流浪の月 | ||
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読了日 | 2021/11/10 | |
著 者 | 凪良ゆう | |
出版社 | 東京創元社 | |
形 態 | 単行本 | |
ページ数 | 313 | |
発行日 | 2019/08/30 | |
ISBN | 978-4-488-02802-2 |
れる春場所と言われる大相撲が3月27日に千秋楽を終えて、新関脇の若隆景が優勝の栄誉に輝いた。
過去何度も優勝直前までのチャンスを逃していた、好敵手の平幕高安は今回も若隆景のしぶとく、相撲攻守ともいえる戦術に惜しくも優勝を逃した格好だ。
これで来場所は好むと好まざる(ことは無いだろうが)とを問わず、若隆景は上位である大関を目指すチャンスの場所となり、今場所休場中の横綱・照ノ富士も登場?するから、新たな魅力に満ちた大相撲夏場所となるに違いない。楽しみに待つとしよう。
時々寒の戻りかと思う肌寒い日があるが、スポーツの世界はいよいよ春本番という時期が来ている。僕の好きな女子プロゴルフは、先週第4週を終えて早くも西郷真央プロが開幕戦に続いて、2勝目の栄冠に輝いた。
アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2022は天候不良のため、2日目が中止となり、36ホールの戦いとなり、ファーストラウンド7アンダーで首位だった鈴木愛選手は、最終日イーブン72でトータル137と3位タイに終わった。
前期は上位に姿を見せることが少なく、資生堂 レディスオープンの1勝に終わっていたから、今期の活躍を期待していたのだが・・・・。勝負は時の運(もある)仕方がない。
センバツ高校野球が終盤戦になって、ベスト4が次々と決まっている。我が木更津総合は残念だが、25日大阪金光に4—3で敗れた。その大阪金光は準々決勝で滋賀の近江に9―1で敗れ、ベスト8にとどまった。関東勢では、国学院久我山が星陵を4-2で下し準決勝に臨む。
新聞や雑誌その他で何度も目にするタイトルは、次第に気に合って読んでみようかという気になる。僕は書評などはそれほど気にしないたちだと思っていたが、読書好きにとってはやはり世間の評判は、気になるものだ。
ということで何回か図書館の貸し出し状況を見たが、人気が高くその都度貸出中の表示が出ており、借りることが出来なかった。地方の小さな図書館は蔵書の数量も少ないから、順番が回ってくるまで時間が掛かるのが難点だ。
以前は発売前にAmazonなどで図書データを確認して、予約カードを自分で印刷して提出するなどしたこともあったが、最近はそうした準備も面倒になり、予約の順番が来るまでゆっくりと待つことが多くなっている。
この本もようやく順番が回ってきたが、僕の後にもまだよやくを待つ人は少なくない所を見ると、人気の高さが分かる。
本当は、僕の理解力が少し高いようなら、新聞雑誌等の書評や読者の感想などで、内容を類推出来て読もうかどうしようかを判断するのだが、特に最近は何しろ読んだとしても、理解できないことも多いくらいだから、そうしたことで判断することはしていない。
容を忘れて、主人公の名前もどんな人物かももちろん分からなくなっているから、もう一度図書館にオンラインで予約をして借りてきた。自分では認知症予備軍などと思っており、ここにも同様の事を何度か書いているが、いよいよ予備軍から本物になって来たのかと、半分恐れる気持ちが湧いてきている。
しかし、本物になればそうしたことは自分では分からないのだから、まだ本物ではないのだろう。と、少し安心する、が、終わりの方を少し読んだら、何とか思い出してきた。そんなことは珍しい。普通読み返したりするときは、前に読んだ内容を思い出せないことが多く、1冊の本で2度楽しんだ、などと負け惜しみを言ったりすることが多いのに。
少し思い出したことに従って書くと、世の中は分からないことが多くて、分からないままいろいろと分かったようなことを言ったりする人が多いのだということが、今頃わかってきた。
いや、それで内容を思い出したと言えるのか?と、言われそうだが、その内容をここで書くことは、ネタバレになってしまうから、詳しくは書けないのだ。この本を読んだ人はそういえばわかるだろう。
事件の犯人と目されている青年と、被害者とされている少女の詳細は、なかなか世間一般には理解されることが無いだろうが、そもそも事件そのものが事件として成り立っていないことが、理解されないということに、やるせない気持ちを引き起こすのだ。
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