土 日と
 島をでて 月曜日の朝 女川から出勤だって!!!
 
  昼寝もしたのにpm8時30分 ねむくって~~~~畳の上で寝てて気がついたら12時
 もう一度布団に入りam4時目がさめ 空を見ると 降ってきそうなほどの 星が・・・!!!
     空気が澄んでるんだね____
  下の階でお母さんが起きて支度を始めてる、 5時にはお父さんを車で送っていった。

 昨日は 車で巡ったので 今朝は歩いて反対側の寺間港~四子ノ崎、灯台・・1時間30分程で
 宿に戻る、 青空が広がり 快晴です。  いのししに 出会ったよ!! 逃げてったけど。

  ところで 夕食 素晴らしかった!!! 魚を扱ってる私が誉めるんだから  ほんと!!
     朝食も 活けいか ホタテバター焼き 秋刀魚の塩焼き 暖かい出来立てだよ!!!
 夕食は ここに書かないで置く    聞きたい人は メールでお答えします。
   これで 一泊 6000円は安すぎる!!!
 
  島の外周を見たいので 出島港まで送っていただき 江島行きの船へ乗る。往復で買ったけど
 途中下車 ということで@300円 別に 徴収されたが この船も別の会社が止めてしまったので
 今は 地元の人が 第3セクターとして経営してるけど 気象 波の高さなど敏感になって
 欠航が多くなるため 運営が厳しくなってる って話してた。

  周囲3,7キロ 女川から13,8キロ南東にあって断崖に囲まれ 急傾斜地に階段状の
 集落があり 南三陸金華山国定公園として 指定されている。  が 地図を片手に
 歩いても 店も人にも出会わない、   港で出会った人が
     『大黒やさんに行けば・・・・』と聞いていたけど 残念!!
  お彼岸で本土へ 墓参りに行ってるそうだ。
 3時間半も時間があるのに、トイレも使いたいし ・・・結局、開発総合センターに
 無断で入って 湯を沸かしお茶を頂き テレビを見て 船の到着時間を待ち
  始めは許可無く入室したのでドキドキしてたのが 経過とともに 気が楽になって
  ウトウト・・・・・zzzzzz

Pm1時36分の船で 女川へ。 
  帰るときメモを置いてきました.  住所 氏名 ・・・と 「ありがとう」 って!!
 
 女川駅に隣接する;ぽっぽのゆ;温泉施設@500円 岩盤欲もあって気持ちがいい!!
 今夜の泊りは石巻のビジネスホテルなのでゆっくり食事して帰ってもいいと考えてる
 Pm5時49分発で   人影もまばらな駅前 日暮れていく家路や海____
   昔は こんな風景を見ながら 『かえるが鳴くからか~えろ』 といいながら 
    家路に着いたっけ・・・・
Pm6時23分 ホテルまで歩いて5分、 今日一日 これでお終い。
  静かで ゆっくり休める。

             9月24日(日)
  今日も9時間も寝 目覚めた窓の外に 秋晴れの青空が広がってる。
台風の影響など感じさせない。 朝食@500円 済ませam7時55分徒歩で
網地島ライン船着場へ。20分ぐらいって言ってたけど30分もかかり
早く出て来てよかった。 中の瀬には石ノ森萬画館の立派な建造物があって
漫画やアニメの好きな人達は 一日 楽しめそうですよ。

 予定では鮎川からバスで帰るつもりだったが 同じコースを戻るので
カバンを預かってもらって身軽に。 Am9時 田代島へ
  周囲11,5キロ、仁斗田港から徒歩15分 小高い丘の上に
 漫画ランドがあるが 私は好きじゃないから 見送り。

  次の島は網地島(あじしま) 周囲20,7キロ 人口400人位
 ブルーライナー船から降りたら町民バスが来てたので 『乗れるんですか?』
 『どこまでいくのけえー』 『島を一周したいんですけど・・・』
 『ああーじゃあこれがいいべえー』
  半周‘200円 休日は3回しか走らせない と聞き 直ぐ時間をメモし
 どう行くのか? どう走るのか?解らないけど 地図を広げ一番先に
 長渡のドワメキ崎にある灯台へ、 昨日の江島のように店が無かったら・・
  と お茶1本だけ手に入れてから 歩き出す。

  よく整備された道を 約20分 赤と白の縞模様の余り大きくない灯台が
 左手には 金華山、前に太平洋、・・・台風の影響で波がとても高く
 ブルーの壁が陸に近ずき 岩にぶつかり 粉々になって真っ白な波が 潮が
 舞い散る。
     私一人しかいない____。波と風の音ばかり_____。

  ここで12時50分まで時間をつぶせないので am10時45分のバスで
 網地港へ戻ろう__後8分しかない!!果たして間に合うだろうか??
 汗をかき・・・駆け足を止めずに走る・・ウーン ギリギリセーフ!
  客は釣り客の若い男性3人、と私の4人 来たときと違う海岸線の入り江を
 右へ左へと走り 白浜海岸センター到着で、全員下車させられる。

     pm1時44分の船が来るまで 自由散策????
 1739年ロシアの黒船3隻が水と食料を求めて上陸したときの総司令官
 ベーリングの像、伊達藩の砂金採掘跡、等など・・浜辺でのんびり書き物を
 して、ランチは(スナック渚)、おばあちゃんが一人で営業してて
 工事の人2人と私の3人が お客 皆 ラーメンを注文
  昨日のように何にもない島でなくって よかった!!!よ

  食後 pm1時まで昼寝させてもらってから 港へ。

  石巻港pm2時45分 タクシーで駅へ 間に合わないかも・・・って
 船付場の事務員さんが言ってたので心配だったけど、彼女も預けてあった
 カバンを気を利かせて タクシーまで運んでくれたのもあって 3分前に
 到着、指定席を取ってあるので キャンセルの手続きを窓口に行かずに済み
  助かった!!!

  仙台駅で新幹線に乗り換える時間まで40分取っておいたのは・・
 駅に お気に入りの店があるのよ!!!    すし 寿司 鮨だよ~~
  立食いだけど 品種も多く シャリも小さく 20貫以上食べて
 ビール2本飲んで @4500円は安いし 美味いし 
 小さい店だけど 私  大好きなの ここが!!!

   Pm4時54分 指定席に座り 2泊3日のたびも終わる。

 秋のたびは 三陸 最高だね!!! 魚介類も豊富だし。