隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

0740.死者は訴えない

2006年07月14日 | 短編集
死者は訴えない
読 了 日 2006/07/14
著  者 土屋隆夫
出 版 社 光文社
形  態 文庫
ページ数 281
発 行 日 1991/04/20
ISBN 4-334-71317-3

 

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者の「推理小説作法」で自作を例にとって解説されている6篇を収録してある。
著者は、デビュー当時から一貫して、本格推理と人間ドラマの融合を目指している。本書は表題作を初め4篇を、裁判の誤審をテーマとして、誤審によって不幸を負わされた悲劇と、裁判官への警告を示している。

 

 

初出一覧
# タイトル 紙誌名 発行月・号
1 判事よ自らを裁け 宝石 昭和35年12月号
2 死者は訴えない 探偵実話 昭和31年9月号
3 奇妙な再会 宝石 昭和33年12月号
4 縄の証言 別冊宝石 昭和42年4月号
5 愛する 宝石 昭和29年10月号
6 美の犯罪 PL青年 昭和39年12月号

 

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