隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

土屋隆夫

1999年11月01日 | 著者
土屋隆夫 ツチヤタカオ
(1917-2011)長野県北佐久郡立科町芦田出身。中央大学法学部卒業。
大学を卒業後、化粧品会社(ミツワ石鹸)、映画配給会社宣伝部に勤務した。第二次大戦後、郷里の長野県に戻り、小劇場の支配人を勤めたのち、立科町立中学校の教諭となる。 江戸川乱歩の評論「一人の芭蕉の問題」を読んだことがきっかけで推理小説の執筆を志した。
文学への関心が高く、デビュー以来論理的な謎解きと文学性の融合を目指した作品を書き続けた。また、「芥川龍之介の推理」や「泥の文学碑」、「川端康成の遺書」など、実在する文学者・文学作品を題材にした作品もある。
複数の作品に登場する探偵として、東京地検の検事・千草泰輔がおり、「千草検事シリーズ」となっている。千草の周囲を固める登場人物として、警視庁捜査一課の刑事・野本利三郎、同じく捜査一課の大川警部、千草付きの検察事務官・山岸がいる。
創元推理文庫で『土屋隆夫推理小説集成』全8巻が刊行された。
2011年11月14日、心不全のため長野県佐久市で死去。94歳没。

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作 品 名 形式
0112 危険な童話 長編
0578 不安な産声 長編
0687 奇妙な招待状 短編集
0727 物狂い 長編
0728 動機と機会 短編集
0740 死者は訴えない 短編集
0841 午前十時の女 短編集
0885 針の誘い 長編
0983 影の告発 長編
1054 泥の文学碑 短編集
1596 私は今日消えて行く 長編

 


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